ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)

新潮社()
¥ 540
[1]これを傑作という今の読者層って・・・(苦笑)(2009-05-29)
村上春樹、誰もが一度は読んで「わかった気になり」、いっぱしの文学青年を気取る作家の代表ですね。
昔はまったく違う作家がこのような位置にあったのでしょうし、今の読者層が特に知的レベルが下がったともいえないかもしれませんが・・・これを傑作ともてはやす人たち、あまりに読書してなさすぎ。
20代までの若い読書好きたちよ、とりあえずトルストイやバルザック、ディケンズを読んでから、もう一度ここに戻っておいで。30代以上で村上春樹のこの本がいい!と思ってる人は申し訳ないですがそのままでいいです。

この作品は中学生くらいで読んで、「わけわからんけど、なんかおしゃれ!」、で終わっていいと思います。構成、表現、登場人物の作りこみ、すべて浅薄です。あまり読書してない人にはこういうのが深そうに見えるんでしょうね・・・。世の中にはもっともっと優れた本がたくさんありますよ!!!
[5]いい本でした(2009-05-22)
あることで非常に悩んでいたとき、むさぼるように本を読んでいて、この一冊に出会い、ぐいぐいと引き込まれるように読みました。その後、今までの悩みがふっ切れたようになり、また現実に戻ることが出来た。といった、出会えて本当によかったと思える本です。
[2]すまない・・・・・・。(2009-04-22)
私が馬鹿なのか?それともこの作品が難解すぎるのか?
言いたい事は何と無くわかるのだけれど、抽象的過ぎてついていけない……。
そうかこれが純文学か!

一応三巻全部読破するつもりだが、起承転結がなくて挫けそうになった。なんというかけれんみがないから余計に辛い。森博嗣を初めて読んだときと同じ置いてけぼり感を食らってしまった。

主人公がこの手のにありがちな透明さがあったという以外は……一巻は特に面白みがなかった。ここまで読み手を試す本は初めてだ。
[5]ねじまき鳥の登場と猫の失踪で動き始める、避け得ぬ苦難を迎える夫婦の愛(哀)の物語の序章(2009-04-12)
「あなたは私と一緒に暮らしていても、本当は私のことなんかほとんど気にとめてもいなかったんじゃないの?あなたは自分のことだけを考えて生きていたのよ。きっと」

この三歳で祖母に預けられた経験を持ち、主人公と出会うまでは絶対的な孤独を背負い生きてきたクミコ(主人公の妻)の言葉に彼女が抱える深き苦悩と夫を心の拠り所としていることが如実に現れています。

最後半、二人がお世話になった預言者である本田さんの第2次大戦時の上官・間宮中尉の外蒙古での諜報活動が独白される中、恐らく陸軍中野学校卒の上級情報将校がソ連の将校・ボリスに全身の皮を剥がれる様が描かれますが、それはまたクミコが抱える苦悩や心の痛みの大きさが比類なきものであることの暗示でもあるのでしょう。

アムステルダムでの最後の英会話でフリージャーナリストの26歳の英国系女性は「ねじまき鳥クロニクル」のsurrealな世界にとても魅かれたと言っていました。ある種の人にとっては限りなく深い意味を持つ、村上さんの幾分かは自伝的な小説です。
[5]個人的に人生のベスト3に入れると思う(2008-12-24)
とある大物芸能人が昔、
「ある女優さんの話なんだけど、その人は『この世界とは別のもうひとつの世界へ行き来することができる』って言ってて。
あっちの世界はこちらの世界とほとんど何も変わらなくて、瓜二つなんだけどあっちの世界では争いがなくてみんな幸せに暮らしてるんだってさ」
とテレビで喋っていた記憶があります。仔細は間違ってるかもしれませんが概ねこういう内容だったはずです。

読まれた方はご存知とは思いますが、この作品の中で主人公は似たような体験をしていきます。

個人的にその話とこの作品を頭の中で並べたとき――
その話は単なる作り話ではなく、
この作品は単なる物語ではないのではないか、という疑問に駆られてしまいます。

作品中ほぼ主人公の一人称で『性質も場所も時代もまったく異なる複数の物事(それ自体が随分と現実実がなく、荒唐無稽な話も少なくない)』聞いたり経験していきます。
全く関連性の無いそれらに対し、主人公は整合性に欠けているのを自覚しながら、説明のつかない、証明しようがないなにかを見出し、あるはずのない共通項を拾い上げ、縫い合わせていく。ある場所に辿り着くために。

