パソコンが苦手な人へ。資格取得に対するバランスと実務レベル訓練の本質
滋賀県草津市、今日は晴天。
暑くなってくるくらいのいい天気。
土曜日日曜日も、みなさん、転職就職のため、お仕事で使えるスキルのため、自己投資のため、、
教室にお越しです。
よく、パソコンの資格取得を目指されて質問されることがあるんだけど、
何が目的なのかで、その重要性と、その資格取得にかけるコストのバランスを考えてください
と伝える。
資格は、たしかに「そのジャンルを一定のレベル勉強した」という証明にはなる。
でも、それがイコール → 「仕事で使えるレベルであることの証明」にはならない。
ことが多い。。
これは、もう、仕事で毎日使っている無資格の方のほうが、はるかに使いこなされている場合が多い。
結局、勉学と仕事とは違う。隔たりがある。
そこに、どのくらいのコストをかけるのか。
特にPC資格がほしい(必要?誰がいったんだろう?)といわれる方は、
一度も、実務でワード、エクセルを仕事でも使ったことがない方が多い。
これは顕著で、世の中の刷り込みも多々ある。
いまの社会、高校や大学でワードやエクセルの初級ぐらいのパソコン資格を取らせてしまうこともある。
これはどういう意味をさすかというと、「パソコンだけの操作」は、初級資格レベルはできるね。
ということに他ならない。
・・でも、これは道具なわけで、じゃあそのPC資格を持っている人が、
経理の入力の仕事や、現場での変化するパソコンの使用方法に対応できるのかという話になる。
実際問題は、パソコン操作よりも、現実的・社会的な知識や、経験の機微がものをいうから、
昨今のワードやエクセルの基本は当たり前に使えるという時代には、パソコン資格自体に?がつく。
このパソコン資格を取得することは決して悪いことじゃないけど、
このPC資格取得にどれほどのお金と労力をかけるのかということだろう。
資格がないと仕事ができない職であればそれは意義があるだろう。
むしろ、完全に初心者の方は、
通常業務を想定した、ワードとエクセルの基本使用方法を先にマスターし、
仕事レベルでは、使える!という自信や感覚を先にしっかり身に付けたうえで、
それでも、勉強してPC資格を取りたいなら、資格用勉強をすべき。
・・・という、結論になる。
というのは、資格試験をうけるのであれば、やはり、合格したいだろうし。
そうなれば、「資格試験用の勉強」をすべきとなる。
仕事で使用できるレベルは、コマンドの名称や、細かい設定の名称など
正確な名称など、ほぼ知らなくてもいい。
でも、パソコン資格試験で、マークシートや、その試験での使用設定などが定められていて、
それを機械的に採点されるならば、正確な名称も問われることはあるだろうし、
やはり、試験合格のための試験勉強として、テスト対策(合格するための対策)を練っての勉強がいる。
これは、まさに学校勉強と同じだ。
でも、講師を20年してきて思うのは、
いつも、仕事で通用して、仕事で使っていくための学びと、そのうまくいっている生徒さんたちの傾向をみると、
「学校の知識偏重の詰め込み勉強ではなく」、「学び」として、取り組んでいるし、
「暗記覚える」、ではなく、「訓練として体感的になじんでいこうとする人」の方が、絶対的に早いしうまくいく。
挫折する人は、ほとんど、暗記勉強だと思って構えてパソコンに向かう人ばかりだ。
そんなやり方が、楽しいわけがないし、
全部操作の順序を暗記しようとしてしまう。そんなことができたらそれはそれですごいとおもうくらいだ。
操作の手順をすべて頭で暗記しようとして、使えるようになるわけがない。
暗記勉強が刷り込まれて「学び」 =「暗記勉強」しか、方法論がない人は、ちょっとかわいそうに思う。
頭の構造がそうなってしまっているからだ。
パソコンという、
道具の使い方は、その順序を覚えるというのではなくて、
「柔軟に対応できる訓練」をして、道具として使い慣れて、
自分自身のアナログの能力(これがなんになるかがむしろ大事)を
最大限に表現していくものだからだ。
「体で覚える」っていう感覚のほうが正しい。正しいというのは習得に早いということ。
こういう感覚は、
やはり実務で使って覚えていった人は、体感的に自然にわかっておられる。
でも、初心者の方で、パソコンに抵抗のある方ほど、
顕著に「むずかしい」から、→「覚えないといけない」と構えてしまう。。
そんな時代じゃないのに、。。と思われる方は多いと思うけど、
実際には、やはりまだまだ、パソコンに対して、
学校の暗記勉強姿勢一択の人は多い。
「いままでの学校勉強」、というのが、
つまりは、「暗記勉強」をほぼさすといってもいいと思う。
特に、中高年の年代は、「勉強=暗記」 だったはずで、
