日本の認知症への取り組みは「認知症の早期発見、早期診断、早期治療」と言われています。

 

介護医療やメディアの啓発活動や健康情報バラエティの番組でも、必ずといっていいほどこの謳い文句が登場します。

 

しかし、この謳い文句には大きな落とし穴があるのです。

 

それは「早期発見、早期診断、早期絶望」になっていませんか?

 

「早期発見」と同時にご家族が行うことは「よくしよう」「もとに戻そう」という意識を手放して、「今のままで十分」「忘れてもいい、できなくていい」と受け入れることです。

 

ご家族や介護者が抱いている「治ってほしい」「どうして忘れるの」「どうしてできないの」と嘆き、「困った状況をなくさなくては」「問題なことは減らさなくては」という願いを手放すことです。

 

「早期発見」最大の意義は何だと思いますか?

 

それは、ご家族が「治らなくていいと早期に認識する」ためのものだからです。

 

ご家族が手放し、受け入れることができると認知症介護の苦悩や疲弊は確実に緩和します。

 

でも、これがなかなかできないのです。

 

意識を変えるだけではできません。

 

認知症の正しい知識を得たり、正しい接し方を知るだけでできるわけではありません。

 

そして、このブログを読んで「そうか。手放そう!! 受け入れよう!!」としても失敗します。

 

逆に「治ってほしい」「どうして忘れるの」「どうしてできないの」と嘆き、「困った状況をなくさなくては」「問題なことは減らさなくては」という願いは強まり、、「今のままで十分」「忘れてもいい、できなくていい」と受け入れることはできないでしょう。

 

日本では、認知症介護をするご家族に対して認知症とどう向き合えばいいのかというプログラムを受ける機会がなく、日々介護に従事している状況です。

 

認知症介護をする家族が辿る心理ステップは次の4ステップを辿ると言われています。

 

第1ステップ「否定・ショック・悲観」

第2ステップ「混乱・希望・怒り・拒絶」

第3ステップ「割り切り・諦め」

第4ステップ「本人をそのままでいいと認めて受け入れる」

 

しかし、第4ステップに辿りつける人は わたしが今まで臨床で関わった統計から、認知症介護をするご家族が100人いるとしたら、第4ステップに辿りつけるのは1人です。

それも数年単位で試行錯誤と苦悩と疲弊の末にようやく辿りつける領域です。

 

残りの99人のご家族は第2と第3を行ったり来たりで苦悩と疲弊の渦にのみ込まれています。

 

このような現状を少しでも改善してもらうために、認知症ケアABAコンサルテーションが提供している

家族支援プログラムは、ご家族が認知症との向き合い方をABA・ACT・行動療法を用いたプログラムを受けることで、いち早く第4ステップに到達させるものです。

 

この様なプログラムは大学の研究では実施しているところはありますが、民間で臨床で実践しているのは認知症ケアABAコンサルテーションしかありません。

 

今まで800人近くがこのプログラムを受けて頂いています。

 

家族支援プログラムを受けて頂きたいのは

 

今現在、認知症介護をしているご家族

 

これから認知症介護をする可能性があるご家族

 

医療機関(認知症の診断をしたらご家族に家族支援プログラムのことをご紹介して頂きたいのです)

 

企業(経営者様にご検討して頂きたいのは、従業員の中には認知症介護をして苦悩を抱えている方もいるはずです。場合によっては退職等を余儀なくされて大切な人材を喪失する可能性もあります。また、企業として従業員に早期取り組みを検討してください)

 

行政の方や地域包括支援センター(認知症初期集中支援チームの取り組みと言わせて、家族支援プログラムの導入を検討して頂きたいのです。また、虐待をしてしまったご家族もしくは虐待リスクの高いご家族には家族支援プログラムの実施義務をして頂きたいのです)

 

認知症カフェで家族支援プログラムを企画検討して頂きたいのです。

 

もう、知識だけの情報だけの認知症介護から脱却するべきなのです。

 

認知症ABAコンサルテーションのホームページ➡こちら

 

認知症ABAセラピスト講座➡こちら

 

著書 応用行動分析学(ABA)で学ぶ 認知症介護者行動プログラム➡こちら

 

◉カウンセリング申込み➡予約フォーム