他の評価の低い方のレビューを見て、まぁしょうがないかもな、という感覚もあります。
無茶苦茶だし気取りが鼻につくからなぁw
でもこんな表現ができる作家さんってきっと滅多にいないでしょうね。

一部の後半では読んでいて体の震えが止まらなくなりました。本を読んでいてこんな経験は人生初(最後かも)でした。

見えるものだけが、科学で証明されるものだけが全てではない、と思っている方には是非読んでいただきたいです。

ちなみにはじめの大物芸能人は誰かというと『昼メガネ』と再ブレイク芸人にあだ名をつけられていた方ですw

以上、長文失礼しました。
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (携帯版)

静山社()
¥ 1,995
[4]やっと読めました(2009-03-07)
ずっと読みたかったけど
あのでかい本で読むのはちょっと…と
思っていたので
この単行本が出たら買おうと思っていました!

2冊に分かれてて
読むの大変だけど
おもしろいですよー。
[5]とてもうれしい携帯版(2008-09-18)
このシリーズは、これからも何回も読んでみたい物のひとつです。それにあたって、英語版でも日本語版でも携帯版で揃えることにしました。場所の問題もあるし、持ち運びの便利さ、そして手に取りやすさなどを考えた上での決断でした。日本語版の第6巻、第7巻、英語版、第7巻の出版を首を長くして待っています。
[5]最初からこのサイズと価格で発売してほしかった(2008-06-29)
1巻から5巻までは通常版を購入していましたが、本のサイズと価格には不満でした。
もともと児童書のはずなのに、子どもが持ち歩くには重くて本の価格も高く、翻訳者の滞納騒動もあり、大人の儲け主義にうんざりもしました。
本の置き場所と価格に悩み6巻の購入を断念したものの、最近になって図書館で6巻を借りて
読んでみて「やっぱり面白いな~」と思いつつ家事のかたわら数日で読み終えたのでした。
このシリーズはなぜか何度も読み返したい気持ちになるので、携帯版で大きさも価格も抑えて発売してくれたのはうれしい限りです。

[5]待ちに待った携帯版(2008-05-01)
ハリポタをいつも読みたい人には、携帯版は必須です。
不死鳥の騎士団は、ハリーの両親が参加した初代から、
ハリー、ロン、ハーマイオニ、ネビル、ジニー、ルーナの5人が活躍する。
とても素敵な話です。
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運命の人(四)

文藝春秋()
¥ 1,600
[3]1~3巻と盛り上がってきただけに・・(2009-07-05)
4巻目は少し期待はずれでした。
沖縄戦の悲惨さの記述に前半が割かれていますが、これなどは別に本著以外にも既にいろいろと語られている通りで目新しさはありません。また、本を読まなくとも沖縄の旧戦地(ひめゆりの塔とか)に行ったことある人なら悲惨な歴史に接している筈です。
弓成記者の裁判で存在が問題になった、米国と日本政府の密約公文書が見つかった場面の記述も特に感動的というわけではありませんでした。
(密約が事実であったとして、弓成記者は冤罪被害者というわけではないでしょうし。)
ただ、弓成記者は霞ヶ関や永田町に出入りしてひたすらスクープと出世(将来毎朝新聞の社長候補と言われた)を追い求める謂わばエセジャーナリストから、最高裁判決後の失意と挫折感にさいなまれるなか、南国の島への逃亡と隠遁、沖縄での人々との交流を通じて、本当の意味でのジャーナリストに変わって行ったのではないか。
新聞記者はもちろん、世のジャーナリストといわれる人に自問自答してほしいテーマでもある。一流といわれる新聞社は発行部数を伸ばして利益を上げるのが使命ではないはずなのだから。
作者の伝えたかったことはそこではなかったかと思う。
[5]「運命の人」の圧巻(2009-06-28)
 2009年で一番の本になりそうです。

