美容コラム、猫背対策3 | 美容室、横浜、日吉、ACTグループ、シーループユナイテッド、内田敏夫の一生元気で美しく

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背中が丸まらない座り方

座った姿勢がもっとも猫背になりやすいと言えます。立っているときは背筋が伸びてるのに、座ると猫背になってしまう…という人も居るのではないでしょうか。

座る時は椅子に深く腰掛けるようにしましょう。骨盤は立てて、座面に対して垂直になるように意識します。くれぐれも腰が反り過ぎないよう気をつけて。

背もたれにもたれかかると骨盤が後傾してしまいます。座椅子を使用する時は背もたれの角度に気をつけましょう。

膝は90°に曲げ太ももは床と平行、足がしっかり床につくようにします。骨盤が後ろに傾きますので足を組んだり伸ばして座らないようにしましょう。

パソコンの画面を見るときは頭が前に出過ぎないように気をつけて下さい。書きものや読書など下を向く時は頭を下げるのではなく、軽く顎を引いて下を見るようにしましょう。

頭が前に出たり下を向くとストレートネック(首猫背)になりやすいので注意が必要です。腕を前に伸ばした姿勢は巻き肩になりがちです。ひじを適度に曲げるよう意識しましょう。

上記のような正しい姿勢にならない時は、机や椅子の高さが体に合っていないかも知れません。可能であれば高さを調整して下さい。

座面がビニールやレザーの椅子はお尻が滑りやすく、座りにくいので椅子用の座布団を使うと良いでしょう。

寝る時に気をつけること

と言っても寝ている時は意識が無いし気をつけようがないと思うかも知れませんが、まず入眠時の体勢は出来るだけ仰向けに寝るよう心がけましょう。

横向きで寝ると巻き肩になりますし、背中も丸まりやすいです。うつ伏せ寝は呼吸をする為に顔を横に向けますので首が捻れ、頸椎が歪む原因になります。

近年は快適な眠りを追及した寝具が多く出回っています。体を包み込むような柔らかい寝具は確かにぐっすり眠れそうで魅力的ですが、寝返りが打ちにくいため実は背骨の歪みを促進させるおそれがあるのです。

寝返りには体の歪みを直してくれる働きがあります。一晩で20~40回程度の寝返りを打つ事が理想的だと言われていますが、低反発など柔らかな寝具を使っている場合、およそ半分の10回程度しか寝返りを打たないそうです。また、体が沈み込んでしまう事で背骨の自然なカーブが損なわれる事も。

実際に低反発マットレスを使い始めて、肩こりや頭痛に悩むようになった人も居るようです。背骨の歪みを防ぐ為にマットレスなどは適度に硬いものを選びましょう。

枕についても同様です。頭だけ枕に沈み込んでいるのも寝返りが打ちにくくなるため、マットレスと同じように適度な硬さのあるものが理想的です。

高さは仰向けに寝た時に目線が真上よりやや下を向く程度がちょうど良い目安です。高過ぎると首猫背の原因になります。

また、枕無しで眠るのも首が不自然に曲がってしまい、頸椎に負担がかかります。体に合った高さの枕を使って寝るようにしましょう。

正しい姿勢についてご説明しましたが、最後に簡単に姿勢を正すコツをひとつお教えしたいと思います。手の平を前に向ける、たったこれだけです。こうする事により自然と肩が開いて肩甲骨が背骨に寄せられる為、姿勢が良くなるのです。

座っている時や寝る時(※仰向けで)は手の平を上に向けます。カバンなどを手に持つ時は、小指の方に力を入れて持つと良いですよ。