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ウィーン少年合唱団の公演会場に到着し、着席される天皇陛下と長女愛子さま=2025年5月29日
だから「愛子天皇」しかない…専門家が「間違いなく待望論が盛り上がる」と予想する愛子さまの"公式訪問先"
■不自然な国会論議の女性宮家創設案
さらにその後、朝日新聞も5月28日の社説で、「将来の女性・女系天皇をことさらに排除しない方向で議論をまとめるのが望ましい」と、国会での議論の方向性に対して異議を申し立てている。
国会では、女性天皇や女系天皇についてはまったく議論されていない。議論されているのは、女性宮家の創設と、皇室が旧宮家に属する男系男子を養子に迎えることの2点である。
女性宮家の創設については各党が合意しているものの、その夫や子の身分については、皇族とするかどうかで議論がある。一方で、養子案については、賛成論とともに反対論も強い。今の国会でまとまるとすれば、女性宮家の創設のほうだろう。
ただ、その際に、夫や子が皇族にならないのであれば、一つの家の中に皇族と一般国民とが同居することになる。それはとても自然なこととは言えない。そもそも、それでは、「宮家」と言えるのかどうかが疑問になってくる。
■「女性・女系天皇」を容認しなければ 変わらない
何より、女性宮家が創設されることが想定された場合、女性皇族の結婚のハードルは、今以上に高くなる。むしろそれは結婚を妨げることになるのではないか。実際、最近では、30歳を超えても独身という女性皇族が増えている。
旧宮家の男性を養子に迎えることについても、果たしてそれに応じる人物は現れるのだろうか。宮内庁は、それが法的に決定されなければ、調査もできないとしている。皇族になれば、民間にいたときとは異なり、相当に窮屈(きゅうくつ)な生活を強いられる。それまでのキャリアを捨てなければならないだろうし、一般国民が、そうした人物をどう評価するかの問題にも直面しなければならない。
国会で議論されていることが仮に決まったとしても、実際には何も変わらないのではないか。現状からすれば、「女性天皇や女系天皇を容認する」といった相当に大胆な方策を講じなければ、国民も皇位の安定的継承と皇族の数の確保について、真剣な議論をしないのではないだろうか。
事態が変わらないなかで、愛子内親王は、ラオスだけではなく、他の国々も次々と訪問するようになるであろう。
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