持ってみると非常に軽く、何も入ってないような感じでした。
箱を開けてみると、下の写真のようにエッジが入ってました。

DS-1000のエッジは繊維に樹脂を裏からコーティングした素材で出来ているようです。今回スピーカーのウーファーを外してみてわかりました。
このエッジの裏に塗布している樹脂が硬化するためにエッジがカチンカチンになってしまうようです。要するにダイヤトーンはウレタンエッジでを使うことを止め繊維を使用したということです。これはウレタンエッジが数年で硬くなりその性能を維持できないという実験結果にもとづいてのことだろうと推測します。
エッジはファンテック社が販売しているものを購入しました。ホームページにエッジの交換はスピーカー修理中でも難易度の低いもので初心者の方でも当方の指導(交換手順と実例写真がついてきます)で難なく交換されています。とありましたので購入に踏み切りました。
これは、ファンテック社で販売しているDS-161、DS-500用のエッジですが
このリンクをたどってホームページに行けば、DS-1000用のエッジが見つかります。
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ダイヤトーンDS-1000用のエッジは人工革製です。人工皮だとほぼ半永久的に持つようです。他社のものでナイロンと合成ゴムを合わせたものや表が人工レザー裏が布製のものなどもあるようで、どちらも耐久性は高いようです。ただ、この2社はウーファーを送らないといけないので、修理代が2台で4-5万円かかってしまいますので、私のように金をかけたくない場合は無理です。
確かに頼んだ方がキレイにできます。でも、仕上がりが多少悪くとも音には差が無いようなので時間があれば自分でエッジ交換をすることをお勧めします。作業内容は次回書きますが、最初に思ったほど難しくはありませんでした。わかってしまえば、誰でもできます。
それでは次回の記事をお楽しみに・・・。