ポイント*今から何を行うのか患者に説明して健側から行う
1、ボンネットテスト(坐骨神経痛)
SLRの増強法
坐骨神経伸展増強テスト, SLRテスト で痛みやしびれが出現した角度からさらに股関節内転内旋を加える
2、ブラガードテスト (坐骨神経痛)
SLR増強法
SLRから足の裏を持ち押し込む(背屈)
3、バビンスキー反射(錘体路障害)
仰向けに寝てもらいハンマーの柄で足底の外線を ゆっくりとかかとから母指に向かって下から上に弧を描くようにこすります。
正常では, この様な刺激を与えられると足底反射が起こるために母指は足底の方へ屈曲するが錘体路障害があると背屈してしまう
4、足背屈動脈の拍動
血管閉塞性識別の補助検査
5、ローゼルネラトン線( 股関節変形)
股関節45°屈曲位みる
ローゼルネラトン線(大転子と上前腸骨棘と坐骨結節 を結ぶ線のこと)
6、ブライアント三角(股関節変形)
上前腸骨棘と大転子のライン
7、シメーカー線
臍と上前腸骨棘と大腿骨の上部を結ぶ
8、トーマステスト
股関節の拘縮をみる
健側の足を屈曲すると股関節が固いため患側の膝が上がってしまう
伸展側に痛みがあれば腸腰靭帯の損傷や腸腰筋の障害
屈曲側に痛みがあれば仙腸関節障害
9、大腿周径
ヘルニアの85パーセントで変化あり
膝蓋骨上端より10センチ
10、椎間関節圧痛
棘突起間外2センチ
L4 L5
L5 S1
11、梨状筋の圧痛
上後腸骨棘と大転子の中点より直角に3センチの圧痛
12、坐骨神経痛の走行上の圧痛
殷門
承筋
腎兪
大腸兪