パソコンは、本来は、その 暗記 の部分を担ってくれるツールであるから、
むしろ、使う側は、暗記はしなくてよく、
パソコン自体をいかに使って、問題を処理するか、または、分析するのか、
または、表現するのか、など、むしろ論理的な思考と臨機応変な考えていく対応能力が必要とされる。
パソコンの用語をたくさん覚えて、テストする必要なんかない。
もちろん、SEやプログラマーや、PCの専門ジャンルに進みたいなら一定レベルの知識はいる。
ワード、エクセルを使うということであれば、パソコン用語に拒絶反応がでない程度で十分だ。
どの様に、情報処理をして、
情報の真偽を見定めて、仕事や要求される業務を正確スピィーディに表現できるか。
転職就職には、パソコン資格が必要。
という幻想。
むしろ、実務経験は必要なことが多い。でもそれがないから、、という選択思考になると思う。
でも、それ以前に、まずは、仕事レベルで使用できるようになること、
が先決なわけで。
僕の経験上、パソコン資格は、履歴書に書いた時に少し(勉強したね的に)考慮される場合がある、
(職場でパソコン有資格のほうが給与が上がるなどなら意味がある。)
でも、あえて、ちょっと乱暴な言い方をすれば、
それはパソコン業務の実内容がわからない人が、比較的に高く評価するもの。
という感覚があるといってもいい感じ。
仕事で使っていて、本来求めているスキルがあるとすれば、
やはり、経験や現場での実務力を見るだろうし、
パソコン資格の数を見ているよりも、スキルチェックをする方が早いし確実だ。
突っ込んだ話をすればすぐにわかる。
パソコン自体の使い方というか、
評価の基準が時代とともに変わってきているということだと思う。
いちパソコンソフトだけの使い方を評価する資格は、ぶっちゃけていえば、スクールの商売であり、
儲かるからということもある。
これからは、PC資格自体も、
パソコンを一つのツールとして、いちソフトの使用方法を問うような試験ではなくて、
パソコンを道具の一つとしてとらえて、
例えば使用ソフトをワード、エクセルなどと限定しないで、パソコンを全般使い、
現在ある業務や、目的の実現や、現状課題をどう解くのか?
そういうことを査定する試験なんかが必要になるだろうし、そのほうが意味があるし、面白い。。
例えば、CAD業務なんかでも、通常の編集、修正作業を行う
プラス、エクセルから部品表を参照、部品表からの訂正や修正をCAD図面と照らし合わせて行う、
物によっては、エクセルデータを修正、
さらに、できた図面は、PDFにして、メールでクライアント先を想定した文章で送る。
この時には、データ量が大きければ、データ便などでおくる
など、、
業務を想定した試験とか。
そういうのは、パソコンを複合的に使うし、
わからないことは自分で検索して解決していく試験なんかも必要だ。
実際アクトワールドでは、そんな資格試験や
勉強方法を構築し、採用している。
エクセルなんかも、関数は300以上あるし、
全てを覚えていられない。 何かあった時に自分で検索して、その業務に適した関数の知識を得ることや、
現状の業務の課題や問題点をデータから分析する能力であったり、
共有知として、わかりやすいロジックにして、表現する使い方であったり、
さらに、現状のエクセルデータを最適化(バージョンUP)していく(いける)ことなど。
そんな使用方法が必要だ。
つまりは、そこまでのことをしようと思うと、
最低限早く、基本的なパソコンスキルの習得はしておくべきであって、
そこまでできれば、上記のように複合的に情報処理として活用できる方法を身に付ける方が、
「テストの暗記勉強」をするよりも、何倍も役に立つツールとして活用できる。
そんなわけで、(好き勝手なことを書きましたが、、、)
<長くなったのでまとめると・・・>
①初めての方は、ワード→エクセルと、まず仕事で最低限必要とされる基本使用方法を学ぶことが先決
②そのうえで、好きで勉強してPC資格がほしい方は、資格用の勉強をする
③パソコンを道具として複合的に業務に最適化させて使用できるかどうかの訓練や学びを行う方が有意義である
文章を切り取ってみてしまうと、PC資格を否定しているように見えるかもしれませんが、
決してそうではありませんので、ご了承ください。
なぜなら、当スクールでも、資格対策講座をしているからです(笑)
・・しているどころか、CAD利用技術者試験の対策本執筆講師がいるくらいです(笑)
一見矛盾しているかもしれませんが、
ゆえに、上記の意見が出たともいえます。。
・・・・バランスといいますか、、
なにごとも、本質的な部分を見定めないと、結局、複雑怪奇になり、
何も、みにならないというお話だと思います。