応用行動分析学=「ほめる」と認識されている方が意外と多いです。

※応用行動分析学(ABA)の認知度が増しているのは嬉しく思います。

 

ある行動の直後の結果に得られる賞賛(強化)が、その行動を強めることは確かですが・・・

 

ちなみに、賞賛(ほめる・認める・感謝する)は、強化する人が誰であったかによっても効果は違ってきます。

 

そして、「その人」を賞賛するのではなく、具体的な「行動」に対して賞賛することが大切です。

 

でも・・・

 

賞賛(ほめる・認める)だけが強化子(自発的行動を増加させる刺激)ではありません。

 

強化子には

 

①賞賛

②ほほえみ

③握手や抱擁などの対人的接触

④食べ物や飲み物など

⑤テレビ鑑賞、音楽鑑賞など

⑥賞状や利権などの恩恵や権威

⑦お金やポイントなど

etc

 

ある行動をして得られる刺激や出来事に対して、その人が喜び、しかもその後の行動が強められるものでなければ強化子とは言えいのです。

注)好き=強化子という単純なことでもありません。


例えば、認知症の症状がある男性が「嫉妬妄想」で妻に頻繁に「男がいる」「浮気しているだろ」と罵ると、妻が「なに言っているの」と怒鳴り返している場合

ABC 分析をすると

A「妻の怒鳴りなし」→B「妻に「男がいる」「浮気しているだろ」と罵る」→C「妻の怒鳴りあり」


怒鳴りなしから怒鳴りありで出現しています。

男性の罵る行動は強化されています。

出現の強化なので、必然的に妻の怒鳴りが男性にとっては好子(行動の直後に得られることでその行動が増える刺激や出来事)です。

怒鳴りは通常、嫌なことですが、男性にとっては強化子となっているのです。


※ABAが児童発達領域で知られるようになってきましたが、私が本業としている認知症ケアは全くなのが悲しい・・・


リハビリ領域は行動リハビリテーションが普及しているので、介護領域や看護領域の皆さんABA による認知症ケアを学びましょう。


国も2025年の認知度対策として2019年6月に認知症施策推進大網で非薬物的介入としてABAの導入を検討しだしました。


認知症ケアABA コンサルテーションは民間で初めて在宅を中心にABAによる認知症ケアの実践をしているので、ABAによる認知症ケアの普及の名を受け以下の取り組みを開始します。


千葉の松戸、柏、流山、鎌ヶ谷で介護医療のサービス事業者や介護施設で、ABA による認知症ケアの研修を受けてみたい方は無料で研修します。


東京23区の介護医療のサービス事業者や介護施設で、ABA による認知症ケアの研修を受けてみたい方は交通費のみで研修します。


研修申し込み希望される場合はメールでお願い致します。


dementia.aba@gmail.com


件名は「ABAによる認知症ケア研修希望」

以下要件を入力願います。

①事業者・施設名

②研修日時の第一~第三希望

③研修予定人数