「声がキャリアを左右するかも？」
英語の映像ニュースから
こんにちは。
スキルアップコーチの安達です。
英語を話しているときに
相手から聞き返されて
「自分の発音が間違っている
」
「もしかして文法が正しくない」
「変な言い回しをしている」
などと思ったことはありますか？
実は、原因はあなたの英語ではなくて
「ただ、話し声が小さくて
相手が聞き取れなかった」
という場合が多いのをご存じですか？
日本語だってボソボソ話していたら
相手から聞き返されますね 
。
英語だって、声が小さいと
当然相手から聞き返されます 。
だから、英語を話していて
相手からよく聞き返される
と思ったら
大きな声ではっきり話すよう 
心がけてみてください。
自分の言いたいことを
相手にわかるように伝えることが
コミュニケーションの基本の１つ
ですから。
さらに興味深いことに
話し声が高いか低いかも
コミュニケーション力に
そしてキャリアにも
影響を与える場合が
あるようです。
あるリサーチで
Voices affect our income
（声が収入に影響を与える）
可能性があることが
確認されています。
米国の792人の
男性CEO（最高経営責任者）
を対象にした調査によると
低い声（152ヘルツ）のCEOは
それをより高い声のCEOよりも
収入が約18万7,000ドル 
多かったそうです。
さらに企業価値で比較しても
低い声のCEOの企業は
高い声のCEOの企業よりも
企業価値が平均4億4,000万ドル
大きかったそうです。
（残念ながら、リサーチ当時
女性CEOが少なかったので
女性は対象になっていません 
）
この他の多くのリサーチからも
低い声は次のような
印象を与えることが
わかっています。
Competent
（能力がある）
Persuasive
（説得力がある）
Confident
（自信がある）
Trustworthy
（信頼できる）
これを知ったら
ちょっと低めの落ち着いた声で
話してみたい気になりますね 
。
ただ例外ももちろんあります。
たとえば
アブラハム・リンカーンの声は
細くて高い声だったのですが
彼が人並はずれた
言葉の力や優れた判断力を
持っていたから
人々が信頼を
寄せていたと分析されています。
人として信頼を得るには
低い声も大切ですが
それ以外の要素も
重要だということでしょう。
でも声の効果を試さないのは
もったいないです。
次に英語を話すとき
はっきりと大きな声で話し
ちょっと低めの落ち着いた
トーンにしてみてください。
人に与える印象が変って
新しい展開につながるかもしれません 。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
引用元： BBC.com, June 6th, 2018, “Does the way you speak reveal how much you earn?”
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