脚のシビレとして来院された。整形外科にて腰部脊柱管狭窄症として通院しているが症状が改善しないとの事。問診を進めていくと感覚のシビレ感ではなく、痺れたように脚を動かしづらいとの症状であった。
運動麻痺に関しては当院では鍼灸不適応と判断している旨を伝えた上で相談し、足と腰の苦重感を対象に施術する運びとなった。針と低周波器を用いた施術をしたが下腿筋肉の触感、刺鍼の感覚、施術反応に違和感を感じたためセカンドオピニオンの検討をご案内した。
その数か月後、当院へ来院された際に大学病院にて慢性脱髄性多発神経炎の診断が付きステロイド治療を行っているとご報告を受けた。