acupunは からだのお百姓さん

acupunは からだのお百姓さん

筋・骨格上の慢性疼痛を通して、健康管理について考えます。
田畑と同じで、まず土壌を良くすること・耕してみることが大切でしょうに、(農)薬が撒かれることが多いようです。皆さまはお身体と二人三脚、私は皆さまと二人三脚、三方合わせて三人四脚で解決して参りましょう。


アーカイブ   令和8年5月のご挨拶  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



【骨格ケレンのお店】
  暑くなって参りましたね。お変わりありませんか?
 

 こばしは、4月から『骨格ケレンのお店』として、午前・午後ともに一時間枠を一コマづつ稼働を始めました。
 当院を選んで下さる方々の多くの御身体(運動器)は慢性化していて、病巣は深く広く…の状態です。これをカバーするには双方に相当な体力と集中力が必要で、昨年はお互い様キャパシティーを超えてしまった感が有ります。

 今後、こばしの技術を賢くご利用頂くためのご提案ですが、普段からウィークポイントを絞り込んでおいて頂き、一局所づつ解決してゆく事が肝要かと存じます。

 またこれからは、掃骨鍼法継承会の一員として活動して参りますので、以前の《こばし鍼灸院》とは異なった対応となりましょうが、技術は引き続き切磋琢磨して参ります。ご活用下されば幸いです。    《骨格ケレンのお店》店主 小橋正枝拝


=私メの休診中も、他院で治療を継続してらした方=
 今後とも施術を続けていかれます様に。
  私方でお手伝いさせて頂きましたところ、治療ポイントが絞り込まれていて、
 とても治療のしやすい状態でしたから。 

 

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《骨格ケレン研究室》からご提案
「何処に行ってもあかんかった」と仰る患者方に納得して頂くには、もう一歩 深部に『歩』を進める必要を感じます。
 急性期ならいざ知らず、慢性化してしまった病巣を抱えて苦しまれる患者方を単独で支えるには大変な労力を必要とします。そのためにはチーム医療の工夫をして下さる先生方とのご交流と連携を願っています。

興味をお持ちの先生方、よろしくお願い申し上げます。     hari‐bahba拝 

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アーカイブ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
令和8年3月のご挨拶
 ご無沙汰していました。平にご容赦を。
この部屋を仮店舗『骨格ケレンのお店』として、再開させて頂きます。
店主は掃骨鍼法を得手とする小橋正枝です。

 昨年令和7年は、この『こばし鍼灸院』に特殊事情が発生し、患者様・関係者の多くの皆様方に一方ならぬご迷惑とご心配をお掛けしてしまいました。
 体力が衰えていたところをコロナに掻き混ぜられたらしく、脊椎感染を発症し10月下旬、救急車のお世話になりました。

 担当のお医者さまに仰るのに、当初高熱で意識朦朧の状態だったそうです。私自身、この頃の記憶が殆ど有りません。
 加えて一人体制であった為、御予約頂いていた患者さま方にも連絡の施しようが無く、まことに誠に申し訳ない状態が約2ヶ月も続きました。

 その間、血液製剤の点滴を1時間掛かりで日に3回。終いには点滴用の血管が見つけにくい状態になり液漏れして青あざになったり、お布団が汚れたり…。看護師さんにはかなりご苦労をお掛けしました。

 もともとチビ痩せで骨量が少な目だった私は、この間に見事に骨粗鬆症~圧迫骨折の連鎖で酷い腰痛症になってしまいました。
 それでもお医者や理学療法の先生方の知恵とお力で、点滴から内服に切り替わって外出許可が下り、年末に退院~自宅療養となりました。

 発症・救急車・入院・ベッド生活…歩行器・カート・杖…。
何もかも初めての経験でしたが、痛みともサヨナラが出来ることに確信が持てる様になった今、頂いた命を今しばらく活用させて頂こうと決意致しました。
が、元のままの形では、堂々巡り、元の木阿弥になってしまいます。

 振り返ってみますと、昨年令和7年は春先から何だか様子が違っていました。
海外からも来院が有り、その方々にも掃骨鍼法がお役に立つと言う事が判りました。
この遠来の患者方が、このポータルサイトやFacebookに歓びのコメントを寄せて下さったのです。ここまでは良かったのですが……。
 そのクチコミを読まれたのでしょうか、国内の患者方が ≪30分の隙間まで埋めつくす≫ と言う現象が続きました。
 いわゆる、「何処へ行っても、何をしてもアカンかった」と言う患者方の来院です。慢性症であったり、悪化してしまっていたり……。

 この時点で手を打つべきだったのですが、そうする前に、”敵”(体力低下+コロナウィルス)にやられてしまいました。 

 で、既に技術をお持ちの専門家~中習の先生方にご相談・ご提案ですが……。
皆様は既に鍼灸の専門家でいらっしゃると思いますので、その『歩』をもう一歩深めてみませんか? 
「何処へ行っても、何をしてもアカンかった」と言う患者方を一人で支えるのは大変なことです。今後、チームで支えることができる様、工夫して下さる先生方とのご交流を願っています。宜しくどうぞ。   小橋正枝

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こばしの技術の主眼(繰り返しになりますが)
《鍼治療は世界で最も小さな外科処置》
紛れもなく『鍼は傷、灸は火傷』➤有効なキズを以て有害な古傷を制す。それは貪食細胞や線維芽細胞達の成せる技。コラーゲン・エラスチン線維、ヒアルロン酸等は彼らの生成物!

身体が動くと言う事は《綱引きをする筋と骨格》があるから。
 例えば筋をロープに例えれば、ロープは関節をまたぐ形でニ箇所以上に食い込み、『綱引き、梃子、滑車…』の働きをする。両端にはアンカーがいて、間には参加者がズラ~リ。
 アンカーは筋と骨格を結わえ付け、参加者もロープがバタつかないように片手で筋をもう一方で骨を掴んでいる。
 この姿から考えて「どこが?」「誰が?」と問うならば、「ロープも傷むだろうけれど、ロープを握りしめているヒトの手のひら」と答えざるを得ません。そしてこの現象は、生体のどこに起きても不思議ではなく、我々が守備するべきポイントでもあります。
 そこで鍼灸の有効性について、私はこの記事を拠り所にしています。

 線維芽細胞とはヒトに元来備わる万能の細胞(皮膚に筋肉に骨などに)StoneWasher'sJournal
https://stonewashersjournal.com/2015/02/02/fibroblast/
 

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この稿の添付メッセージ

 2026年6月6日  to ms.acupun   from    Gary

 

先生の独自の掃骨鍼法に関する資料を、AIの補助を使って整理してみました。

ただし、AIによる内容には不正確な点や誤りが含まれている可能性もございますので、あくまでも参考資料の一つとしてご覧いただければ幸いです。

先生におかれましては、内容をご自由に修正・削除・加筆していただき、必要に応じてお使いいただければと思います。もし不適切な記述や誤った情報がございましたら、どうかご容赦ください。

今回の資料は、物事の全体像を短時間で把握するための補助として作成したもので、例えばこの資料もおよそ10分ほどでまとめることができました。私自身、さまざまな事柄をより早く理解するうえで、AIは大変便利な道具だと感じております。

