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ぶらりぷらり気になる雑記帳

気になるニュースや記事を取り上げています。

待ちに待っていたエッジが到着しました。
持ってみると非常に軽く、何も入ってないような感じでした。
箱を開けてみると、下の写真のようにエッジが入ってました。



DS-1000のエッジは繊維に樹脂を裏からコーティングした素材で出来ているようです。今回スピーカーのウーファーを外してみてわかりました。
このエッジの裏に塗布している樹脂が硬化するためにエッジがカチンカチンになってしまうようです。要するにダイヤトーンはウレタンエッジでを使うことを止め繊維を使用したということです。これはウレタンエッジが数年で硬くなりその性能を維持できないという実験結果にもとづいてのことだろうと推測します。


エッジはファンテック社が販売しているものを購入しました。ホームページにエッジの交換はスピーカー修理中でも難易度の低いもので初心者の方でも当方の指導(交換手順と実例写真がついてきます)で難なく交換されています。とありましたので購入に踏み切りました。

これは、ファンテック社で販売しているDS-161、DS-500用のエッジですが
このリンクをたどってホームページに行けば、DS-1000用のエッジが見つかります。
Diatone ダイヤトーン DS-161, DS-500 用エッジ.Y07

ダイヤトーンDS-1000用のエッジは人工革製です。人工皮だとほぼ半永久的に持つようです。他社のものでナイロンと合成ゴムを合わせたものや表が人工レザー裏が布製のものなどもあるようで、どちらも耐久性は高いようです。ただ、この2社はウーファーを送らないといけないので、修理代が2台で4-5万円かかってしまいますので、私のように金をかけたくない場合は無理です。

確かに頼んだ方がキレイにできます。でも、仕上がりが多少悪くとも音には差が無いようなので時間があれば自分でエッジ交換をすることをお勧めします。作業内容は次回書きますが、最初に思ったほど難しくはありませんでした。わかってしまえば、誰でもできます。

それでは次回の記事をお楽しみに・・・。



アンプをサンスイα-607NRAに変更してからスピーカーダイヤトーンDS-77HRXの低音がブーミーなのに悩み、ウーファーのエッジ交換を考えましたが、あまり良くならないようです。


そこで意を決して、ダイヤトーンDS-1000の入手に踏み切りました。入手はヤフオクでしか手に入らないので、程度の良いものを探し続けました。そうしたら、ありました。


個人使用でシステム更新のため、手放すことにしたというAさんです。おまけとして1980年代のダイヤトーンスピーカーカタログそしてDS-1000の使用説明書です。このカタログにはシビレました。当時の思い出が矢のようによみがえりダイヤトーン全盛時代の頃が懐かしく思い出されました。当時、確かDS-38Bとサンスイ607を購入した記憶があります。


もっとも、この年代のスピーカーはどれもエッジが硬くなっていることは当たり前でしたので、後日エッジ交換をすることを前提としました。


エッジはファンテックという会社で多数そろえていて、その中にDS-1000がありました。また、DS-1000ZやDS-1000ZX、あるいはDS-2000シリーズのエッジはリストにないので、DS-1000を選んだ理由もこれにありました。


年末にDS-1000を落札しましたが、最後まで苦労しました。
競合相手が2人いて、締切ぎりぎりまで粘りゲット!


音は素晴らしいの一言です。
これまで聴こえなかった音が聴こえ、低域の量感もDS-77HRXをはるかに上回り、今持っているα607-NRAとベストマッチングでした。中域もツヤが乗り、音が生き生きとしています。エッジが硬いので低域の下の方が少しブーミーですが、それでもこれだけ低音が出るのですから素晴らしいスピーカーです。

エッジの交換すると低域が締まり、中音から高音までのつながりが良くなるので、さらに輝きを増すでしょう。エッジはすでに注文しましたので明日以降届くだろうと思います。



サンスイα607NRAを購入して2週間くらい経ったが、音に耳が慣れるのが
早いこと、早いこと!
あれほど新鮮な音に聞こえたのが、もういつものように聴きなれてしまっています。
そのため、今度はスピーカーのアラが目立ち始め、もう少し低音が滑らかに
聞こえてもいいはずなんだが・・・。

