競歩の高橋英輝が引退 五輪2大会出場
時事通信 運動部
富士通陸上部は21日、男子20キロ競歩で五輪2大会に出場した高橋英輝(31)が現役を引退したと発表した。今後は出身地の岩手県で教員となる。
世界選手権は昨年まで5大会連続で代表入り。日本選手権では2015年からの5連覇を含む優勝6度の実績があり、1万メートルの日本記録を保持している。
パリ五輪代表入りを逃した高橋は富士通を通じ、「これまで鍛えてきた自分なりの『歩型』で、未来に向けて歩みを進めている姿をお見せできるよう頑張りたい」との談話を出した。