節分に巻き寿司を食べる習慣は、いつ頃から始まったのでしょう。
また、日本全国で巻き寿司を食べる習慣があるのでしょうか。
調べてみると、おもしろいかもしれませんね。
さて、いつの頃か記憶ははっきりしませんが、
ある決まった方向を向いて、巻き寿司をかじるといい、
という風習がかなり広がっていますね。
恵方巻きといって、今年は、東北東の方角が恵方だったとか。
3日のお昼ごはんを食べていると、
わたしの方をじっと見て巻き寿司にかぶりついている方がいました。
わたしは、自分が何かおかしなことをしているのかな、
自分の顔に何かついているのだろうかと、
やや不安になりましたが、
すぐに、あ、恵方巻きをかじっているのだと気づきました。
でも、その方から見て、わたしの方角は、南西でした。
今年の恵方から言えば、ほぼ180度、反対の方角です。
言ってあげてもよかったのですが、
そのまま何も言わずに、わたしは店を出ました。
その方は、恵方だと信じてかじっておられたのですから、
その方向が、その方にとっての恵方だと思ったからです。
夢のないことを言いますが、
本人がそう思っているのなら、どちらの方向を向いてかじっても、
その方向が恵方になると思うからです。
やっていることが根本的に間違っていたらダメでしょうが、
「縁起のいい方向だと思う方を向いて、巻き寿司をかじる」
これは、はずしていませんからね。
恵方巻きに限らず、これは、日常生活のいろんな行動に当てはまります。
また、ビジネスにも当てはまります。
やっていることが的を外していなければ、
人から見たら全然違うことをしていても、
信じてやり続ければ、それはきっとうまくいきます。
正しい知識を持って、
信じてやり続けること
が大切ですね。