悲しい、と、感じたら、、、

原因を頭で考えるのでも
きっかけを与えた物事や人を恨むのでもなく、
(それはきっかけであって原因ではない)

ただ、その悲しさを味わい尽くす。
自分のどこから、
それが湧いて出たのかを感じ取る。

悲しみが深いほど、
何かが大事だったり
愛おしく思っていたりするもの。

その、愛としあわせを思い出す。

幸福を経験していたことに
深く感謝できたとき、

私達は気付く。

何も無くなってはいないことに。

愛は傷つかないことに。

与えあったものは
心の中に確固としてあるのだから。

そして、
いつでもまた、与え合えるのだから。


私達はわざわざ、
寂しい思いを繰り返しては
幸せを思い出すのだ。

それが無くならないと確信するまで。