というのも、大館のK7s電機でふと何気に聞こえてきたオンキョーのコンポから
聴こえてくるスピーカーの音がたまらなくリアル感が良いのに驚いてしまいました。
それまで、あんな風に聴こえたことはなかったのですが・・・。
要するに、スピーカーの音のつながりが良かったんですね。

ダイヤトーンのDS-77HRXは製造が1988年ですから、すでに25年経っています。
ウーハーがそれほど傷んではいないとは行ってみても、ウーハーエッジを押すと
やはり固いです。完全に固くなっているわけではなく、押すとへこんで戻ってくる
弾力性は残っています。
しかし、聴いていても低音の詰まったような感じとピークが二つあって低域のある
部分から低波長域がストンと落ちているような印象を受けます。
アンプの駆動力が増したので、よけい目立つようになったのかもしれません。
低域は以前より出ていますよ!でもちょっとね・・・。

こうなると、スピーカーをメンテ修理に出すか、あるいは新品を買うか
それとも、程度の良いJBLの比較的新しい中古を探すか、はたまたダイヤトーンの
メンテ済みと言うスピーカーを探すかですね。
良いものを手に入れると、さらにいい音が聴きたくなるというものです。
困ったもんですね。


今日は歌謡曲を聴いてみた。
素晴らしいの一言です。スピーカーは変えてないもののアンプだけで
これほどの違いを見せるとは!

布施明の古いレコードを聴いているが、これまで聞こえなかった
布施明の歌うときの息遣いまで聞こえてきます。
声の抑揚の幅が広がり、まるでそこで歌っているようなリアル感が
迫ってきて気持ちがいい。
おそらく、ダイナミックレンジが広がったのと、音の立ち上がりがシャープに
なり、ピアニッシモからフォルテシモまでの変化があっても一気に音が立ち
上がるのでリアル感が増すのだろう。

また、かといって音が細くならず、適度の音調がある。
ただ、ボリュームは少し上げてやる必要はあるようです。
時計の針で10時から11時くらいがこのアンプに適しています。
しかし、音量をあげても以前のD707GExtraのように音だけが大きく
聞こえてくるわけではないのでうるさくないです。
これが高級アンプの特徴です。ラックスマンもそうでした。

ラックスマンはものすごく優雅な音を出しますが、α607NRAのような音の
立ち上がりに欠けるので、ダイナミックな響きが得られず、全体として
おとなしい印象を受けます。そのため、音はいいけれど迫ってこないという
迫力感が少ない音です。
また、ダイヤトーンのスピーカーの影響もあるだろう。

昔購入したDS-38Bではこのような音は出ていなかった。
音はものすごく正確できっちりしている。しかし感情のない正確さなので
つまらない音です。

DS-77HRXは高域に独特のキャラクターがあり、音離れの良い音です。
ダイヤトーンの技術者が話した逸話によると、ダイヤトーンのスピーカー
はどうしたら音を前にせり出したように聞こえさせるかと言う点に工夫が
あり、スピーカーの音離れの良さと同時に前方に向いた音になっているという。
後期のダイヤトーンはそこに工夫があるようです。

これをダイヤトーン(現三菱エンジニアリング)では以下のように説明している。

1.音の前後感演出
市場で大勢を占めているスリムトールボーイ形のキャビネットを有するシステム
はどちらかと言えばスピーカーの後方に音場を創り出すことが得手ですが、前方
に現出させることはまず出来ません。
実はDIATONEでも同様で、特にドーム形中音ユニットを使用する場合になかなか
うまくいかなかった経験があるのです。DIATONEの設計者達がオフタイムでも必ず
話し合うテーマでありました。「どうやったら前も後ろも演出できるのだろうか」
実は長年の宿題とも言うべき内容なのでした。
ホーン形スピーカーは音の前方向への「飛び」は抜群ですが、後方は苦手です。
そこで直接放射型のドーム形スピーカーを用いながら前方に少しだけ負荷をかける
フロントロードを採用しました。これは次の「 2.音響負荷 」に関連します。