 沖縄戦の悲惨さについては、少しは知っていたつもりでしたが、本書では涙なしには読めませんでした。沖縄本島の住民の3分の1が死亡した事実。集団自決の状況。泣き声が洩れるため絞殺される幼児。沖縄方言が通じず日本兵にスパイ容疑で射殺される者。

第2次世界大戦のきっかけについて触れませんが、戦争中の日本の本土、また戦後の日本の発展は、少なからず沖縄の犠牲の上に成り立ってきたことは事実でしょう。
戦争中は本土決戦を遅らせるための場となりました。戦後は、日本の安全保障のためとは言いながら、日本人・沖縄県民をなめきったような米軍の傲慢さ・横柄さに耐えしのんできました。米兵は婦女暴行を繰り返し、中には小学生も被害者になってきました。

 現在の日本は、米国をはじめとした海外を相手とする貿易立国であり、米国を無視しては、国民は食べてはいけないとは思います。しかし、この沖縄の状況を知るほど、現在の日本人の米国に対する考え方や接し方が、表面的でかつ経済的な利益のみに偏っている気がしてなりません。

 最後に、主人公の弓成に目を向ければ、奥さんと再開する場面も感動的です。世間からのバッシングにも関わらず、一人の人を信じ続けた奇跡を感じました。


[5]第4巻を読まずして「運命の人」を語るなかれ(2009-06-27)
ようやく発売された4巻を読み終え、感無量です。寝食を忘れ、これほど読書に没頭したのは何年ぶりでしょうか。非常に難しい問題を、わかりやすく小説にし、読者をぐいぐい引き込んでいく山崎豊子さんの作家としての力量は、やはりすごいです。
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化物語(下) (講談社BOX)

講談社()
¥ 1,575
[5]化物語完結(2009-06-15)
前巻が最高に面白かったのでこの巻にはめちゃくちゃ期待してましたが、より面白くなっていた。

読まないと損します。
[5]関西の人だからって訳じゃないだろうけどさ(2008-07-25)
キャラの掛け合いが面白すぎる!声に出して笑った小説はこのシリーズが最初だと思う。
西尾さんのセンスが光りすぎているのが目をつぶっていても瞼を通してまぶしいくらい。
とまあ、とても笑えるのだけれど結構長め。
けれど、面白い会話だなーって思って読んでたら数十ページ進んでて驚いた事もあるぐらいすんなり読めちゃいます。

西尾さんの本のなかで数少ない明るく楽しい話。
[5]最終巻にも期待!(2007-07-26)
西尾維新の最高傑作その2です。
上巻同様、登場人物は魅力的で、ストーリーもギャグも抜群に面白い。切ない部分もまた良く、キャラが本当に生きているという感覚を味わうことができます。

続きをもっと読みたい!と思わせるところで物語は終わりますが、それもまた良し。だらだらと続いてつまらなくなってしまう小説が多い中で、この作品は見事に最良の時点で終了しています。

「刀語」終了後に書かれるという「こよみヴァンプ」も、西尾氏の力を考えれば、決して蛇足にはならないでしょう。期待大です。
[4]面白い!(2007-05-16)
怪異に関わってしまったことで、その後も何かと怪異に関わったり、自分から首を突っ込んでいく高校生、阿良々木暦。自分を救ってくれた忍野メメの依頼により、寂れた神社を訪れた暦と神原は、暦の妹の同級生、千石撫子とすれ違う。その後、彼女を見かけた暦は、彼女が何らかの怪異に巻き込まれていると気づき...「なでこスネイク」。暦の恩人であり、やはり怪異に巻き込まれたことのあるクラスメイトで委員長の羽川翼。彼女には、その怪異の時の記憶はない。そして、彼女をだんだんと強い頭痛が襲うようになっており...「つばさキャット」の2本です。

上巻を読んで面白いと思った人なら、間違いなく続けて読んでるでしょう!というぐらい、面白いです。主人公、暦と、怪異と怪異に関わる女の子たちのお話ですが、暦と彼女たちの会話が面白い!ちょっとギャルゲーのような気分になりますが、趣味でここまで書いてしまう西尾さんってすごい!
[5]西尾作品の入り口にピッタリ(2007-04-21)
この化物語は主人公・阿良々木暦のモノロ-グという形で綴られていますが、ヒロインとの掛け合いが抜群に面白く、暦の性格もそこそこライトなので非常に読みやすかったですね。
続けて読んだ「きみとぼくの壊れた世界」も綴りかたは同じなのに、主人公の性格がかなり重かったため、ちょっと読みづらかったんです。
先に化物語を読んだのはラッキーだったと思います。「西尾維新の他の作品も読んでみたい」と思わせられましたから。逆だったら少し躊躇してたかも。

