非常事態宣言が全国に拡大されてから2週間が過ぎた木曜日の昼下り。

 

初めての在宅勤務で、新型インフルエンザ対策特別措置法関連の資料に目を通していると…。

 

不意に現れた娘から直球の質問が、

 

 

「お爺さんやから?」

 

 

在宅勤務の順番は、高齢者、持病、既往症のある者から選ばれてるの? って意味です。

 

デリカシーが無いと言えば、そうなのですが、これはこれで、正鵠を射ていて。

 

この視点、結構、大事かもしれません。

 

では、本題に。

 

 

朝夕、エサをねだりに来ては、愛嬌を振りまき…。

 

ひとしきり構ってもらってから放浪の旅に出る。

 

こんな行動を繰り返す自由人のような黒猫。

 

すぐに、家族のみんなから「クロ」と愛称で呼ばれるようになりました。

 

扱いも段々と手厚くなって…。

 

猫用キャリーバッグを改造した休憩場所を段ボールやフリースの毛布、断熱シートなどで覆う改築は、

 

回を重ねるごとにエスカレートして、室内は極暖の状態に。

 

 

なので、

 

ある大雨の夜からは、晩の寝床になってしまいました。

 

定住してからのクロは、狩りを教え込もうと誘いに来るシャーを相手にせず、彼女を困らせる事もしばしば。

 

 

 

(サッシに背を向けているのがクロ、白い柵越しに見える里道でジッと待っているのがシャーです。)

 

 

 

その理由は、居心地の良さだと勝手に解釈していたのですが…。

 

松の内を過ぎたあたりから、ふくよかになるお腹が気掛かりになり出して。

 

 

もちろん、僕のではありませんッ

 

 

幼猫なので、日数が合わないと頭の中では打ち消すのですが、腹囲の成長は厳然たる事実なので…。 

 

疑心暗鬼で過ごしている中、

 

忘れもしません、2月24日の夜中に、か弱い「ミャー・ミャー」の鳴き声がして。

 

真っ暗な中、懐中電灯で照らすと、

 

大人の親指大の赤ちゃんを確認。

 

白毛が2匹、黒毛が2匹の4匹生まれていました。

 

 

 

(左奥に黒毛が1匹、残る3匹が手前で、折り重なるように寝ています。)

 

 

 

続きます。

 

 

 

 

 

(おまけは、ハンザワ靴店のドイツボックスを使ったストレートチップ。当時は、独立された曽山健太郎氏がハンドソーン・ウェルテッドの底付けを担当していました。)