【2年前の今日：平成19年4月12日】
この日、入院してはじめて精神科医の診察を受けました。
事故から1ヵ月以上も経過して、
今まで、ずっと脳外科医が、自分も手探りですが、頑張りますと・・・
リスパダールを飲まされたりしていました。
夜は、家族には、内緒で、ハルシオンを・・・
それはどういう薬かと、聞いても、説明してくれず、
ぎゅっと握って錠剤をもってきて、カラもぎゅっと握って持ち帰るという看護師に
とても不信感をいだいていました。
薬の処方も適切なのかそうでないのかも不明瞭なままでした。
こっちは命がかかっているようなことなのに
手探りでと言われれば誰だって不安になると思います。
なのに、
なぜ、、、
高次脳といわれた日から、3週間もたってからの
精神科医の登場に、
主治医に対する不信感もひろがっていきます。。。
もっと早く、専門医がきて、
医師や看護師に介入の指導などしてくれていたら、
あんな問題行動にはならなかったのかもしれないのに・・・。
家族は、、、
家族だから、
必死で、調べもしますし、それに集中して、学ぶこともできます。
でも、医療従事者というのは、その道のプロのはず・・・
なのに、どうして、こんな対応なのか・・・
問題行動が起きれば、すぐ拘束し、放置します。
家族が対応に困っていても、見てみぬふりをして
足早に通り去っていきます。
そそうをして、
モップを借りたいと申し出ても、
何時間もほったらかしにされ、
結局、ティッシュケースを半分くらい使って、
後処理をしました。
薬の説明も、あとから説明しますからとか
薬剤師をよびますからとか、
もう1ヶ月以上入院しているのに、
処方箋さえ見せてくれない。
一体何が起きているのか、
不安で不安でなりませんでした。
こんな大きな病院なのに
こんな対応しかできないのか・・・
医療の現実に直面した気持ちでした。