しかしながら、やはり最も大切なのは人間の知恵であり、先生がこれまで積み重ねてこられたご経験や知識は、AIでは決して代替できないものだと思っております。

つきましては、先生のお考えに合わせて、どうぞご自由にご活用・ご修正いただければ幸いです。

ささやかな共有ではございますが、お役に立つ部分が少しでもございましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

在 2026年4月5日週日 下午6:53,Gary Wong <chunmwong7@gmail.com> 寫道:



本稿🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

 

小橋(旧姓本多)正枝の
掃骨鍼法

歴史・理論・技術・安全性・臨床証拠の日本語整理版

作成日:2026年6月6日
資料種別:公開資料に基づく研究メモ/専門家向け概要

注意:本資料は教育・研究目的の整理であり、施術指導書・医療助言ではありません。掃骨鍼法は深部・骨面近傍を対象にしうるため、実施には法的資格、解剖学的知識、感染管理、安全深度の判断、医療連携能力が必要です。

 

目次

1. エグゼクティブ・サマリー

2. 人物と系譜

3. 歴史的背景

4. 理論的枠組み

5. 技術の概要

6. 適応の考え方

7. 禁忌・注意点・安全管理

8. 臨床エビデンス

9. 他の療法との比較

10. 教育資源と継承状況

11. 研究上の課題

12. まとめ

1. エグゼクティブ・サマリー

掃骨鍼法は、現存する公開資料から見るかぎり、標準的な経絡配穴を中心に組み立てる鍼法ではなく、骨面・骨膜近傍・筋付着部の深部病変を触診でとらえ、そこへ鍼を到達させて細かい雀啄や「こそげる」ような操作を行う、日本近現代の局所深部鍼法として理解できる。創始者として確認しやすいのは小山曲泉であり、1972年の日本鍼灸学会大会抄録「後頭神経痛と掃骨鍼法」が、現時点で最も明確な初期公開資料である。[1] その後、小山は『神経痛掃骨鍼法』を刊行したとされる。[2]

小橋(旧姓本多)正枝は、この小山曲泉系統を後期に継承・展開した臨床家である。彼女自身は「曲泉翁の最終段階の生徒」と自述しており、1996年・2005年の文章では、掃骨鍼法を神経痛だけでなく、慢性運動器痛、ムチウチ損傷後遺症、深部硬結、ADL(日常生活動作)制限に応用する臨床的枠組みとして説明している。[3][4][7]

ただし、公開資料の性質には限界がある。小山から小橋への正式な師弟年表、授受の詳細、全身部位ごとの標準図譜は公開資料上では十分に確認できない。また、掃骨鍼法そのものに関するランダム化比較試験や系統的レビューは見当たらず、直接証拠は学会抄録、症例報告、講習会記録、継承者の自述が中心である。慢性頸部痛、WAD(whiplash-associated disorder)、筋筋膜性疼痛症候群に対する鍼治療の研究は間接的な参考にはなるが、掃骨鍼法固有の優位性を証明するものではない。[13][14][15][16]

臨床上の結論としては、掃骨鍼法は「歴史的系譜をもつ、触診主導・骨層志向の高度な局所深部鍼法」と位置づけるのが妥当である。一方で、安全性の観点からは、後頸部・胸郭周囲・深臀部などで神経、血管、胸膜、脊髄近傍に接近しうるため、解剖学的知識、感染管理、リスク説明、施術後の有害事象判別が不可欠である。[10][11][12]

2. 人物と系譜

小橋正枝は、本人再掲資料によれば1945年熊本県生まれ、1980年に明治東洋医学院専門学校鍼灸科を卒業し、1982年に大阪で開業した鍼灸師である。本人は「小橋(旧姓本多)正枝」と記している。[3]

小山曲泉は、本名を小山修三とし、薬剤師・鍼医・教育者として説明される人物である。明治鍼灸専門学校を出て同校講師となり、掃骨鍼法を整理したとされる。1972年大会抄録では、掃骨鍼法を神経痛に対する対症的特殊療法として提示し、経絡治療とは関係が大きくないと説明している。[1][2]

小橋は小山曲泉流を継ぐ立場を明示しているが、公開資料で検証できるのは、本人自述、明治東洋医学院同窓会の講習会資料、MPS研究会での発表記録などである。したがって、厳密には「小山曲泉系統の後期継承者」と記すのが安全である。[7][8][9][10]

人物

確認できる事項

注意点

小橋(旧姓本多)正枝

1945年熊本県生まれ。1980年に明治東洋医学院専門学校鍼灸科卒業。大阪で開業。掃骨鍼法を『骨格ケレン』などの表現で展開。

生平情報の多くは本人再掲資料による。

小山曲泉

1972年に『後頭神経痛と掃骨鍼法』を発表。『神経痛掃骨鍼法』を刊行。

詳細な師弟関係・授受過程は公開資料だけでは限定的。

両者の関係

小橋は小山曲泉の後期門下・継承者として自己定位。

独立した公式年表は未確認。

 

3. 歴史的背景

掃骨鍼法が公開学術資料に現れる明確な節目は、1972年の小山曲泉「後頭神経痛と掃骨鍼法」である。同抄録では、後頭神経痛に対して骨の「枯孔」を探り、普通5〜10番鍼を用いて雀啄するという骨層志向の説明がなされている。[1]

小橋の1996年の文章では、掃骨鍼法は「鍼灸の中の外科的特殊療法」と説明され、治療の焦点は経穴名よりも、骨・骨膜上の老化性変化、慢性病巣、深部硬結、筋肉の起始・停止・付着部に置かれる。[3]

2000年代以降、小橋はこの技術をMPS(筋筋膜性疼痛症候群)やトリガーポイントの文脈と接続して語るようになる。本人は、トリガーポイント理論を早く知っていれば、自身の治療を患者や同業者により説明しやすかっただろうと述べている。[4][10]

このため、掃骨鍼法は古典の『霊枢』官鍼篇に見える「至骨」「摩骨」系の語彙と、近現代日本の深部局所療法・疼痛医学的語彙が重なって形成された方法と見るのがよい。古典からの単線的伝承として断定するより、近現代臨床家による再編・再言語化として理解する方が資料に合っている。

4. 理論的枠組み

掃骨鍼法の理論的特徴は、第一に「経穴中心」ではなく「病巣中心」である点にある。圧痛、硬結、運動時痛、患者が再現できる不快動作、深部の粘着感・板状感・棒状感を手がかりに、鍼の方向と深度を決める。[3][4]

第二に、骨面・骨膜近傍・筋付着部を重視する。小橋の文章では、病変は筋腹だけでなく、起始、停止、付着部に存在することが多いとされる。ここでいう「掃骨」は、単に深く刺すことではなく、骨に近い慢性病巣を細かく処理する操作を意味する。[3]

第三に、施術中の触覚情報が重視される。小橋は針下の質感を「ジャリジャリ」「ガリガリ」「ネバネバ」「ギシギシ」などの擬態語で表現し、それを患者にも伝えながら、病巣の変化を臨床判断の材料にしている。[3][4]

第四に、治療直後の再評価が重視される。患者に動作を再現してもらい、ADLや疼痛の変化を確認し、残る痛点・運動制限に応じて追加処置を行う。これは、現代的には「触診 - 介入 - 即時再評価」のループとして整理できる。

