遺体が見つかった部屋の鑑識作業に入る捜査員ら=22日午後3時41分、神戸市中央区中山手通6
神戸・冷凍庫から損壊遺体、死亡推定時期は2011年 身元は元住人の男性 胴体で切断、殺人視野に捜査
神戸市中央区中山手通6のマンション一室で冷凍庫から損壊された成人男性の遺体が見つかった事件で、兵庫県警は22日、死体損壊・遺棄事件と断定し、生田署に捜査本部を設置した。捜査本部によると、男性は元住人で職業不詳の西口豊さん(1969年1月生まれ)と判明。約15年前に亡くなったとみられ、殺人容疑も視野に捜査を進める。 【捜査本部との一問一答】「身元は身体の特徴から特定」 神戸・冷凍庫から損壊遺体
司法解剖などの結果、死亡時期は2011年12月ごろと推定されている。死因は不詳。遺体は胴体部分で切断され、上半身と下半身がそれぞれ別の袋に入っていた。死後に切断されたとみている。遺体はTシャツとトランクスだけを身に着け、傷みが進んでいた。
冷凍庫は幅94センチ、奥行き53センチ、高さ87センチ。上ぶたを開閉するタイプだった。発見時、冷凍庫は電源が入っていなかった。捜査本部は冷凍庫が持ち込まれた時期や経緯を調べる。
捜査関係者によると、現場は分譲マンションだが、遺体の見つかった3階の一室は現在、賃貸物件となっている。
マンションは4階建て。署によると、住人から「異臭がする」という連絡を受けた管理会社が19日午後、署へ通報。20日正午過ぎ、部屋に入った警察官が遺体を見つけた。
玄関は施錠され、冷凍庫は玄関を入ってすぐの場所に置かれていた。切断に使った可能性のある道具は発見されていない。 事件当時、1階の集合ポストにあるこの部屋の郵便受けは封筒やチラシなどであふれていた。
県警は22日も現場検証や鑑識活動を継続。冷凍庫を証拠品として押収し、夕方に運び出した。
現場はJR元町駅から約700メートル北西の住宅街。
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