肝臓について
人体最大の腺 1.2~1.5キロ
腹腔の上右で横隔膜直下で横隔膜に接している
真ん中に肝門(肝門は門脈・固有肝動脈・肝管・リンパ管をとおす)がある
肝鎌状間膜 肝円索・静脈管索のおおる溝が右葉と左葉と分けられる
右葉は方形葉と後ろにある尾状葉とがある
胆嚢と接する
下大静脈と接する
部分切除では代償性肥大によって再生する
実質は小葉管結合組織(グリソン鞘)で区切られた無数の肝小葉が単位となる
門脈は、胃、小腸、大腸、膵臓および脾臓からの静脈が集まった血管
★肝臓機能★
1胆汁の生成と分泌(肝機能障害で高直接ビリルビン血症を起こす)
2ブドウ糖をグリコーゲンに合成して貯蔵し、またグリコーゲンをブドウ糖に分解して放出する
3脂肪の代謝
4コレステロールの合成
5酵素の合成(代表としてコリンエステラーゼ)
6解毒(肝性脳症などアンモニアが増加する)
7血液貯蔵
8アルブミンの合成(障害で漏出性腹水、全身性浮腫をきたす)
9フィブリノゲンやプロトロンビンなどの血液凝固因子の産生(障害で出血傾向などみる)
10ホルモン代謝(クモ状血管腫、手掌紅斑、女性化乳房など)
11細網内皮系で生体防御、クッパー星細胞が食作用を発揮する