acupunは からだのお百姓さん -5ページ目

acupunは からだのお百姓さん

筋・骨格上の慢性疼痛を通して、健康管理について考えます。
田畑と同じで、まず土壌を良くすること・耕してみることが大切でしょうに、(農)薬が撒かれることが多いようです。皆さまはお身体と二人三脚、私は皆さまと二人三脚、三方合わせて三人四脚で解決して参りましょう。

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=Facebookが教えてくれる2021.5.15の記事=
小橋 正枝の投稿ー2021年5月15日
🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟
【元記事】

 

=たかが、されどの140字/MsAcupun retweets=

Tweet①「『掃骨鍼法』と呟いてくれた君、お友人になりたいわ❣
Tweet②「 シコリのみならず、口腔疾患の齲蝕・歯周病・歯石沈着様の現象は体内でも起きている。夫々の病巣が存在するが故に、治療による応分の痛みは当然発生する。触れずして治せるものなら、オババは潔く脱帽致します。《癒着は剥がせ・シコリは潰せ・沈着物は削ぎ落とせ!/骨格を自由に❣》」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~以下はこれに続くコメント欄のリアクション

など54名のリアクション、19のコメント、7のシェア
 

小橋 正枝:パロディー作者宛にメッセージを送ったら、
「ご丁寧にありがとうございます。掃骨鍼法は小山先生の著書と、小橋先生の医道の日本の記事で知りました。まさかその先生からご連絡いただけるとは幸いです。今後ともよろしくお願いします。」
とのお返事。絶滅かと危ぶまれながらも、師匠の業績をキャッチして下さった方が他に在ったのだと今更ながら感動。

 

小橋 正枝:ウィキペディアに示す『掃骨鍼法』 これも更新したいですね。ご協力宜しくどうぞ❣

JA.M.WIKIPEDIA.ORG 掃骨鍼法 - Wikipedia


小橋 正枝:私分に関しては《掃骨鍼法はコロンブスの卵』と題して、医道の日本 本誌に投稿した事がありました。「50人の臨床家に問う」というものでしたが、そのうち43人のものが、幸にも一冊の本になりました。

 他には作文程度の『むち打ち損傷』の症例報告や、医道MOOK『鍼灸臨床のコツ』。

 特集号では『介護保険制度下であ・は・き師が生きる道を探る』の取材で。 此の頃は結構マメに動いていたようです。

https://ms-kobashiz-acupu.on.omisenomikata.jp/diary/550250

こばし鍼灸(掃骨)院 | 日記 | #99.《掃骨鍼法はコロンブスの卵》 再掲 - お店のミカタ

こばし鍼灸(掃骨)院 | 日記 | #99.《掃骨鍼法はコロンブスの卵》 再掲 - お店のミカタ
 

小橋 正枝:小山曲泉翁の『神経痛 掃骨鍼法』

写真の説明はありません。
小橋 正枝:師匠の本は、幸いにも在学中に発刊されました。(当時はまだ”本多”でした)

写真の説明はありません。

 

河岸 格:すげ〜😊明日店に行って僕も^_^

 

小橋 正枝河岸 格 先生、何か見つかりました?

河岸 格

写真の説明はありません。

写真の説明はありません。

 

河岸 格:こんなの^_^です😀

小橋 正枝:おおお、お宝❣

 

河岸 格:月日が経って気がつくとこんなになりました(>人<;)

写真の説明はありません。

河岸 格:この一冊は色んな人が手に取ってくれました^_^
サックぼろぼろになってますが光栄でしょ!と思います^_^

小橋 正枝:河岸先生。『鍼灸無辺 掃骨無限』良いですね❣
 

⬇写真編集しました。取り替えて下さいませ~。

写真の説明はありません。

 

