腰痛
悩んでる人多いですよね。
整形外科に行くと(全部ではないですが・・)腰のみ見られるケースが多いです。
腰が痛いんだから腰でしょう?ってことですよね。
しかし、どこで腰痛が起きているかを見極めないと元に戻ったりするだけですよね。
足の長さが違うの?
股関節が悪いの?
膝が悪いの?
内臓疾患から痛みが来ているの??
などなど。
今日は特に腰痛の原因になりやすい股関節と腸腰筋の問題での治療です。
まず検査します。
1、左右の足の長さをみる
2、足の傾きを見る。
3、上前腸骨棘を上から押し痛みや抵抗など、位置なども調べ左右差をみる
4、パトリックテスト
5、Kボンネット
6、股関節屈曲 痛み抵抗を左右差をみる
7、股関節内外旋
8、鼠径靭帯圧迫による圧痛
9、左右の足を膝を曲げずに本人にあげてもらう。両方と左右片方ずつやる。
10、SLRは30度まででOK(これ以上は改善の指標になるが陽性の場合30度までででるのでじゅうぶん)
これで股関節周りか 腸腰筋に問題があるかわかりました。
それから股関節であれば大転子の周りで圧痛(したにコリのようなものがあるところ)があるところに対して鍼をします。響きが大切です。
腸腰筋にたいしては背骨の前に付着していることを考慮して体格と相談し2~3寸は入れましょう。
こちらも響きが大切で腰椎レベルは直刺で大丈夫だそうですのでズバッと行きましょう。
見事に入ると足が軽く上がるようになります。
鼠径靭帯の圧痛に対してはそこへ刺します。直刺してもよいですがなるべく刺激できるように走行を考えて刺すと良いですね。
たいていの人が股関節まわりや腸腰筋にトラブルがあるので腰痛がなくとも変化は感じられると思います。動きが楽になるはずです。是非やってみてくださいませ!