蔵象 脾 | ハグセラピー始めます。

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1、運化(運搬、消化吸収)をうけもつ「脾主運化」

 運化の運は運ぶ、化は変化させるという意味、ここでは特に消化吸収を指す。消化吸収は飲食物を変化させる。

つまり運化は飲食物を消化吸収して得られたエネルギーや栄養を体全体に運ぶという意味になる。これを運化水穀という。ただし脾はこれだけでなく運化水液もおこなっていて、飲食物の消化吸収、運搬をとおして体全体の水の流れも調節している。これを運化水湿ともいう。

2、気血を生み出す元である

 飲食物を消化し、水穀の精微を作り出す。これは様々なエネルギーや栄養の総称である。気も血もこの水穀の精微からつくられるとされているために脾は気血を生み出すもととされている。

3、気を上昇させる

 胃の気との関係でとらえる必要がある。脾の気には上昇する作用があり、表裏にある胃には下降する働きがある。共同で昇降のバランスを取っている。人間は気が集まってできているが気は常に動いているもので昇降と出入の内外の運動を休みなく続けている。人間が健康であるためにはこのバランスが必要であるがその気の昇降に関しては脾と胃の存在が重要あるとされた。

脾の気は上昇して清いものを上に運ぶ。飲食物を消化して得られた水穀の精微を上部に送る。清いものは水穀の精微のこと。上部のひとつは頭や顔を指し、エネルギーが頭、脳にいくと意識や意識ははっきりして各気管が正常に働くと考えられる。もう一つは心や肺で心肺の作用を受けて気や血に代わり全身に送られる。

 内臓が一定の位置にあるように保つのも脾の働きである。

4、統血作用 血が脈外に出ないようにする

5、脾は思いと関係深い

 思いには思考思慮のほかに願いも含まれている。ただし考える思うということは人間が常に行っていて~すぎなければ問題はない。思いすぎ、考えすぎが続くと気の流れが滞り脾の働きを弱くする。

6、脾は涎と関係深い

 唾液の中でサラサラしたものが涎。粘度が高いものは唾。脾の働きがよわまると消化能力が衰え、唾液の質の低下になる。それから口から涎がでるともいわれ、これには口の閉まりの問題も考えられ。口とも筋肉とも関係する脾がよわまることによって涎が口から出るとも考えられる。

7、脾は肌肉と関係深い 脾は四肢を受けもつ

 エネルギーや栄養を体中に送っている脾。筋肉、臓器、器官すべて受け取っている。

痿証を治すときの原則は「実則陽明、虚則太陰」、これは実邪が存在する場合は陽明から、弱っているのは太陰から治療するということで太陰に一部肺も入るが主に脾を治療する意味である。

8、脾は口と関係深い

「口」は口の中の味や一部に食欲や味覚を指し、口の中の味とは異常な時のみに現れるものである。体の調子が悪くなると口の中が酸っぱい、苦いなどが現れる。これを脾の不調とした。

9、唇に現れる