ビデオ編集のレシピ(作者:タカシのブログ)-そして誰もいなくなった


アガサクリスティの代表作と言われている名作ですね。


読み進めている途中から、

金田一少年の事件簿の匂いがして、

それって、こっちが先だから、

やっぱり、現代の推理小説家の多くが、

おそらく影響を受けているんだなと、

勝手に感じました。


10人の男女がある人物に呼ばれて、

孤島に入るところからお話が始まり、

謎の殺人事件が起こって、

一人ずつ殺されていくという展開ですね。


数人殺された後で、

その中の一人が、

「犯人は我々の中にいる」

という趣旨のせりふを言う時に、

ググッとテンションが上がるんですよね。

しびれますね。



時間をおいてから、

犯人がわかった状態で

もう一回読んでみてもいいかも知れないと

思える作品でした。



「そして誰もいなくなった」

マキノノゾミさんの劇団MOPは、

来年の公演を最後に解散するんだそうですね。


なので、最終から1個前、

ラス前の公演ということで、観にいってきました。


リボルバーという、刺激的なタイトルで期待していたのですが、

ちょっと残念ながら、

ドキドキするような芝居ではなく、

結局何?というような感じでした。


盛り上がりに欠けるというんでしょうか?

北村有起哉氏は、予想通りかっこよかったし、

いい役者さんだなと思ったし、

他の役者さんたちも上手い人たちばかりで、

いいのに、全体的に微妙な感じでした。


あと、カーテンコールで演出家がしゃべるという、

なんとも昔ながらのスタイルにはちょっと引きました。

劇団のファンのためなんでしょうが、

内輪っぽさが出すぎていて、始めてみる人間には

ちょっとつらかったです。


最後の公演は・・・、どうしようかな。