河岸 格:アザス😊

                =お店のミカタ2021.05.16のブログ=

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《たかが、されどの140字》
twitterで大騒動が起きた
2020年11月30日 。
『鍼灸流派柱合会議』と題して、鬼滅の刃パロディ『鍼灸編』がTweetされたのです。
発信主は 志鍼灸院さん。
 なんとそこに『掃骨鍼法』が仲間入りしていたのですもの、嬉しくない筈がない。 で、関わりのあるものを拾ってみました。
 
🌟元記事/鬼滅の刃パロディ 鍼灸編 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟  
 p.1    
         
p.2      p.3       
         p.4 


🌟 以下、関連tweet収集🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 
 tadashy@MsAcupun 
 よくぞ申した『掃骨鍼法』 ➤そう、骨格を自由に❣
《癒着は剥がせ・シコリは潰せ・沈着物は削ぎ落とせ!》
 口腔疾患の齲蝕・歯周病・歯石沈着様の現象は体内でも起きている。夫々の病巣が存在するが故に、治療による応分の痛みは発生する。触れずして治せるものなら、オババは潔く脱帽致しまする。

Twitter スレッド① ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 たまねぎおじいちゃん  
  面白すぎます  掃骨鍼法いつか受けてみたいです! 
 志鍼灸院 
 ありがとうございます。 私もちゃんと学んだ方から受けたことはないですが、術者側が『ごめん…』と思うくらい痛いとか痛くないとか。  
  tadashy@MsAcupun 
 お邪魔致します。
《癒着は剥がせ・シコリは潰せ・沈着物は削ぎ落とせ!》 と手荒なように聞こえますが、口腔疾患の齲蝕・歯周病・歯石沈着様の現象が体内でも起きているが故に、治療による応分の痛みは避けられません。決して辛い思いをさせるのが目的ではございませんので、呉々も誤解のなきように。 

 たまねぎおじいちゃん 
 教えて頂きありがとうございます 誤解しないように注意します! 投稿楽しみにしています!

Twitter スレッド② ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 すけきよ@sukekiyo603
 最後、冨岡さんが言ってる流派だけわからん… ほんと色々あるなー
 志鍼灸院@nadamashinqin
 小山曲泉という先生の考えられた方法だそうです。 是非お試しください。《 
掃骨鍼法 - Wikipedia 》
 tadashy@MsAcupun 
 ご紹介深く感謝。曲泉翁は今は亡き我が恩師。
「とにかく刺して」という患者を「治療の意味が解らないなら来るな」と叱りつけた。その張本人が今はハード治療のTop3として二人三脚中。
 彼女がもたらしたこの情報(鬼滅の刃パロディー)に大阪のhari-bahbaはウルウル。情けは人の為ならず、志殿も是非ご交誼賜らんことを。

Twitter スレッド③ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 鍼灸×㊷才×フルマラソン!!

 各キャラの声で脳内再生余裕でした 

 志鍼灸院 
 それぞれのキャラになりきって考えました。
 to 志鍼灸院  from tadashy@MsAcupun  
 遅ればせながら…。
鍼灸鬼滅版で《掃骨鍼法》を呟いて下さり、誠にまことに有難うございました。絶滅危惧種と言われながらも、めげずに続けてきて良かった❣ 自称ドン・キホーテの痩せ馬は、自らにむち打ち精進続けて参ります。
 今後ともご指導ご鞭撻の程を宜しくよろしく。
                大阪のhari-bahba
 志鍼灸院
 ご丁寧にありがとうございます。
掃骨鍼法は小山先生の著書と、小橋先生の医道の日本の記事で知りました。
 まさかその先生からご連絡いただけるとは幸いです。今後ともよろしくお願いします。
 tadashy@MsAcupun
 古典にも示される掃骨鍼法➤黄帝内経霊枢 官鍼篇第七第三節「八に曰く短刺。短刺とは骨痺を刺す。
 稍々揺がして之を深くし、鍼を骨の所に致して、以て上下して骨を摩するなり」
 韓国ドラマ『ホ・ジュン』の中で、主人公が受ける科挙の試験の口頭試問だった。他人事ではない気分。
    写真の説明はありません。

 tadashy@MsAcupun 
《刃針と小針刀》 元となる”小針刀”を管が使えるように開発したのが”刃針”との事だが、今は双方とも”小針刀”と呼ぶらしい。しかし臨床上、区別することが望ましい。
・左2本は夫々0.35mm・0.60mm径✕75mm長で、よく撓う。
・ 右4本は1.2mm径。全く撓わず手裏剣のよう。
     