5. 技術の概要

公開資料から再構成できる基本手順は、(1) 問診とADL再現、(2) 押手による圧痛・硬結・運動制限の探索、(3) 病巣への最短経路と安全な角度の決定、(4) 深部病巣への刺入、(5) 骨面・付着部近傍での細密な雀啄または掃くような操作、(6) 即時再評価、(7) 2〜3日後反応を含む経過観察、である。[3][4]

小山の初期資料では「普通5〜10番鍼」と記されるのみで、現代的なmm規格は示されていない。[1] 小橋の実務では、寸6・4番、2寸・8番の硬質鍼を常備し、症例によって50mm/0.22mm、60mm/0.30mm、さらに深臀部ではより長い中国鍼を用いた例も記載されている。[3][4]

重要なのは、長い・硬い鍼を使う可能性があるからといって、粗暴な深刺や強刺激を意味しないことである。小橋自身も、掃骨鍼法を単なる「深バリ」や強刺激と誤解してはならないと述べている。[3]

現時点では、全身の各部位について公式に標準化された刺入角度・深度図譜は公開されていない。そのため、技術の再現性は術者の触診能力、局所解剖知識、鍼先方向の制御、安全深度の判断に大きく依存する。

段階

内容

臨床上の意味

1 問診・再現

患者に痛む動作やADL障害を再現してもらう。

治療目標を経穴名でなく機能障害で定める。

2 触診

圧痛、硬結、索状物、粘着感、付着部痛を探す。

押手が診断と安全制御の中心になる。

3 経路決定

最短かつ安全な刺入方向を選ぶ。

無関係な軟部組織損傷を減らす。

4 刺入・操作

骨面・骨膜近傍で細かく雀啄、掃くように処理。

単なる深刺ではなく、深部病巣の質感変化を追う。

5 再評価

治療直後に動作・疼痛を再確認。

残存部位に応じて追加処置を判断する。

 

6. 適応の考え方

歴史的には、掃骨鍼法の出発点は神経痛、とくに後頭神経痛であった。[1][2] 小橋の展開では、慢性運動器痛、頸肩部痛、ムチウチ損傷後遺症、深部硬結、筋付着部痛、ADL制限を伴う難治性疼痛へと応用範囲が広がっている。[3][4]

適応を臨床的に言い換えるなら、表層の筋緊張だけでは説明しきれず、深部・骨面近傍・筋付着部に強い圧痛や硬結があり、患者の主訴動作を再現できる慢性疼痛が主な対象となる。

ただし、これは小橋系資料からの整理であり、臨床試験で検証された適応リストではない。特に神経症状、骨折、腫瘍、感染、炎症性疾患、重篤な内科疾患が疑われる場合には、鍼灸単独で処理すべきではなく、医療機関での評価が優先される。

7. 禁忌・注意点・安全管理

小橋自身は、炎症性・急性期、神経症傾向、体力が著しく低下している者、胸部疾患のある者などには特に注意が必要と述べている。[3]

現代安全基準から見ると、掃骨鍼法の最大の問題は、深部・骨面近傍を狙うため、部位によっては重要臓器・神経・血管に接近しうることである。全日本鍼灸学会の安全対策資料は、感染、臓器損傷、神経損傷、皮膚障害、折鍼・伏鍼・異物などを鍼施術に伴う有害事象として扱っている。[11]

胸郭・肩背部では気胸が重要である。後頸部では延髄、脊髄、椎骨動脈、大後頭神経などへのリスクがある。腰臀部では坐骨神経だけでなく、深部血管や骨盤内臓器方向の判断も必要となる。[11][12]

したがって、掃骨鍼法を安全に扱うには、使い捨て鍼、手指衛生、皮膚消毒、標準予防策、施術前説明と同意、施術後の有害事象の説明、緊急時の医療連携が不可欠である。『好転反応』という説明だけで、頭痛、発熱、胸痛、呼吸困難、神経症状、感染徴候を処理してはならない。

リスク領域

主な危険

対応

後頸部

脊髄、延髄、椎骨動脈、後頭神経への損傷。

深刺・粗暴操作を避け、方向と深度を厳密に管理。

肩背部・胸郭

気胸、血胸、胸膜損傷。

胸郭の厚み、安全深度、刺入角度を理解し、症状出現時は医療連携。

腰臀部

坐骨神経、深部血管、骨盤内方向への誤刺。

長鍼使用時ほど解剖学的判断を厳密にする。

全身状態

感染、出血、強い疲労、発熱、急性炎症、神経症状の悪化。

施術前評価、説明と同意、標準予防策、必要時の医療機関紹介。

 

8. 臨床エビデンス

掃骨鍼法そのものの直接証拠は、現状では非常に薄い。確認しやすい資料は、小山の学会抄録、小橋の症例報告、MPS研究会での発表、講習会記録、継承者の自述である。[1][4][7][8][9][10]

小橋の2005年症例報告では、ムチウチ損傷後遺症の患者に対し、約半年にわたり二十数回の治療を行い、主訴・活動・日常機能の改善が記述されている。ただし単例であり、複数の手技・経過要因が関与しうるため、因果関係を強く主張することはできない。[4][5][6]

間接証拠としては、慢性頸部痛、WAD、MPSに対する鍼治療の系統的レビューが参考になる。2024年の慢性頸部痛レビューでは、鍼治療は補助療法として疼痛や機能に一定の利益を示す可能性があるが、偽鍼との比較では効果が控えめになる場合がある。[13] WADやMPSに関するレビューも、一定の改善を示すが、研究の異質性や質の問題が残る。[14][15]

結論として、掃骨鍼法は臨床仮説としては魅力的だが、現時点で『一般鍼灸、乾鍼、トリガーポイント鍼、徒手療法より優れる』と主張できる段階にはない。今後は、症例集積、前向き観察研究、安全性調査、標準手順書、比較試験が必要である。

証拠の種類

内容

評価

直接証拠

小山の1972年抄録、小橋の症例報告、研究会発表。

症例・経験レベルであり、効果推定は弱い。

間接証拠

慢性頸部痛、WAD、MPSに対する鍼治療のレビュー。

関連はあるが掃骨鍼法固有の証明ではない。

不足する証拠

RCT、標準化された安全性研究、多施設症例登録。

今後の主要課題。

 

9. 他の療法との比較

伝統的な中医鍼法は、弁証論治、経穴、経絡、補瀉、遠隔配穴を重視する。一方、掃骨鍼法は、患者が訴える局所の疼痛・硬結・運動制限を出発点とし、骨面・骨膜近傍・付着部病変を直接処理しようとする点で、より局所深部志向である。[3]

乾鍼やトリガーポイント鍼とは、筋筋膜性疼痛や圧痛点を重視する点で近い。しかし、乾鍼が筋腹内のトリガーポイントや局所攣縮反応を重視しやすいのに対し、掃骨鍼法は『骨に貼りつく病巣』『付着部』『骨格ケレン』をより強調する。[10][15][18]

カイロプラクティックや脊椎マニピュレーションは、関節可動性、脊椎分節、徒手操作を中心とする。掃骨鍼法は関節スラストではなく、鍼という微小侵襲的道具で深部局所を処理するため、効果の仮説もリスクの種類も異なる。[17]

