コロナウイルスは、徐々に変異して、
一向に治まる気配がありません。
なのに、我が街に発出されている緊急事態宣言は、期間限定。
この不思議さには、首を傾げるばかりです。
ところで、
年月を経るほどに気に入っていく曲。
そんな曲が皆さんの中にもあると思いますが…。
今回、紹介する「Goodbye Yellow Brick Road(原題)」が、
僕にとっての指折りです。
エルトン・ジョンのコンポーザーとしての技量が遺憾なく発揮されている
バラードに乗せた難解な歌詞は、
「オズの魔法使い」の映画からのイメージだそうです。
この曲がタイトルにもなっているアルバムには、
「Bennie and the Jets」、「Candle in the Wind」と言った名曲が揃います。
(「Goodbye Yellow Brick Road」は、73年10月のリリース後程なくして、ビルボードのアルバムチャートで8週間No1となりました。)
(80年代初頭に一世を風靡したレンタルレコード。借りたこのアルバムに傷を付けてしまって、買取りとなったのが、今では良い思い出です。)
(こちらは、97年の「Candle in the Wind」。プリンセス・オブ・ウェールズだったダイアナへのトリビュート・ソングです。)
でも、彼の凄さは、
「Crocodile Rock」ではロックンロールを、
「The Bitch Is Back(あばずれさんのお帰り)」ではグラム・ロックを、
「Lucy in the Sky with Diamonds」ではビートルズのカバーを、
そして、「Don't Go Breaking My Heart」ではキキ・ディーとのポップスのデュエットを…。
と、どんなジャンルの曲も超一流にやってのけてしまう稀有な才能ではないでしょうか。
(キキ・ディーは、「ロック・キッズ㉔ ~アイブ・ゴット・ザ・ミュージック・イン・ミー-キキ・ディー~」で紹介しています。)
そう言えば、
ジョージ・マイケルとの「Don't Let The Sun Go Down On Me」のライブ・デュエットは、
ちょっと食われ気味でしたが、圧巻の熱唱でした。
(ジョージ・マイケルとのデュエットは、このベストアルバムの4曲目に収められています。)
(おまけは、I君のロック喫茶(予定)で撮ったミネルバ・ボックスの集合写真。)
(別角度からの一枚。ロックTシャツのコレクションは一見の価値ありです。)