   
     小針刀 :右4本 長さ夫々125/100/80/50mm

 以下、関連記事~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★ 小山曲泉著『神経痛 掃骨鍼法』1979(S54)年 明治東洋医学院出版部(絶版)
        #98.鬼滅の刃パロディに掃骨鍼法   
 師の本は幸いにも在学中に刊行され、直筆のサインが頂けました。(当時、私はまだ”本多”でした)

★ 私分につきましては1996年『医道の日本』本誌に『掃骨鍼法はコロンブスの卵』と題して、投稿した事があります。
   
《掃骨鍼法はコロンブスの卵(H8年)》
  「50人の臨床家に問う」というもので、そのうち43人分が2003年、幸にも一冊の本になりました。  
    #99.《掃骨鍼法はコロンブスの卵》 再掲     
★1999年、 特集号『介護保険制度下であ・は・き師が生きる道を探る』に取材記事。
   
医道の日本臨時増刊(H11年)/往診に同行 
#102.医道の日本取材/往診

★2005年に、作文程度の『むち打ち損傷』の症例報告 
 
《陳旧性ムチウチ損傷の治療報告(H17年)》 と、それに先立つ《ムチウチ損傷症例報告プロローグ(H17年)》 

★2008年には、
#医道MOOK 002(H20年)/問診のコツ 
                                                                                                                            #101.医道の日本/問診のコツ
 今思うと、此の頃は結構マメに動いていたようです。 

Twitter スレッド④ 仮置き~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
> 志鍼灸院 @nadamashinqin 
6月3日
「NON STYLEと平成ノブシコブシとキングコングを一括りのお笑いで語らないように、鍼灸師もある程度は分類できるくらい世間の理解が進むと良いなと思う夜。」
➤ tadashy@MsAcupun :to 
@nadamashinqin
「『鬼滅の刃パロディ鍼灸編』はその御活動の一環だったのですか? 外部向けには何ら活動していない『掃骨鍼法』に出番を頂き、その末裔として脳天を叩かれた思いです。で、新たなスタートの覚悟の意味も含め、コラムに纏めました。天空の師共々、深く深く御礼申し上げます❣
《鬼滅の刃パロディに『掃骨鍼法』の名称が》=当コラム















                                                   「掃骨鍼法」と呟いてくれた君、お友だちになりたいなぁ…

#98.鬼滅の刃パロディに掃骨鍼法

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《元記事》 Facebookが教えてくれる2021.05.15の記述  
「 =Twitter/たかが、されどの140字=           
 『掃骨鍼法』と呟いてくれた君、お友人になりたいわ❣     
  
《鬼滅の刃パロディに掃骨鍼法の名が》 」
      

  =MsAcupun retweets=  
「 シコリのみならず、口腔疾患の齲蝕・歯周病・歯石沈着様の現象は体内でも起きている。夫々の病巣が存在するが故に、治療による応分の痛みは当然発生する。 触れずして治せるものなら、オババは潔く脱帽致します。」
《シコリは潰せ・癒着は剥がせ・沈着物は削ぎ落とせ!骨格を自由に❣》 


                             
パロディーして下さった 志鍼灸院 さま、ありがとうございました。これは私の宝です。 6-2.《懐かしのパロディー/鬼滅の刃》

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内田産婦人科医院の内田美智子先生が書いた、
「いのちをいただく」という絵本のもとになったお話。

