こんにちは。アダチマです。
私には、小学生の子供が二人いるのですが、上の子(長女)の話をします。
彼女は、小学校に上がる前からずっと、ちょこちょこ手作業で何かを作るのが大好き。誕生日のカードとか、祖父母に出す手紙の便箋とか、何でも手作り。私が使用許可を与えている材料を使って、勝手に作っています。まあ、お小遣いを渡していない、というのも有りますが(笑)
宿題は時間があっても後回しですが、こういう「好きなこと系」は、本当にスキマ時間を使って、ちゃっちゃとやるんですよね。毎回、感心します。幼い頃は補助が必要でしたが、今は勝手にやっています。材料と道具の許可、作業時間と作業場所の許可。もう高学年なので、こちらの与えた条件内であれば、自由にやっていいことにしています。
それに、有り難いのが、最近では市販の子供向けの手順書などが秀逸なこと。写真を交えて、材料の揃え方から作業時の注意点まで、子供向けにうまくまとめられたものが、たくさん出版されています。毎年、夏休みの自由研究向けに、書店の児童書コーナーにも、この手の本がたくさん並びます。
さてさて、そんな訳で、今回も材料の準備から完成まで、本を見ながら全て自己完結で、私にブレスレットを作ってくれました。
作業途中で、作品を見せて色の好みを聞いたり、私の手首のサイズを測りに来たり、とその辺りも手慣れたものです。
今回も、9割仕上がったところで意見を求めてきたので、
「キラキラで綺麗だけど、薄紫が入っていると、ホテルの売店で売っている携帯ストラップみたいな感じがちょっとする。おばあちゃんが買いそう、っていうか。何かちょっと、ひとひねり欲しいなぁ。このママが好きそうなポイントを、ちょこっと混ぜてほしい。」
・・・と、大人気ないコメントをぶつけてみた。かつて私が働いていた服飾雑貨メーカーで、販促企画の私のボスがデザイナー達に修正を出していた、ほぼそのままみたいなコメントですが。。。
すると、小学生の彼女なりにも、何度かあれこれ作り変えて試行錯誤。
で、出来たのがこちら。
サイズ(手首周り)だけ、ちょっと大きめなんだけど、なかなかの仕上がり。母、気に入っております。
子供が作ってくれたものをそのまま全て受け入れて、「まあ、素敵!気に入ったわ、ありがとう」でもいいんだけど。(普通はそうするか。笑)でも、
うちのママは本当にいいと思った時しか褒めない
と彼女自身も分かっている。
だから、あえてそこに挑戦してくるんですよね。凹んだり、ムッとしながらも。簡単に「OK」や「Yes」をもらって安心しない、というか。
カキオクキオク
アダチマ