以上から、掃骨鍼法の独自性は『鍼で骨面近傍の慢性硬結・付着部病変に直接アプローチする』点にある。ただし、その独自性は同時に安全性上の難しさでもある。

療法

主な焦点

掃骨鍼法との違い

伝統的中医鍼法

経穴、経絡、弁証、補瀉。

掃骨鍼法はより局所病巣・骨面近傍志向。

乾鍼・TP鍼

トリガーポイント、局所攣縮反応、筋筋膜性疼痛。

掃骨鍼法は付着部・骨面・骨膜近傍をより強調。

脊椎マニピュレーション

関節可動性、脊椎分節、徒手操作。

掃骨鍼法は関節スラストでなく鍼による深部局所処理。

 

10. 教育資源と継承状況

公開されている教育資源は、大学標準教材というより、同窓会研修、研究会発表、継承会の内規、臨床家の再掲文章、動画・診療所ページなどに分散している。明治東洋医学院の同窓会資料は、小橋が掃骨鍼法の講師を務めたことを示す重要な公開資料である。[8][9]

MPS研究会の報告は、小橋の方法がトリガーポイントやMPSの臨床共同体の中で議論・実技紹介されたことを示している。[10]

小橋の継承会内規では、掃骨鍼法、骨格ケレン、村上式掃骨鍼法、岩くずし、Deep Acu Releaseなど、近縁または派生的な名称が挙げられている。[7] これは、統一学派というより、臨床家ネットワークとしての継承を示す。

11. 研究上の課題

第一の課題は標準化である。現状では、部位ごとの安全深度、刺入角度、操作回数、刺激量、治療頻度、併用手技が統一されていない。

第二の課題は安全性である。掃骨鍼法に特有の深部・骨面近傍操作について、超音波、解剖学的研究、施術事故データベースを用いたリスク評価が必要である。

第三の課題は効果検証である。慢性頸肩痛、WAD、MPSなど対象疾患を限定し、通常鍼、乾鍼、徒手療法、標準治療と比較する研究設計が望まれる。

第四の課題は用語整理である。『枯孔』『骨膜機能障害』『骨格ケレン』『針下のジャリジャリ感』などの臨床語彙を、現代解剖学・疼痛科学・筋膜研究の用語とどの程度対応させられるかを検討する必要がある。

12. まとめ

小橋(旧姓本多)正枝の掃骨鍼法は、小山曲泉の神経痛掃骨鍼法を背景に、慢性運動器疼痛、ムチウチ損傷後遺症、深部硬結、筋付着部病変へと応用範囲を広げた、日本独自の深部局所鍼法である。

その臨床的魅力は、経穴名に固定されず、患者の訴え・動作・触診所見をもとに、骨面近傍の病巣へ精密に接近する点にある。反面、標準化と安全管理が難しく、術者の技能差が結果とリスクに直結する。

したがって、専門家向けには『歴史的価値があり、臨床仮説として検討に値する高度技法』と評価できるが、『有効性が厳密に証明された標準療法』とまでは言えない。今後の研究と教育標準化が、この技法の評価を左右する。

参考資料一覧

本文中の [番号] は、以下の公開資料を指します。ブログ再掲資料は一次的な自己記述として有用ですが、独立検証済み資料とは区別して扱う必要があります。

No.

出典

内容

URL

1

J-STAGE

小山曲泉「後頭神経痛と掃骨鍼法」『日本鍼灸学会誌』第19巻第3号, 1972年大会抄録PDF

リンク

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1948/19/3/19_3_65/_pdf

2

日本の古本屋

小山曲泉『神経痛掃骨鍼法』明治東洋医学院出版部, 1978年の古書情報

リンク

https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=250385823

3

小橋正枝再掲ブログ

「掃骨鍼法はコロンブスの卵」『医道の日本』626号(1996年)再掲

リンク

https://ameblo.jp/acupun2/entry-12904395921.html

4

小橋正枝再掲ブログ

「掃骨鍼法を駆使したムチウチ損傷の治癒例」『医道の日本』64巻4号(2005年)再掲

リンク

https://ameblo.jp/acupun/entry-12904104733.html

5

CiNii

小橋正枝「掃骨鍼法を駆使したムチウチ損傷の治癒例」の書誌情報

リンク

https://cir.nii.ac.jp/crid/1523669555804699776

6

国立国会図書館サーチ

同論文の書誌情報

リンク

https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I026220184

7

小橋正枝ブログ

掃骨鍼法継承会内規・継承者情報(2025年再掲)

リンク

https://ameblo.jp/acupun/entry-12900344910.html

8

明治東洋医学院

同窓会研修会「掃骨鍼法」関連PDF

リンク

https://www.meiji-s.ac.jp/file/training/pdf_1437609595.pdf

9

明治東洋医学院

同窓会報 MEIJI report 022 PDF

リンク

https://www.meiji-s.ac.jp/dousoukai/_media/2020/03/MEIJI_report_022.pdf

10

MPS研究会

第10回学術集会報告:小橋正枝「掃骨鍼法の特異性について」

リンク

https://www.jmps.jp/pagetag/%E5%B0%8F%E5%B9%A1%E8%8B%B1%E7%AB%A0

11

全日本鍼灸学会

鍼灸安全対策ガイドラインPDF

リンク

https://safety.jsam.jp/img/file.pdf

12

J-STAGE

鍼灸安全性に関する近年の総説・報告PDF

リンク

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam/75/4/75_442/_pdf

13

Current Pain and Headache Reports

慢性頸部痛に対する鍼治療の2024年系統的レビュー

リンク

https://link.springer.com/article/10.1007/s11916-024-01267-x

14

DOAJ

Whiplash-associated disorderに対する鍼治療の2024年系統的レビュー

リンク

https://doaj.org/article/57c89dd4979c49d5a5d277a375f51406

15

Frontiers in Neurology

筋筋膜性疼痛症候群に対する鍼治療の2024年系統的レビュー

リンク

https://www.frontiersin.org/journals/neurology/articles/10.3389/fneur.2024.1374542/text

16

NCCIH

Acupuncture: Effectiveness and Safety

リンク

https://www.nccih.nih.gov/health/acupuncture-effectiveness-and-safety

17

NCCIH

Spinal manipulation: What You Need To Know

リンク

https://www.nccih.nih.gov/health/spinal-manipulation-what-you-need-to-know

18

JOSPT

Dry needlingに関する臨床研究・レビュー資料

リンク

https://www.jospt.org/doi/pdf/10.2519/jospt.2021.9864

参考資料

[1] 小山曲泉「後頭神経痛と掃骨鍼法」:日本鍼灸学会誌 第19巻第3号, 1972年大会抄録PDF

URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1948/19/3/19_3_65/_pdf

 

[2] 小山曲泉『神経痛掃骨鍼法』:明治東洋医学院出版部, 昭和53年, 247頁(古書書誌)

URL: https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=250385823

 

[3] 小橋正枝「掃骨鍼法はコロンブスの卵」:『医道の日本』1996年10月号掲載資料の再掲・関連公開資料

URL: http://www.goldcow3.sakura.ne.jp/genjudo/data/kobashi01.html

 

[4] 小橋正枝「掃骨鍼法を駆使したムチウチ損傷の治癒例」:『医道の日本』2005年4月号掲載資料の再掲・関連公開資料

URL: http://www.goldcow3.sakura.ne.jp/genjudo/data/kobashi02.html

 

[5] 小橋正枝「掃骨鍼法で“はり”を活かしきる」:週間あはきワールド 2007年8月22日号 No.48 掲載資料

URL: http://www.goldcow3.sakura.ne.jp/genjudo/data/kobashi03.html

 

