認知症を有する人は、加齢や疾病による能力低下に加えて、三項随伴性(先行事象→行動→結果事象)のあり方が、不適切になりやすいです。
その結果、適切な行動の自立的行動が減り、不適切な行動(依存的行動やBPSD)が増えやすくなります。
どうして不適切な行動が増えるのかというと
①適切な行動が自発される刺激が欠如しているため、その結果、適切な行動が自発されない。
②適切な行動の自発を抑止する刺激が存在しているため、その結果、不適切な行動が自発されやすい。
③適切な行動に好子が随伴していないため、その結果、適切な行動が自発されにくくなる。
④適切な行動に嫌子が随伴されるため、その結果、適切な行動が自発されにくくなる。
⑤不適切な行動に好子が随伴されるため、その結果、不適切な行動が自発されやすくなる。
適切な行動が自発されにくい、不適切な行動が自発されやすい場合のアプローチの方略はどうすればよいのか?は次回の記事で書きます。