上下巻通して非常に楽しく読ませていただきました。

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ぼくが葬儀屋さんになった理由(わけ)

ホメオシス()
¥ 1,365
[5]エンドに向かう(2008-10-28)
冨安氏の目を通して「死」を見つめ考えてみた。
人生はエンドレスではなくてエンドに向かっているのだ。
必ず死は訪れるのだ。

一つの「死」を「お見送り」をすることで「死の悲しみ」と「命の尊さ」「重さ」を学ぶ。

だからこそ限りある人生を一生懸命に生きる・・
心を込めて生きる・・


そんなことを教えて頂きました。

[5]遺族に共感することの力(2008-08-24)
若くして立派な葬儀会社を立ち上げた著者の半生記。お客さんである遺族の悲しみによりそい、思いやりあふれるその仕事に感謝してもらうこと、をモットーに突き進んできたその人生が、テンポよく読ませる物語として書かれている。
大学をやめて葬儀会社に飛び込んでから、様々な苦労や素敵な人生の先輩との出会いを経て、やがて自分の理念を思うままに現実化できる会社(「ティア」)を地道に企業していくまでの過程には、たいへん学ぶところが多い。ただただ人に喜んでもらうための努力を続けていくことが、やがて自分の成功につながっていく、という幸せの連続には、とても勇気づけられる。
仕事はプロとしてきっちりこなす、しかし遺族の「悲しみ」には常に共鳴してしまう感性を持ち続ける。そうした「教え」を社員に周知徹底させる。そこには、やや語弊があることを承知でいえば、現代人の「死」をめぐる頼もしい「宗教団体」の構築とも評しうる力強さを感じる。すばらしい。
[5]本に感謝した事はあるでしょうか?(2008-08-17)
本を読んで、この本を書いていただいた事に素直に感謝できます。今までの自分と、今日からの自分を変える力を持った本です。
「葬儀」を題材として、全ての方に共通の課題に気づかせてくれます。冨安氏自身の体験を基に、氏自身が如何にして課題を克服したか、実はそれは全ての方が共通して抱く課題でありそれを克服する1つの例を提示してくれています。
あなたは自身の課題に気づいているでしょうか?
[5]とてもリアルで興味深い(2008-08-13)
この本はいろいろな読み方ができると思います。
 ・ 葬儀屋=「穢れ」の職業という差別意識を持つ世間の偏見との闘い
 ・ 誰もが避けることのできない「死」とその反面である「生」の自覚
 ・ 人は何のために働くのかという職業観
 ・ 起業や経営論

いずれも、実体験に基づくとともに、葬儀屋というよく知らないが、身近な
世界を見せてくれるので、とてもリアルで興味深い内容になっています。

若干、宣伝臭がしないでもありませんが、久々に感動できる本でした。
[5]仕事に対する想いが伝わってきます。(2008-07-18)

 毎日、朝になると起きて何も考えずに仕事に行くこと、サラリーマンのように
毎日働きに行く方は、給料を貰うために仕方なく働いていませんか?
 経営者の方は、投資に対するリターンを考えていませんか?

 仕事は何のためにするのか。

 私も屠場の品質管理をしていると人に話した時にいやな顔をされたことが
あります。
 葬儀屋を天職とおもっている著者は、人からお礼を言われてお金を貰える仕
事はすばらしいと思い、葬儀屋で働き始めました。
 そして、独立し、人生で自分が成長するために仕事があるとある意味の悟り
を開いています。

 金もうけのために仕事をしているみなさんに、是非読んで頂きたい一冊です。
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トワイライトIII 下 (ヴィレッジブックス)

ヴィレッジブックス()
¥ 777
[5]はらはらさせるわぁ~(2009-07-19)
ベラとエドワード。
共に生きる決心をして、ようやくハッピーエンドに近付いた…と思ったのに。
ジェイコブの真っ直ぐな想いはベラを苦しめる。
ベラのジェイコブを思う気持ちは本当に友情だけなのか。
一度に二人の人間(狼男と吸血鬼だけど)を愛することは出来るのか。