[6] こばし鍼灸院公開資料:小橋〈本多〉正枝先生の再掲資料・院方説明・継承関連資料

URL: https://ameblo.jp/acupun2/

 

[7] 玄寿堂・長浜治療院関連公開資料:掃骨鍼法、凍結筋症候群、深部硬結点治療に関する周辺資料

URL: http://www.goldcow3.sakura.ne.jp/genjudo/index.html

 

[8] 明治東洋医学院同窓会研修会資料:掃骨鍼法関連PDF・研修会記録

URL: https://www.meiji-s.ac.jp/file/training/pdf_1437609595.pdf

 

[9] MPS研究会関連資料:小橋正枝「掃骨鍼法の特異性について」関連記録

URL: https://www.jmps.jp/

 

[10] 全日本鍼灸学会 安全対策資料:鍼灸安全対策ガイドライン等

URL: https://safety.jsam.jp/

 

[11] 公開講演資料:「鍼灸と線維芽細胞は相性がいい-なぜ掃骨鍼法(骨格ケレン)か」

URL: https://youtu.be/pEZcG-Jjsm0

 

[12] 公開対談・実技資料:小橋正枝先生・河岸格先生らによる掃骨鍼法の継承・実技に関する資料

URL: https://youtube.com/watch?v=PIJAVGr1wCg

 

[13] 公開実技・初学者向け資料:「掃骨鍼法 その実技と初学者への思い」

URL: https://youtu.be/vUyWH0h5dP8

この論文は、小橋正枝が著したものではありません。
こばし鍼灸院の治療を十二分に受けて下さった香港の患者様が
その効果を検証すべく自主的に調べ、纏めて下さったものです。
言葉の違いから、不十分だった対話を埋める必要もあったことでしょう。
当人が忘れてしまっていたコラムやブログまで調べて下さり、
私がなすべき半生を、ここまでまとめて下さった
 海の向こうの  Gary Wong Chun Man様 に、
改めて深く深く感謝御礼申し上げます。 
小橋(本多)正枝 拝

 



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『神経痛掃骨鍼法』および小橋〈本多〉正枝先生の掃骨鍼法研究整理

原典・本人再掲資料・公開講演資料に基づく専門家向け研究ノート

 

作成日:2026年6月20日

資料性格:教育・研究目的の整理資料(施術指導書ではありません)

 

要旨

本稿は、小山曲泉『神経痛掃骨鍼法』を原典的基盤として、その後に小橋〈本多〉正枝先生がどのように掃骨鍼法を受け継ぎ、慢性運動器疼痛、ムチウチ損傷後遺症、深部硬結、筋付着部病変、ADL制限を伴う臨床像へ展開したかを整理するものである。

資料は、書誌情報、原書ページ資料、本人再掲文章、専門サイト公開資料、学会・研究会資料、公開講演・対談・実技映像資料に分けて扱った。記述にあたっては、伝承的・臨床的語彙と、現代医学・疼痛研究上の語彙を混同しないことを重視した。

結論として、掃骨鍼法は「経穴名の暗記に依存する鍼法」ではなく、圧痛、硬結、深部組織の質感、骨面・骨膜近傍、筋腱付着部を診立ての中心に置く、日本近現代の高度な局所深部鍼法として位置づけることができる。一方、現時点で公開されている証拠は症例報告、臨床経験、講演記録が中心であり、標準化された比較試験によって有効性が確立された段階ではない。したがって、臨床的価値、安全性、研究上の限界を分けて評価する必要がある。

1. 研究対象と資料階層

本稿では、資料を以下の階層に分けて扱う。特に原書ページ資料は、専門文献としての内容を整理するために用い、資料の入手経路ではなく内容の専門性に基づいて評価した。

階層

主な資料

本稿での扱い

原典資料

小山曲泉『神経痛掃骨鍼法』、1972年学会抄録「後頭神経痛と掃骨鍼法」

掃骨鍼法の原初的概念、用語、治療思想を確認する基盤。

小橋本人資料

1996年、2005年、2007年の小橋正枝先生の文章、こばし鍼灸院公開資料

小山曲泉流を臨床的に展開した一次的自己記述として扱う。

講演・対談・実技資料

公開講演、対談、実技映像、患者体験談

口述資料・教育資料として扱い、逐語録や臨床試験とは区別する。

安全・研究資料

鍼灸安全対策資料、慢性痛・頸痛・MPS・WAD関連レビュー

掃骨鍼法固有の証明ではなく、背景研究・安全管理の参考とする。

 

2. 『神経痛掃骨鍼法』の書誌的位置

『神経痛掃骨鍼法』は、小山曲泉による掃骨鍼法の代表的原典として位置づけられる。古書書誌資料では、明治東洋医学院出版部、昭和53年(1978年)、247頁と確認される。小山曲泉は、1972年の日本鍼灸学会大会抄録「後頭神経痛と掃骨鍼法」において、後頭神経痛に対する特殊療法として掃骨鍼法を提示している。

原典資料における掃骨鍼法は、神経痛に対する対症的・局所的治療として説明される傾向が強い。経絡治療の体系そのものを否定するものではないが、治療点の決定は経穴名よりも、圧痛、骨の枯孔、骨膜近傍、患者の痛みの再現、鍼先の反応に強く依存する。

3. 原典概念:枯孔・骨膜・神経末端・ドーゼ

原書ページ資料から見える基本概念は、次のように整理できる。

原典語彙

内容の要約

現代的に整理する際の注意

枯孔

骨面または骨膜近傍に存在するとされる、老化性・病的変化を伴う反応点。圧痛点や異常感覚の背景として説明される。

画像診断で確認される明確な穴として扱うのではなく、臨床的触知概念・伝承語彙として整理する。

骨膜・骨栄養

骨膜には血管・神経末端が関与し、血流停滞や老廃物様変化が痛みを生むという説明がなされる。

現代医学的な骨膜痛、付着部痛、局所循環、侵害受容の語彙と慎重に対応させる。

掃骨

鍼先を骨面近傍へ到達させ、軽く叩く、探る、雀啄する、こそげるように処理するという操作概念。

単なる深刺または強刺激ではなく、方向・反応・安全性を伴う高度な局所技術として扱う。

ドーゼ

患者が感じる痛みや刺激量をどう判断するかという問題。神経痛の痛み、鍼刺激の痛み、恐怖感を区別する必要がある。

刺激量だけでなく、患者の体力・不安・信頼関係・既往歴・部位リスクを含めて考える。

 

4. 『神経痛掃骨鍼法』における部位別記載の整理

原書の部位別記載では、後頭部、眼窩周辺、肩背部、尾骨部、下腿部、膝周囲などが扱われている。共通するのは、表層の筋肉だけでなく、骨の稜線、関節周囲、骨膜近傍、圧痛点、深部反応点を重視する点である。

