胸郭出口症候群
★ポイント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
種類
①斜角筋症候群(アドソンテスト陽性)
②肋鎖症候群(エデンテスト陽性)
③過外転症候群(ライトテスト陽性)
①斜角筋症候群
神経や血管を斜角筋が圧迫してしまう
②肋鎖症候群
肋骨と鎖骨の間で神経血管を圧迫してしまう
③過外転症候群
小胸筋により神経血管を圧迫してしまう
症状
若い女性に多い
自覚症状
・肩こり 肩甲間部のコリ
・上肢のしびれや痛みだるさ
・上肢拳上 外転で悪化
・手指の冷感・蒼白・チアノーゼ
目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・筋による圧迫であればその筋肉を緩める
①筋の痺れ・疼痛・循環・柔軟性の改善と進行の予防
課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
61・62 左右 斜角筋症候群(頸部の緊張)
①斜角 (胸鎖乳突筋の鎖骨部の外縁から2横指外 鎖骨から1横指上に外方横刺切皮程度)
②人迎 (甲状軟骨上縁 胸鎖乳突筋の前縁)
頸部の緊張緩和のために
63・64 左右 肋鎖症候群(なで肩)
①兪府 (正中から外2寸 鎖骨下縁 内下向横刺5mm程度)
②気戸 (正中から外4寸 鎖骨下縁 内下方横刺5mm程度)
鎖骨下筋など肋鎖組織の緊張緩和し肋骨と鎖骨の幅を広げて血管や神経の圧迫をふせぐ
65・66 左右 過外転症候群
①中府 (烏口突起内下縁 外下方に斜で1センチ程度)
②庫房 (正中から外4寸 第一肋間 外下方斜5mm程度)
小胸筋の緊張の緩和 血管や神経の圧迫をふせぐ