エドワードの愛は「究極」って感じ。
ベラが幸せになるためなら、なんでもするって。
ベラがいつも幸せでいられるなら、自分のことはどうでもいいみたい。
もしもベラがジェイコブを選ぶなら、それでもいいと言いながらも、
ジェイコブが近くにいるのを知りながら、
ベラにプロポーズしてOKしてもらった夜が一番幸せな夜だったと言ってみたり。
ベラのことが好きで好きでたまらないのだろうな。

そんな風に愛されてみたいと思いつつ。
次巻が待ち遠しい。

それにしても。
ジェイコブはどうなってしまうのだろうか。
ベラは何時、変身してしまうのか。
あぁ、続きが気になる。
[5]2人(2009-07-18)
2人も同時に人を好きになることってあるのでしょうか。
他人が聞いたらあまり良くないように聞こえますが、
決してわるいことではないと思います。
そもそも人を好きになることに理由をつけるほうが
難しいですよね;
問題は本人がどうするかで、ベラはきちんとけじめをつけて
自分のもっとも愛するひとを選んだことがすごいことだと思います!
個人的にジェイコブより俄然エドワード派だったので
最後は大満足です(^ω^)!
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- 日経エンタテインメント!ハリウッド新世代スターSpecial(トワイライト総力特集)(DVD付) (日経BPムック)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

講談社()
¥ 540
[2]独特の世界観(2009-07-21)
10年ほど前に読みました。
私の率直な感想からいえば、この作品はもう二度と読まないと思います。
正直なところ、あまり得るものが無かった。
考えさせられるようなことも無かった。
他の方が「深みがない」と表現されているのと近いかも知れません。

しかし、だからと言って駄作と言うつもりもありません。
この作品がこれだけ支持されているということは、小説に深みなど求めていない読者もたくさんいるということ。

つまらないと感じる私から見た村上作品の良さとは、その読みやすさと独特の世界観ではないでしょうか。
非日常的な世界でありながら、ひとたび読み始めれば、あたかも登場人物と同じ時を過ごしているかのようにその世界に浸ることができる。
ノルウェイの森のメロディも、読者の世界観を作り上げる一助となっているでしょう。
登場人物はみな異様なほどに特徴的で、ストーリーの展開も分かりやすく、読者を飽きさせない工夫がある。
読み終えた後に心に残る寂しさや喪失感も村上作品独特のものがあります。

ということで、少しでも気になる方はとにかく手に取って読んでみることをお勧めします。
好きな方はそのまま一気に読み切ってしまうでしょうから。
[1]ふざけているのか…(2009-07-21)
初めてこんなに強く、読んだ時間と本の代金さえも返して欲しいと思った。
くだらなさ過ぎて、それが切ない

☆0個
[5]いくつもの出会い/別れ(2009-07-13)
今回、初めて村上春樹さんの作品を読ませて頂きました。

まず、感想としては「面白かった」です。

上巻は大体、過去の回想シーンがメインとなる訳ですが、主人公とヒロインの出会い、親友との別れや先輩との出会い、小林緑との出会いなど。
訳ありな人達との出会いを通じて、主人公がヒロインに対して、様々感情を巡らせます。

簡単に言ってしまえば、恋愛ものであり、少し異質な恋愛ものである感じがしますが、こういった言い回しや文章の伝え方は、難しすぎる事がなくて読みやすいと感じます。

また、私はビートルズの楽曲が大好きで、タイトルを言われて曲のイメージがすぐに理解できるということもありますが、情景とビートルズの曲がマッチしていると感じる部分が多かったため、非常にすっと世界に入っていけました。
※余談ですが、ビートルズを聴きながら同小説を読むのがオススメです。シーンと合わせなくとも、素敵です。

村上春樹さんのほかの作品を読んでいないため、文体や言い回しなどの書きっぷりについて、深くコメントは出来ませんが、様々な人との出会い・別れや、平凡である主人公の偉大さ、周りからの憧れなど、読み進めていて、楽しい作品でしたので、☆5つです。