部位・章節

主な内容

小橋資料との接点

後頭神経痛・後頭痛

後頭部の神経痛、頸部深部、骨枯孔、後頭神経領域の痛みを扱う。

小橋先生のムチウチ症例における頭蓋底・頸部深層・筋付着部処理と連続する。

眼窩神経痛

眼窩周辺の痛み、前頭部・眼周囲症状、関連神経痛を論じる。

小橋資料における頭頸部深部病巣、患者自覚症状、医療機関との鑑別の重要性に通じる。

肩背部・肩こり症穴

肩井、天髎、肩中兪、肩外兪などの周辺を体表地標とし、反応点を探る。

小橋先生の「経穴名より病巣」「押手で方向を決める」考え方と近い。

尾骨痛

尾骨周囲の圧痛点、短鍼、軽い雀啄、局所反応を扱う。

小橋資料における骨格を受器とする施術、付着部・骨端部への関心と接続する。

下腿神経痛・腓骨神経痛

三里、膝眼、陰陵泉、三陰交など周辺を地標に、脛骨・腓骨周囲を扱う。

筋骨付着部と骨面近傍の反応を重視する後世の骨格ケレンと連続する。

論評・診療風景

鍼の痛み、治療誤解、患者の信頼、専門家への紹介、経絡治療への見解を含む。

小橋先生が後に強調するインフォームド・コンセント、患者との共同作業、安全教育に直接つながる。

 

5. 小橋〈本多〉正枝先生の人物と系譜

小橋〈本多〉正枝先生は、明治東洋医学院専門学校鍼灸科を卒業し、大阪でこばし鍼灸院を開業した臨床家として知られる。本人再掲資料では、熊本県生まれ、1980年卒業、1982年開業という経歴が示される。

小橋先生は、自身を小山曲泉流掃骨鍼法の後期継承者として位置づけ、神経痛に限定されがちであった掃骨鍼法を、慢性運動器疼痛、ムチウチ損傷後遺症、筋筋膜性疼痛、深部硬結、ADL制限を伴う症例へ臨床的に拡張した。厳密には、公開資料で確認できる範囲では「小山曲泉系統の後期継承者」と記すのが安全である。

6. 小橋先生の三つの核心資料

資料

研究上の意味

1996

「掃骨鍼法はコロンブスの卵」

小橋先生の総論的文章。骨へ行き着いた臨床的理由、骨格ケレン、起始・停止・付着部、枯孔、強刺激誤解への注意が整理される。

2005

「掃骨鍼法を駆使したムチウチ損傷の治癒例」

陳旧性ムチウチ損傷の症例報告。頭蓋底、頸部深層、棒状・板状硬結、古いゴムや軽石様の触感、細心の雀啄術が記載される。

2007

「掃骨鍼法で“はり”を活かしきる」

若手鍼灸師への臨床回顧。虚弱患者、十分な説明、患者との共同作業、寸6・4番、2寸・8番、Bone therapyとしての骨格ケレンが述べられる。

 

これら三資料は、小山曲泉の神経痛掃骨鍼法を単なる保存的伝承としてではなく、現代の慢性疼痛臨床へ再解釈する過程を示す重要資料である。小橋先生の特徴は、鍼先の質感、患者の主訴動作、押手による病巣把握、治療直後の再評価を重視する点にある。

7. 骨格ケレンという臨床語彙

小橋先生は、掃骨鍼法を説明する際に「骨格ケレン」という表現を用いる。ケレンとは、建築・塗装の分野で錆や古い塗膜を落とす作業を意味する語であり、臨床上は、骨格に貼りついた慢性硬結、汚れ、焦げ付き、沈着物様変化を細かく処理するという比喩として用いられる。

この表現は患者説明として直感的である一方、学術論文では比喩として扱う必要がある。したがって本稿では、「骨格ケレン」を、筋腱付着部・骨膜近傍・深部硬結に対する触診主導の深部局所鍼法を表す臨床語彙として整理する。

8. 技術思想:単なる深刺ではない

掃骨鍼法はしばしば「深く刺す」「強刺激」と誤解されやすい。しかし小山・小橋資料を合わせて読むと、重要なのは深さそのものではなく、病巣の把握、鍼の方向、骨面近傍での反応、患者の体感、安全管理である。

誤解されやすい理解

専門的整理

強く刺せばよい

必要なのは強刺激ではなく、圧痛・硬結・患者反応に基づく精密な病巣把握である。

骨に当てるだけでよい

骨面近傍の反応、枯孔、付着部、神経末端、局所循環を含む複合的な診立てが前提となる。

動画や文章で学べばすぐ使える

長期の見学、実技指導、術者自身の体験、教師による確認、安全教育が不可欠である。

痛いほど効く

患者が恐怖や拒絶を示す刺激は治療関係を損なう。痛みの種類、ドーゼ、体力、病態を分けて考える。

 

9. 小橋資料に見る臨床過程

公開資料から再構成できる小橋先生の臨床過程は、施術手順としてではなく、臨床判断の流れとして次のように整理できる。

1.      患者の主訴、生活動作、痛みの再現を丁寧に確認する。

2.      押手で圧痛、硬結、棒状・板状変化、深部の粘着感、付着部痛を探る。

3.      病巣へ最短かつ安全に接近できる方向を考える。

4.      鍼先の質感と患者の響き・痛み・恐怖感を常に確認する。

5.      治療後に動作を再評価し、ADLの変化を確認する。

6.      瞑眩、倦怠感、青瘀、痛みの移動などの反応を、危険症状と区別して経過観察する。

この流れは、現代的に言えば「問診・動作再現 - 触診 - 介入 - 即時再評価 - 経過観察」のループであり、経穴配当だけでは表現しきれない臨床思考を含む。

10. 安全性と教育倫理

掃骨鍼法は、深部・骨面近傍・頸肩背部・胸郭周囲・腰臀部に接近しうるため、安全管理が最重要である。小橋先生自身も、炎症性・急性期、神経症傾向、著しい体力低下、胸部疾患などには注意が必要であると述べている。

領域

主なリスク

研究整理上の注意

後頸部・頭蓋底

脊髄、延髄、椎骨動脈、後頭神経などへの接近。

深部刺鍼の安全深度、方向管理、解剖理解を強調する。

肩背部・胸郭

気胸、胸膜損傷、血管損傷。

胸郭周囲では特に医療安全の観点が必要。

腰臀部

坐骨神経、深部血管、骨盤内方向への誤刺。

長鍼を用いる可能性があるほど解剖学的判断が重要。

全身状態

感染、出血、発熱、神経症状悪化、強い疲労。

「好転反応」だけで危険症状を説明しない。必要時は医療機関へ紹介する。

 

教育上は、短期講習、映像視聴、見よう見まねで習得できる技術ではない。長期の臨床観察、個別指導、術者自身が鍼感を体験すること、患者反応の読み取り、教師による確認が必要である。

11. 現代研究との関係

掃骨鍼法そのものの直接証拠は、現在の公開資料では限定的である。学会抄録、症例報告、講習会記録、患者体験談、公開講演資料は重要であるが、無作為化比較試験や多施設前向き研究ではない。

一方、慢性頸部痛、筋筋膜性疼痛症候群、WAD(whiplash-associated disorder)、乾鍼、トリガーポイント鍼に関する現代研究は、掃骨鍼法の研究設計を考える上で参考になる。ただし、それらの研究結果をそのまま掃骨鍼法固有の効果証明として扱うことはできない。

比較対象

共通点

相違点

トリガーポイント鍼・乾鍼

圧痛点、筋筋膜性疼痛、局所反応を重視する。

掃骨鍼法は骨面近傍、付着部、骨格ケレンという語彙をより強調する。

伝統的経絡治療

体表地標や経穴名を参考にすることはある。

診立ての中心は経穴配当よりも、病巣、硬結、圧痛、骨膜近傍反応に置かれる。

徒手療法・脊椎マニピュレーション

運動器疼痛やADL改善を目的とする点は重なる。

掃骨鍼法は関節スラストではなく、鍼による微小侵襲的深部局所処理である。

 

