確定申告のために
弥生の青色申告用ソフトを使って
半年分ほど入力中。
2月の終わりから、半月ほどかけて
終わらせるつもりで
ちょっと腰を据えて毎日。
半年前まで事務担当の人に
任せていたのだけれど
私、この三年ほどは
いろんな本を読んで
複式簿記とやらの基礎知識を
なんとなく斜め読みしていたせいか
おお!!!
五年前あんなに解らなかった
帳簿が、ちょっとは判るように!!
習うより慣れろ!ってことだねー。
五年前は青色申告の会の
説明を聞きに行って
さらにわけがわからなくなっていたんだけど
貸し方とか借り方の意味なんて
理解しようとしなくていいんだってことが
何冊かの本を読んでわかった。
なーーーんだ!!
あの青色申告会のおじさんの
「こんなこともわからないのか!」
みたいな教え方って
単に
彼自身の恐怖が現れていたのねー!
「基本がわからなければ何もできない!!」
なーんてことは、
受験勉強の世界でも全く無くて、
むしろ、問題をときながら
いい加減応用をこなして初めて
「あー!あの定義って、こういうこと?!」
等と後から理解が追いつくことが
多かったりするんだけど、、、
いかにも専門家です!って
威張られて、ど素人の私は
萎縮しちゃったんだね!!
そしてもう一つ。
事務をお願いしていた人が
「間違ってはいけない、
いつ税務署の調査が入るか
わからないんだから
間違った申告は出来ない!
確かに経費とわかるものでなければ
申告できない!
それは犯罪として取り締まられる!!!」
と強調していたのが
怪しいこともわかった。
職業に関しての経費は、
その仕事をしていないと
わからないものも多くて、
特に
私たち理科系科目を教える家庭教師は
風船だの毛糸だのトンカチだの
卵だのホットケーキだの
一見勉強となんの関係があるか
わからないものを使うことも多い。
その事務の人が私の教室を見て
「授業に、関係のないものを
置いているスペースは
家事按分しなければ!」
と、大変な罪悪を発見したかのように
言ったことがあるのだけど、、、
何が関係ないのかを聞いたら
たまたま本棚に毛糸と編み物の本があったのを
彼女は私の私物と思ったのだそうで、、。
冬休みの生徒さんの
家庭科の宿題の表編みと裏編みの
分かりやすいプリントを作っていたんだけど、、、
先入観って怖い。
税務署の調査が入っても
経費に関しては
とことん説明して話し合えば
理解いただけることは多いと思う。
授業の合間の
五分ほどの休み時間に出す
お茶とお菓子だって私の大事な仕事。
当然経費でーす!
それにしても、、、
間違うことを犯罪のように
思うことは、何者も成長させない。
おかしいと思って調べたら、
ほら、やっぱり、
訂正すれば済むことではないか!
架空の領収書を作ったり
取引を隠したり、ってことなら
罰金もありだけど、
間違っただけなら
間違ったぶんだけ訂正して
多かったり少なかったりした税金を
払い直せばすむこと!!
誰だって間違えることはあるんだから
こんなにたくさんの人がしている
申告で、
そんなに罰金だらけな訳がない!!
なーーんていう
あったり前のことを
学び直す良いチャンスでした。
青色申告会のいけだかなおじさんも
犯罪者になるのが怖い事務担当も
その当時の私の混乱と恐怖が呼んだ
当時の私の無意識の表れ。
うん、もう、全然怖くないから
次はきっと楽しく事務をする人と
出会いがあるに違いない!
楽しみーーー!!