三菱UFJ信託銀行の行員の男ら4人逮捕 横浜銀行から3億8000万円を融資詐欺か 複数の銀行が被害か 警視庁
三菱UFJ信託銀行の行員の男ら4人が預金残高などを偽造する手口で横浜銀行から融資のための金3億8000万円をだまし取ったなどとして警視庁に逮捕されました。
捜査関係者によりますと、三菱UFJ信託銀行の松田大樹容疑者(47)や不動産コンサル会社の藤本優容疑者(31)ら4人は2022年、横浜銀行にウソの預金残高を見せるなどしてアパート購入のための融資を依頼し、3億8000万円をだまし取ったなどの疑いがもたれています。
松田容疑者が申請役でアパート購入の融資を受けるための銀行の審査で藤本容疑者らが偽造した預金残高の画面などを見せて信用させたとみられています。
また、松田容疑者は3億8000万円の融資金を元にアパートを購入しましたが、実際の価格は数千万円安く、余ったカネを4人で分けあっていたということです。
藤本容疑者ら不動産コンサル会社の3人が犯行を計画したとみられ、警視庁は3人がほかにも複数の銀行からおよそ32億円をだまし取った可能性があるとみて詳しく調べています。