12. 用語対照表

小山曲泉原典に近い語彙

小橋先生の展開語彙

現代的整理

枯孔

老化性枯孔、骨格に根を張る硬結

骨膜近傍の圧痛反応点、深部硬結、付着部痛の臨床語彙。

掃骨・雀啄

細心の雀啄術、掻爬、骨格ケレン

鍼先で深部組織の質感変化を追う局所手技。

神経痛

慢性運動器疼痛、ムチウチ後遺症、MPS

神経痛様症状を含む慢性疼痛臨床への応用拡張。

ドーゼ

インフォームド・コンセント、患者との共同作業

刺激量・痛み・恐怖・信頼関係を含む治療倫理。

 

13. 研究上の課題

·        部位別の安全深度、角度、禁忌、刺激量を現代解剖学に基づいて整理する必要がある。

·        症例報告だけでなく、前向き観察研究、症例集積、安全性調査が必要である。

·        「枯孔」「骨格ケレン」「ジャリジャリ感」などの臨床語彙を、筋膜、付着部、骨膜痛、侵害受容、局所循環などの現代語彙と慎重に対応させる必要がある。

·        教育体系として、見学、実技、患者安全、術者評価、認定基準の明文化が望まれる。

·        患者体験談の価値を尊重しつつ、プラセボ、自然経過、併用療法、治療者効果を分けて研究する必要がある。

14. 結論

小山曲泉『神経痛掃骨鍼法』は、骨膜近傍、骨の枯孔、神経痛、雀啄、ドーゼを中心とする日本近現代鍼灸の独自資料である。小橋〈本多〉正枝先生はこの系譜を受け継ぎ、骨格ケレンという臨床語彙を用いて、慢性運動器疼痛、ムチウチ損傷後遺症、深部硬結、筋付着部病変へ応用範囲を広げた。

専門的には、掃骨鍼法は「病巣中心・触診主導・骨面近傍志向の高度な局所深部鍼法」と評価できる。ただし、技術の魅力と危険性は表裏一体であり、安全管理、教育標準化、研究検証なしに安易に普及させるべきものではない。今後は、原典研究、臨床語彙の整理、安全性研究、症例集積を通じて、この技法の歴史的価値と現代的意義を慎重に評価していく必要がある。

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参考資料一覧

本文中の [番号] は、以下の公開資料を指します。ブログ再掲資料は一次的な自己記述として有用ですが、独立検証済み資料とは区別して扱う必要があります。

No.

出典

内容

URL

1

J-STAGE

小山曲泉「後頭神経痛と掃骨鍼法」『日本鍼灸学会誌』第19巻第3号, 1972年大会抄録PDF

リンク

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1948/19/3/19_3_65/_pdf

2

日本の古本屋

小山曲泉『神経痛掃骨鍼法』明治東洋医学院出版部, 1978年の古書情報

リンク

https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=250385823

3

小橋正枝再掲ブログ

「掃骨鍼法はコロンブスの卵」『医道の日本』626号(1996年)再掲

リンク

https://ameblo.jp/acupun2/entry-12904395921.html

4

小橋正枝再掲ブログ

「掃骨鍼法を駆使したムチウチ損傷の治癒例」『医道の日本』64巻4号(2005年)再掲

リンク

https://ameblo.jp/acupun/entry-12904104733.html

5

CiNii

小橋正枝「掃骨鍼法を駆使したムチウチ損傷の治癒例」の書誌情報

リンク

https://cir.nii.ac.jp/crid/1523669555804699776

6

国立国会図書館サーチ

同論文の書誌情報

リンク

https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I026220184

7

小橋正枝ブログ

掃骨鍼法継承会内規・継承者情報(2025年再掲)

リンク

https://ameblo.jp/acupun/entry-12900344910.html

8

明治東洋医学院

同窓会研修会「掃骨鍼法」関連PDF

リンク

https://www.meiji-s.ac.jp/file/training/pdf_1437609595.pdf

9

明治東洋医学院

同窓会報 MEIJI report 022 PDF

リンク

https://www.meiji-s.ac.jp/dousoukai/_media/2020/03/MEIJI_report_022.pdf

10

MPS研究会

第10回学術集会報告:小橋正枝「掃骨鍼法の特異性について」

リンク

https://www.jmps.jp/pagetag/%E5%B0%8F%E5%B9%A1%E8%8B%B1%E7%AB%A0

11

全日本鍼灸学会

鍼灸安全対策ガイドラインPDF

リンク

https://safety.jsam.jp/img/file.pdf

12

J-STAGE

鍼灸安全性に関する近年の総説・報告PDF

リンク

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam/75/4/75_442/_pdf

13

Current Pain and Headache Reports

慢性頸部痛に対する鍼治療の2024年系統的レビュー

リンク

https://link.springer.com/article/10.1007/s11916-024-01267-x

14

DOAJ

Whiplash-associated disorderに対する鍼治療の2024年系統的レビュー

リンク

https://doaj.org/article/57c89dd4979c49d5a5d277a375f51406

15

Frontiers in Neurology

筋筋膜性疼痛症候群に対する鍼治療の2024年系統的レビュー

リンク

https://www.frontiersin.org/journals/neurology/articles/10.3389/fneur.2024.1374542/text

16

NCCIH

Acupuncture: Effectiveness and Safety

リンク

https://www.nccih.nih.gov/health/acupuncture-effectiveness-and-safety

17

NCCIH

Spinal manipulation: What You Need To Know

リンク

https://www.nccih.nih.gov/health/spinal-manipulation-what-you-need-to-know

18

JOSPT

Dry needlingに関する臨床研究・レビュー資料

リンク

https://www.jospt.org/doi/pdf/10.2519/jospt.2021.9864

サブ参考資料

[1] 小山曲泉「後頭神経痛と掃骨鍼法」:日本鍼灸学会誌 第19巻第3号, 1972年大会抄録PDF

URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1948/19/3/19_3_65/_pdf

 

[2] 小山曲泉『神経痛掃骨鍼法』:明治東洋医学院出版部, 昭和53年, 247頁(古書書誌)

URL: https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=250385823

 

[3] 小橋正枝「掃骨鍼法はコロンブスの卵」:『医道の日本』1996年10月号掲載資料の再掲・関連公開資料

URL: http://www.goldcow3.sakura.ne.jp/genjudo/data/kobashi01.html

 

[4] 小橋正枝「掃骨鍼法を駆使したムチウチ損傷の治癒例」:『医道の日本』2005年4月号掲載資料の再掲・関連公開資料

URL: http://www.goldcow3.sakura.ne.jp/genjudo/data/kobashi02.html

 

[5] 小橋正枝「掃骨鍼法で“はり”を活かしきる」:週間あはきワールド 2007年8月22日号 No.48 掲載資料

URL: http://www.goldcow3.sakura.ne.jp/genjudo/data/kobashi03.html

 

[6] こばし鍼灸院公開資料:小橋〈本多〉正枝先生の再掲資料・院方説明・継承関連資料

URL: https://ameblo.jp/acupun2/

 

[7] 玄寿堂・長浜治療院関連公開資料:掃骨鍼法、凍結筋症候群、深部硬結点治療に関する周辺資料

URL: http://www.goldcow3.sakura.ne.jp/genjudo/index.html

 

