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この気持ちは一体どうしたことか…。抑えきれない渇き、こみ上げる衝動。

お刺身が食べた~いっ!


一度このスイッチが入ってしまうともう手がつけられない。刺身以外のモノは、どんなに美味しいものでも、例えそれが最高級の牛肉だろうと僕のイヴクロは納得しないし、僕は生の小麦粉をほおばったやうなイヤな顔でソレを食べるだろう。断言しよう。その場にあなたがいたら必ず不快な気分になる。

しかしそんなことは僕の望むところではないので、今日はどうしても刺身を食べなくてはならないのだ。


クォリティーにさえこだわらなければ、刺身なんかドコでも食べられる。チェーン店の居酒屋さんだっていいのだ。日本酒でも飲みながら、何種類か注文して、飽きたら肉なんかも食べて気の済むようにすればいい。…だが今日のこの気持ちはちょっとチガう。酒とサカナのプロセスを楽しむ余裕はない。もっと性急なモノだ。ガッと用意してガガガッと喰らいたい。


というワケで近所の超マーケットへ。目に付いた刺身を手当たり次第にカゴに放り込み、精肉・青果は完全スルーでレジに直行。家に帰ってサクの刺身を切る、斬る、KILL!
さぁ、食べるぞ。出来るだけ乱暴に、ガバッととってドバッと醤油にブチ込んでバクッと流し込むんだ。

うーん、何たる充足感。飲み込んだそばから僕の血肉となって体の隅々まで運ばれていくのを感じる。一気に100倍くらい強くなった気がする。
…やっぱり海の食べ物は馴染むな~。ジョナサンの肉体ぐらい馴染むぞ。僕たちみんな海から上がってきたんだもんね。ありがとう、海。



フードプレイなんて言ってても、こんな時もあります。プロセスなんて無視して、なにも考えずに食べたいものをただただ食べる。一応用意したビールもイマイチすすまない。わーい、なんかケモノみたーい!

グフッ、ナマノサカナ、オレ、クウ。グゲッ。



…とかいいながらもしっかりサイドメニューまで用意しちゃうのは職業病かしら?うふふ。

こんな気分で刺身を食べるのもたまにはいいものです。是非。
ふぅ、プリミティヴな満足。



今夜の一杯
海×一応ビール