「ひと粒の米、一滴に水に感謝。」
「我々衆生は、お肉・お魚を頂くのは構わない。が、それを決して粗末にしてはいけない、感謝を忘れてはいけない。我々が合掌の心で頂いてこそ、彼らは『行』終え良き世界に導かれる。」

  今まで幾度となく聞きもし、また語りもした。けれど、それが、如何に観念的であったか……。
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
 坂本さんは、食肉加工センターに勤めています。牛を殺して、お肉にする仕事です。

 坂本さんはこの仕事がずっといやでした。
牛を殺す人がいなければ、牛の肉はだれも食べられません。
 だから、大切な仕事だということは分かっています。
でも、殺される牛と目が合うたびに、仕事がいやになるのです。
「いつかやめよう、いつかやめよう」と思いながら仕事をしていました。

 坂本さんの子どもは、小学3年生です。しのぶ君という男の子です。

 ある日、小学校から授業参観のお知らせがありました。
これまでは、しのぶ君のお母さんが行っていたのですが、その日は用事があってどうしても行けませんでした。

 そこで、坂本さんが授業参観に行くことになりました。

 いよいよ、参観日がやってきました。
「しのぶは、ちゃんと手を挙げて 発表できるやろうか?」
 坂本さんは、期待と少しの心配を抱きながら、小学校の門をくぐりました。
授業参観は、社会科の「いろんな仕事」という授業でした。

 先生が子どもたち一人一人に
「お父さん、お母さんの 仕事を知っていますか?」
「どんな仕事ですか?」と尋ねていました。

 しのぶ君の番になりました。
坂本さんはしのぶ君に、自分の仕事についてあまり話したことがありませんでした。
 何と答えるのだろうと不安に思っていると、しのぶ君は、小さい声で言いました。
「肉屋です。普通の肉屋です」

 坂本さんは「そうかぁ」とつぶやきました。

 坂本さんが家で新聞を読んでいると、しのぶ君が帰ってきました。
「お父さんが仕事ばせんと、 みんなが肉ば食べれんとやね」

 何で急にそんなことを言い出すのだろうと坂本さんが不思議に思って聞き返すと、
しのぶ君は学校の帰り際に、担任の先生に呼び止められてこう言われたというのです。

「坂本、何でお父さんの仕事ば普通の肉屋て言うたとや?」
「ばってん、カッコわるかもん。 一回、見たことがあるばってん、 血のいっぱいついてからカッコわるかもん…」
「坂本、 おまえのお父さんが仕事ばせんと、 先生も、坂本も、校長先生も、会社の社長さんも肉ば食べれんとぞ。 すごか仕事ぞ」
 しのぶ君はそこまで一気にしゃべり、最後に、
「お父さんの仕事はすごかとやね!」と言いました。
その言葉を聞いて、坂本さんはもう少し仕事を続けようかなと思いました。

 ある日、一日の仕事を終えた坂本さんが事務所で休んでいると、一台のトラックが食肉加工センターの門をくぐってきました。 荷台には、明日、殺される予定の牛が積まれていました。
 坂本さんが「明日の牛ばいねぇ…」と思って見ていると、助手席から十歳くらいの女の子が飛び降りてきました。 そして、そのままトラックの荷台に上がっていきました。

 坂本さんは「危なかねぇ…」と思って見ていましたが、しばらくたっても降りてこないので、心配になってトラックに近づいてみました。

 すると、女の子が牛に話しかけている声が聞こえてきました。
「みいちゃん、ごめんねぇ。 みいちゃん、ごめんねぇ…」
「みいちゃんが肉にならんと お正月が来んて、 じいちゃんの言わすけん、 みいちゃんば売らんと みんなが暮らせんけん。 ごめんねぇ。 みいちゃん、ごめんねぇ…」
 そう言いながら、一生懸命に牛のお腹をさすっていました。