下巻も楽しみに読ませて頂きたいと思います。
[5]ノルウェイ(2009-07-01)
この本に出会ったのは今から20年前、ちょうど高校生の頃だったけど、読んでいて衝撃をうけたのを覚えています。また最近読み返してみたが、色あせるどころか、さらなる鮮明さをもって再び心にうったえかけてくれました。ふと考えてみると、今の自分は小説の中の現在のワタナベ君と同い年なんだなぁと個人的な感傷も覚えたり。
僕の周りでは結構直子が嫌いっていう人、特に女の子が多いのですが、僕にとってはなんていうか、直子という存在は硝子の器のように儚いものの象徴のような気がして、読んでいるととても悲しい気持ちにさせらます。最近映画化の話が出ているが、個人的な感想としては直子はぼんやりとしていて現実味がない、儚い象徴なので映像ではっきりと写されるときっと違和感を感じてしまうと思う。
ゴダールか誰が言った言葉だったか忘れたが、映像は色あせるが文章は色あせないという言葉を聞いた事がある。
僕の中ではきっとこの本はこれから20年先、40年先と生き続けていくものになると思う。
[4]大学生を主人公にした場合の限界(2009-06-26)
 ハンブルグ空港に着陸するボーイング747に乗った主人公ワタナベが回想したのは、大学時代に見舞いに行った女友だち直子が療養生活を送る京都北山の草原の情景です。自殺した親友の恋人だった直子の心の病を通して、大学1年生ワタナベの人生が大きく揺さぶられていきます。読者は淡々とした描写の中に、登場人物たちの大きな心の変化を読み取るべきでしょう。
 そして療養所で直子と同居するレイコさんが、二人のアドバイザーのような立場で人生を語ります。ワタナベが療養所を訪れた最初の夜に彼の床に現れたのは、直子ではなくて実はレイコではなかったのかという疑問は、下巻に持ち越されます。

 全般に、大学生を主人公にしているため、私には描かれている世界が世界がやや狭く感じられます。純文学作品として評価の高い理由が今一つつかみきれないのは、私の読書経験の少なさゆえでしょうか。
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モモ (岩波少年文庫(127))

岩波書店()
¥ 840
[5]大人になると別の形で心にしみるかもね。(2009-02-01)
ある本を探して本屋さんをブラブラしていた際、
たまたまカートに置かれていたこの本を見つけました。
小学生のころに、面白い本と有名だったな。
そんなふうに思いながら、
目的の本も買わずに思わず衝動買いしてしまいました。

有名だっただけに話の内容はネタばれで、
小学生のころはスルーして読まなかったのもこの本です。
たまたま手に取って読みましたが、
うわさ通りの内容ですね。大満足です。

子供でも十分に内容理解できると思いますが、
大人になってから読むと、また違うものを感じられるのでは。
個人的には、「時間は心で感じるもの」という考え方に
一番グッときました。