[8] 明治東洋医学院同窓会研修会資料:掃骨鍼法関連PDF・研修会記録

URL: https://www.meiji-s.ac.jp/file/training/pdf_1437609595.pdf

 

[9] MPS研究会関連資料:小橋正枝「掃骨鍼法の特異性について」関連記録

URL: https://www.jmps.jp/

 

[10] 全日本鍼灸学会 安全対策資料:鍼灸安全対策ガイドライン等

URL: https://safety.jsam.jp/

 

[11] 公開講演資料:「鍼灸と線維芽細胞は相性がいい-なぜ掃骨鍼法(骨格ケレン)か」

URL: https://youtu.be/pEZcG-Jjsm0

 

[12] 公開対談・実技資料:小橋正枝先生・河岸格先生らによる掃骨鍼法の継承・実技に関する資料

URL: https://youtube.com/watch?v=PIJAVGr1wCg

 

[13] 公開実技・初学者向け資料:「掃骨鍼法 その実技と初学者への思い」

URL: https://youtu.be/vUyWH0h5dP8

 

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 ひょんなことで今頃出喰わしたこの投稿、「あれ~?これ私が書いたっけ?」と思う位《Oh,Yes!Yes!》の内容です。

🌟こちらは、Kobashiが2005年に「医道の日本」に投稿した症例報告
【古い ムチウチ損傷の治療報告】(医道の日本2005年4月号 本文) 

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2022.06.01記す

 =我々は、絶滅危惧種とまで言われた掃骨鍼法グループ= 
 今は亡き恩師 小山曲泉翁が命名なさり、心魂込めて守り育てられた《掃骨鍼法》。
 その名称を掲げるにあたっては、心から敬意を払う必要があると考えます。
そのために我々が自らに課しているせめてもの課題。
 ①掃骨鍼法の流れを汲み、技術を認め合える仲間とともに切磋琢磨すること。
 ②患者方と二人三脚、オリジナリティを構築・提供し、率直な評価をフィードバックして頂く。
 ③現況、多職種連携が必要なのは必至。
 我々はその一環として、JNOS日本整形内科学研究会《鍼灸部門掃骨グループ》の一員として学び、その一翼を担います。

 近年はJNOSでもYouTubeやFacebookなどで部外者に向けた発信もされているので、ご参考になさって下さいね。
 ex.
🌟【2021年9月 60分教育講演・小林只 @日本理学療法協会関東甲信越学術集会】変⾰する社会が求める理学療法⼠の ”専⾨性”~変りゆく⾔葉・診療技術・連携・テクノロジー と 変わらない思い~
   🌟日本整形内科学研究会(JNOS)
         
➥これらをクリアすると言うことは、一朝一夕には参りません。
 加えて総仕上げは、患者方と施術者とで作り上げるオリジナルであるべきだと、小橋は考えます。
じっくり熟成させ、自他共に認められる人材となって参りましょう。 

【①②③をクリアした掃骨鍼法の仲間たち】

🌟大阪:河岸鍼灸整骨院 
院  長:河岸  格  
住  所:大阪府堺市堺区向陵中町4-7-25
電  話:072-257-3355  
通  称:『そうこつ・掃骨鍼法』
メッセージ:「 小山曲泉先生より直伝の掃骨鍼法[そうこつ]を取り入れた鍼灸治療を致します。」

こばし補足:明治東洋医学院で直に接するのみならず、自他共に後継者と目された船津先輩と共に《甲子鍼灸院》を長らく堅持。

🌟大阪:こばし鍼灸(掃骨)院 
院  長:小橋(本多)正枝  
住  所:大阪附大阪市淀川区新北野1-3-4-409 近鉄淀川リバーサイドマンション409号室
Tel/Fax:06(6302)0108  
通  称:『骨格ケレン(Bone Therapy)』
メッセージ:「深部病巣を《掃骨鍼法/骨格ケレン》で処理いたします。 *骨格は 体の台地 掘り起こせ 潜在治癒力 蘇るまで*」

補  足:曲泉翁の最終段階の生徒。臨床で苦慮したときに、必要に迫られて掃骨に目覚める

🌟大阪:ファン針灸院 
院  長:村上 淳一  
電  話:072-220-7963
通  称:『ソウコツ・掃骨鍼法』 
メッセージ:「ファン針灸院の院長村上は 掃骨鍼法 を2人の師より学び、長年臨床経験を積んだ村上式掃骨鍼法を行います。ぜひ安心して来院下さい!」

こばし補足:氏は我々を師・先輩として熱心に学んで下さり、我々よりも繊細な技術を編み出された。
    *青は藍よりいでて 藍よりも青し*


🌟大分:長浜治療院/玄珠堂 
院  長:北林 達也
電  話:097-537-9271
通  称:『岩くずし』『深部硬結点治療』
メッセージ:「鍼一本の統合医療ーー玄珠堂の治療家人生はあと10年です。 出会いは、今生のうちに願います。死んでは鍼は持てません。
 #いざ、お助け参らせん! 力及ばずば、お許し下さい。」

こばし補足:氏とは、学校も師匠も地域も違うところにありながら、同じ技術・同じ志を持つ者として mixi時代からのお付き合い。

🌟東京:あいナチュラル鍼灸院 
院  長:中山 かおり
住  所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-33-18ドッポ武蔵野202
電  話:0422-24-7749
通  称:Deep Acu Release(ディープ アキュ リリース)
メッセージ:掃骨鍼法は、小橋先生よりご指導いただきました。
 長年抱えた痛み、古傷の修復のお手伝いから、その他にも状況に合わせた鍼灸療法を組み合わせて修復、回復のお手伝いをさせていただきます。
 患者様の声を大切に二人三脚、治療後のセルフケアのアドバイスで痛みからの脱却を ご一緒に目指したいと思っています。

こばし補足:氏は私の東京研修の折、最前列に陣取り座学・実技ともに積極的に学んで下さった。
 そればかりか、大阪まで技術確認に来て下さり、JNOSの研究会にもご参加。なお、東京・大阪の地あって、共通の患者様を安心して任せられる人。

あいさんの信頼できる鍼灸院

🌟愛知:はりきゅう ぱんだ鍼灸院
院  長:井上 敏晋
住  所:愛知県一宮市貴船2-10-20

こばし補足:目指す技術を知ればこそ、氏はこんな表現ができる。「それは、半解凍の肉の塊。表面は柔らかくなってますが真ん中は凍ったままでガチガチ。
 それを崩していく。鍼先の感触から、それはビスケットだったり、クッキーだったり、落雁だったり、木ッ片のようだったり。 切らずに出来る外科手術。」





【イザという時のために】
  
紀三井寺漢方・鍼灸研究所(和歌山方面の方)
    院長のコメント:「漢方薬は全国対応できますが、鍼灸の場合地図をお確かめ下さい。和歌山も広いので.」
 
➤この他にも深部療法に注目し実践していらっしゃる方は多い筈。
例えばこんな方:
《似田敦先生》現代医学的鍼灸治療/眼窩内刺針
 技術交流をして、共に社会貢献して参りましょう!!


研修会・実習等

★ #コラム18.《掃骨部員こばしの実技》







   しこり は潰せ・癒着は剥がせ・沈着物は削ぎ落とせ。骨格を自由に❣ 12.《信頼できる同志たち》