 坂本さんは「見なきゃよかった」と思いました。

 トラックの運転席から女の子のおじいちゃんが降りてきて、坂本さんに頭を下げました。
「坂本さん、みいちゃんは、 この子と一緒に育ちました。だけん、 ずっとうちに置いとくつもりでした。
 ばってん、 みいちゃんば売らんと、 この子にお年玉も、 クリスマスプレゼントも買ってやれんとです。 明日は、どうぞ、よろしくお願いします」

 坂本さんは、「この仕事はやめよう。もうできん」と思いました。
そして思いついたのが、明日の仕事を休むことでした。

 坂本さんは、家に帰り、みいちゃんと女の子のことをしのぶ君に話しました。
「お父さんは、 みいちゃんを殺すことはできんけん、 明日は仕事を休もうと思っとる…」
 そう言うと、しのぶ君は「ふ~ん…」と言ってしばらく黙った後、テレビに目を移しました。

 その夜、いつものように坂本さんは、しのぶ君と一緒にお風呂に入りました。
しのぶ君は坂本さんの背中を流しながら言いました。
「お父さん、やっぱりお父さんがしてやった方がよかよ。
 心の無か人がしたら、牛が苦しむけん。お父さんがしてやんなっせ」
坂本さんは黙って聞いていましたが、それでも決心は変わりませんでした。

 朝、坂本さんは、しのぶ君が小学校に出かけるのを待っていました。
「行ってくるけん!」元気な声と扉を開ける音がしました。
 その直後、玄関がまた開いて
「お父さん、 今日は行かなんよ!わかった?」としのぶ君が叫んでいます。

 坂本さんは思わず、「おう、わかった」と答えてしまいました。
その声を聞くとしのぶ君は「行ってきまーす!」と走って学校に向かいました。

「あ~あ、子どもと約束したけん、行かなねぇ」とお母さん。
坂本さんは、渋い顔をしながら、仕事へと出かけました。

会社に着いても気が重くてしかたがありませんでした。
 少し早く着いたのでみいちゃんをそっと見に行きました。
牛舎に入ると、みいちゃんは、他の牛がするように角を下げて、坂本さんを威嚇するようなポーズをとりました。
 坂本さんは迷いましたが、そっと手を出すと、最初は威嚇していたみいちゃんも、しだいに坂本さんの手をくんくんと嗅ぐようになりました。

 坂本さんが、
「みいちゃん、ごめんよう。 みいちゃんが肉にならんと、みんなが困るけん。 ごめんよう…」と言うと、みいちゃんは、坂本さんに首をこすり付けてきました。

 それから、坂本さんは、女の子がしていたようにお腹をさすりながら、
「みいちゃん、じっとしとけよ。 動いたら急所をはずすけん、そしたら余計苦しかけん、
 じっとしとけよ。じっとしとけよ」と言い聞かせました。

 牛を殺し解体する、その時が来ました。
坂本さんが、「じっとしとけよ、 みいちゃんじっとしとけよ」と言うと、みいちゃんは、ちょっとも動きませんでした。
 その時、みいちゃんの大きな目から涙がこぼれ落ちてきました。
坂本さんは、牛が泣くのを初めて見ました。

 そして、坂本さんが、ピストルのような道具を頭に当てると、みいちゃんは崩れるように倒れ、少しも動くことはありませんでした。
 普通は、牛が何かを察して頭を振るので、急所から少しずれることがよくあり、倒れた後に大暴れするそうです。

 次の日、おじいちゃんが食肉加工センターにやって来て、坂本さんにしみじみとこう言いました。
「坂本さんありがとうございました。 昨日、あの肉は少しもらって帰って、みんなで食べました。
 孫は泣いて食べませんでしたが、『みいちゃんのおかげで  みんなが暮らせるとぞ。
  食べてやれ。みいちゃんにありがとうと言うて食べてやらな、みいちゃんがかわいそうかろ?食べてやんなっせ。』って言うたら、孫は泣きながら、
 『みいちゃんいただきます。おいしかぁ、おいしかぁ。』て言うて食べました。
 ありがとうございました」

坂本さんは、もう少しこの仕事を続けようと思いました。
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・