満足度の高いプレミアムなおにぎりが増えている。(画像:生成AIにて作成)
コンビニ各社が「完結おにぎり」を定番化 その背景と今後の展望は
コンビニのおにぎりが、これまでとは異なるフェーズに入っていま
す。従来の「安くて手軽な軽食」というイメージではなく、コンビニ各社のおにぎりは「高価格帯」「ボリューム強化」といった「プレミアム化」の傾向が顕著になっています。そして今「完結おにぎり」と呼ばれる、新たなアプローチのおにぎりに注目が集まっています。
「完結おにぎり」とはどのようなおにぎりなのでしょうか。なぜ高価格帯のおにぎりが売れているのでしょうか。その背景と今後のコンビニおにぎりの展望について考えます。
ココがポイント
1個で満腹「完結型おにぎり」が定番化か
出典:FNNプライムオンライン 2026/2/14(土)
高級化する「コンビニおにぎり戦争」
出典:FRIDAYデジタル 2026/2/7(土)
コンビニおにぎり 高価格帯を強化 300円超も 専門店コラボで差別化
出典:テレ朝NEWS 2025/11/14(金)
2026年のおにぎり3大トレンドは、「世界食化」「二極完成」「完結おにぎり」
出典:おにぎり協会 2026/1/27(火)
補足・見解
高価格帯のおにぎりが生まれた背景には、原材料費や物流コストの上昇があります。特に米や海苔といった原料の値上がりが続き、低価格路線だけでは採算が取りにくくなる状況で、各社は価格戦略を見直して価格で役割を分ける「二極化」マーケティングを鮮明にしてきました。これは満足感の高いおにぎりを高価格帯で販売しならがも、コストパフォーマンスを最優先にした低価格帯のおにぎりも揃えることで、幅広い客層にリーチしようというものです。
その中でも今注目を集めているのが「完結おにぎり」です。ただ大きいだけではなく、具材が充実してしっかりと一食として完成している設計は、食事を効率よく済ませたいというニーズに応えるもの。具材もたっぷりと入ってボリューム感もあるおにぎりであれば、お弁当よりも安くて豪華で、おにぎり2個よりもリーズナブルとあって、コンビニ各社がこぞって参入しているのです。
物価高の時代、消費者が求めているのは「安さ」だけでなく「納得感」です。300円のおにぎりでも、納得できる価値があれば、「ちょっとした贅沢」として受け入れられます。これからも日本の食文化を象徴する商品として、コンビニおにぎりは進化を続けていくでしょう。

