東京マラソン2024 レース後会見 【東京マラソン2024】日本人トップの西山雄介「オリンピックに行きたかった」設定記録に届かず悔し涙、中盤で転倒のアクシデントも
東京マラソンは3日、東京都庁から東京駅前までの42・195キロのコースで行われ、日本選手最高は2時間6分31秒をマークした西山雄介選手(トヨタ自動車)の9位だった。レースはパリ・オリンピック男子代表の最終選考会だったが、西山選手は日本陸連の設定記録(2時間5分50秒)を突破できず、五輪出場を逃した。
33キロ過ぎに日本選手のトップ集団から抜け出した西山選手だったが、フィニッシュ手前で設定記録の突破を逃した。フィニッシュ直後から涙が止まらず「オリンピックに行きたかった……」としゃくり上げながら悔しさを吐露した。今後については「パリしか考えていなかったので、今は考えられない。ゆっくり考えたい」と述べるにとどめた。