2.音響負荷
ドーム形中音ユニットは小さめから通常の音量の際には破綻無く再生出来ますが、
特に大きな音量になると入力された電気のエネルギーを空気の振動に変換しきれな
いような音の傾向になりやすく、あえて言えば振動板に音がへばりつくような感じ
に聞こえていました。さらにドーム形ユニットは同様の理由からか金管楽器のホー
ンの再生が不得手で「らしさ」が出難かったのです。
結果的に特性としては元来指向性の広いドーム形スピーカーにフロントロードを
加えて指向性をやや絞込み前方への音放射を優先することにしました。
http://diatone.mee.co.jp/community/eng.html


こうしたことがダイヤトーンの音作りの基本になっているようです。
できれば、受注生産のDS-MA1を一度は試聴してみたいものです。
ただし、2台で210万円するので、購入は厳しいでしょう。






昨日から連続して聴いているアンプサンスイα607NRAの音だが

1.聴き疲れしない。そのまま流し聴きしていても全く嫌な感覚がない
2.ジャズがものすごく良い!臨場感に加え、ピアノの音がものすごく
 リアル感が増したので、その場で聴いているようです。
3.ボーカルも音が広がり耳あたりが良い

などと思わぬ拾いものをしたと思っています。

オーディオショップの話だと、ビデオサウンドで他の機器に交換して
不要になったので引き取ったのだとか・・。
国道7号線片山のすき家向かいauショップの隣にあるセカンドストリート
にもオーディオ中古品があるが古い割に高いものが多く購入に踏み切れない
商品が多い。
先日行ったときにはヤマハのNS-1000Mが29,800で売っていたので買おうか
と思ったが、数日後に居行ったら、34,800に値上がりしていたので止めた。
ダイヤトーンのDS-700Zも24,800で置いてあったが、こちらはウーハーの
エッジが超硬くなっていたので、買わない方が良いでしょう。
そのほかにマッキントッシュのアンプやマランツのアンプもあったが古く
かなり高めなのでこれも見送り。全体として良いのがないです。

ビデオサウンドには何台かのスピーカーが置いてあるので試し聴きができる。
おまけに修理士の資格もあるようなので、壊れた場合でも簡単なものなら
修理してもらえるでしょう。
サンスイのα607NRAと言っても、15年前のものなのでいつ壊れるかわかりません。
沿いう点では安心です。購入店だからアフターも気軽に頼めそうです。


ともかく、音がこれまでのサンスイのベールを一皮も二皮も剥けたような印象
です。おそらくラックスマンのアンプにかなり近いだろうと思いますが、昔の
ラックスマンのような柔らかさも兼ね備えています。
しかし、1970年代から80年代のサンスイの音と比べると硬いかもしれません。
ただ、そのかわり前回書いたように音がスッキリしないのです。
往年のサンスイサウンドを知っている人なら、そちらの方が良いという人が
随分いると思いますが、ヤフオクなどでは売るために説明を誇張しすぎて
いるような気がします。たいてい、α607NRAの音が良くないという評価です。
その評価の割にセリ値がかなり高額です。値段と音質評価がリニアではないです。

それと、以前のD707-G Extraはボリュームを上がるとやたらうるさいだけでしたが
α607NRAは音を高くしてもうるさくなく、音のリアリティが増していきます。
そういう点でもほぼ高級アンプに入るもので、もしサンスイが今でも残っていたら
サンスイ、アキュフェーズ、ラックスマンと日本の3大オーディオメーカーとして
名をはせていたでしょう。それだけのものがると改めて思いました。

それではまた


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