読み終わって間もないうちに再び開き、
何度も読み返しています。
何回読みなおしても飽きないのが不思議で、嬉しいですね。
読むたびに心休まる一冊です。

[4]児童文学ということで…(2009-01-26)
子どもでも楽しめると思いますが、
忙しい大人の方に読んでいただきたい物語です。

「忙しいのに本なんか読んでられるか!」
と思う人の方が考えさせられる事が多いのではないでしょうか。

残念なのは、
「児童文学」ということもあり、
平仮名が普通の本よりも多く、
少し読みにくいということです。

読んでいて、
テンポが出にくかったです。

「テンポが出にくい」と感じている、
自分自身の感覚自体を変える必要があるのかも知れませんが。

「時間」というものについて考えさせられる物語でした。

評価は、星4つです。
[5]レヴューというより、雑感ですが、(2009-01-24)
 柄にもなく、美しい描写から紹介したい。
 魔法の鏡はね、ひとりでのぞきこんだ人間から永遠のいのちをうばうだけなんだ。ふたりしてのぞけば、また死なないようになるんだよ。(中略)モモとジジはしずかにならんで、長いあいだじっと月を見つめました。こうして月を見ているかぎり、ふたりは永遠に死ぬことはないと、つよく感じていたのです。
 寺山修司は書いた。とりはとりでも飛べないとりは、なぁんだ?――それは、ひとり、というとりだ、と。人は一人では飛べない、けれど、二人なら飛べる、寺山はそう考えていたのだろうか? 
 この本の巻末に、佐々木田鶴子という人が、エンデとの思い出を回想している。これによると、「エンデ自身は書物を通じて東洋に関心があった」らしい。とすれば、やはり、可能性はあるかもしれない、と私は考えた。
 というのは、こういうことだ。私が注目したのは、エンデを異世界に連れていく役目を果たすのが、一匹のカメである、という点である。そして、その異世界は、〈時間〉と深く関わっている。異世界とカメと〈時間〉。三つを結びつけて浮かび上がってくるのは、日本の昔話、「浦島太郎」だ。つまり私は、エンデは、「浦島太郎」を意識しながら「モモ」を書いたのではないか、と考えたのである。
 〈モモ〉という名前も気になる。ひょっとしたらエンデは、日本の昔話「桃太郎」から、〈モモ〉という名を思いついたのではないか。〈モモ〉が〈時間どろぼう〉たちをやっつける話として、物語「モモ」が読めるとすれば。――そんなわけ、ないか。
 行き場を失った子供たちは、〈子供の家〉で、大人の言う〈役に立つ〉遊びをやらされる。子どもたちは、大人が教えなくても、空き箱の二つ三つがあれば、いつでも、冒険の航海に出ることができる。子供たちが自由に空想の翼をはばたかせるができる環境づくりこそが、子供たちにとっては、本当の意味で、〈役に立つ〉ことになるはずだ。どこを見渡しても同じ道路、同じ建物、同じ服、同じ考え、同じしゃべり方、同じ歩き方、なんだか、顔までそっくりに見えてくる。そんなの、いやじゃありませんか。エンデに、そう言われているような気がした。
 引用はしないが、ラストの描写が、とても、美しい。ぜひ、手にとってご確認のほどを。
 附記。この本の冒頭に、アイルランドに伝わる歌が載っている。私の勝手なイメージでは、アイルランドと言えば、ケルト信仰が思い浮かぶ。あるいは、エンデは、ケルト信仰も意識していたかもしれない。
[5]「残業依存症」から立ち直った、今の読後感(2008-11-18)
何人かの方が書いているのと同じように
子どもの頃は、誤解からずっと敬遠してました。
優等生の読書感想文御用達っぽかったし、
その感想からは、スローライフ的説教臭さも感じたし…

体調悪化と、我が子の出産に先立って、残業まみれの生活から足を洗い
(このご時世、かなりの勇気が必要でしたが)
ちょっぴりできた心のゆとりに、好きだった読書を再開した矢先、
文庫化にともない訳が新しくなったと知って読みました…

…本当に良いタイミングで出会いました。
子ども向けのファンタジーではありますが
私にとってはファンタジーとは思えないリアルさを感じました。
エンデすごいです。

もちろん、現実の社会にはモモのような
自分の代わりに、灰色の男たちから時間を取り返してくれる人はいません。
そこで、自分にとっての「人生の価値」を決め、せまり来る「時間どろぼう」と
実際に戦うのは自分自身なわけですが。

自分に科せられた仕事が1日に100だとしたら
「1日に120済ませれば、あとがラクになる」などと、誰もが一度は考えるはず。
でも現実には、翌日にもやっぱり仕事は100あって
永遠にラクにはならずに一生を終えてしまうんじゃないでしょうか…?

100の仕事を一生懸命やって、早めにその日の仕事を終える。
残りの時間は自分や家族のためにつかう。

それが実践できれば、この本の本当の面白さが味わえると思います。
大人こそ、ぜひ。
[5]小学生ではじめて読み(2008-11-04)

モモをはじめて読んだ小学5年生の時、これ以上無いほどのスリルを味わいました。まだ難しい本は読めない年頃でしたが、特に行き詰まることなくすらすらと読め、話の内容も掴みやすいものでした。

細い糸がはったような緊迫感を強く感じ手に汗が浮かぶほど胸が高鳴ったのをよく覚えています。

中学生になってからまた読んだときにはまた違った見方が出来ました。風刺された現代の流れや畳み掛けるような文、こまやかで美しい独特の世界観、無色でさびしい町の描写……どれも他とは違う素晴らしさに新たな発見など。

いくつになっても楽しめる作品ではないでしょうか。
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