京都市立美術館に行って、作品の前で
記念撮影をした。
平安時代の漆を再現した、作品名「もり」
を連想する堂々としたにじみ出る森の香
りを感じた。
その後偶然見つけた3条名店街、レトロ
なビルの2階で日替わりランチを食べた。
この辺では珍しく安いし味はとびきり美味
しかった。
スープ、サラダ、メインの鶏料理が一見
ギリシャ風である。(オリーブの実が2個
あった)
なにげなく入ったビルだったが、食べながら
何かを感じた。その何かが気になったので、
ビル内をうろうろと探検してみた。
1928年に大毎新聞社(現毎日新聞)の
京都支店として建設、1983年に京都市
登録有形文化財に登録され、その後改修。
現在は演劇、アートギヤラリー、ジャズカフェが
入居した「1928ビル」として営業されている。
あの世の父が孫の彫刻を見た後、俺の勤め
ていた大毎新聞社もみてくれと、連れていった
とも思える不思議な体験をした。(昼間からゆ
うれいと共に京都を歩いたのかもしれない)
100億かけて京セラ美術館にかわる最後
甥の作品を前にしためったにない親子のショット、
2人の孫のために、亡き父が導いたレストラン
のある1928ビル、いつか演劇の鑑賞とジャズ
を聴きに必ずくるつもり