日本大学アメリカンフットボール部の違法薬物事件の対応を巡り、日大の検討会議が、酒井健夫学長と沢田康広副学長に引責辞任を求め、林真理子理事長については大幅な減給とする処分案をまとめたことが21日、分かった。複数の関係者が明らかにした。22日に開かれる臨時理事会で協議される見通しだ。
違法薬物事件への日大の対応を調査・検証した第三者委員会は10月30日に文部科学省に報告書を提出。日大は11月16日、報告書を受けて検討会議を設置し再発防止策などを議論していた。文科省は日大に、関係者の処分などを月内に報告するよう求めている。