人生を四季に例えたのが、ダニエル・レビンソンという心理学者です。

「人生の発達期は約25年スパンで繰り返され、それぞれの間には移行段階である過渡期がある」と言ったのでした。

春・・・児童期・青年期(0歳~22歳)

夏・・・成人前期(17歳~45歳)

秋・・・中年期(40歳~65歳)

冬・・・老年期(60歳~85歳)

 

秋から冬へは曼珠沙華

現在64歳の私は、年が明けるとすぐに65歳になります。ということは、人生の四季でいうと秋から冬への移行期、過渡期ということになります。

 

 

そんなタイミングで、いろんな変化が私の周りには訪れました。

どうやらこの過渡期には、生物学的や心理学的・社会的にさまざまな変化が起こる時期のようです。

 

 

赤い曼珠沙華は「情熱」「再開」「想うはあなたひとり」「あきらめ」という花言葉があるようです。人生の秋から冬にぴったりの花言葉です。

いい意味での「あきらめ」という言葉が、新たな「情熱」を生み出し「再開」するエネルギーになるようです。

 

 

そして、大切な人のことを想って生きていきたいとも思います。

「想うはあなたひとり」という花言葉のように「ひとり」というのは、私の解釈ではたった1人ということではなく、「一人一人を大切に想う」と解釈したいと思います。

 

美しくエイジング

6月に初めて写経をしてから、毎月薬師寺の写経道場に行って、1時間半じっくりと般若心経と向き合う時間をとっています。亡くなった母が、仏壇の前でよく唱えていましたが、筆を取る時間は、心身ともに集中できる良い時間となっています。

 

 

薬師寺の境内で見つけた紫式部。

NHKの大河ドラマでは、めずらしく平安時代の雅な世界観を「光る君へ」で堪能させてもらってます。実際の平安時代を投影したドラマではないと思いますが、現代風に解釈し、制作されたドラマから色々と感じ取ることが多い年齢となりました。

本当に紫式部が描いた「源氏物語」を知ることは難しく、与謝野晶子や谷崎潤一郎の新訳があるように大石静氏の平安時代、紫式部を楽しませてもらっています。

 

小さな花が咲いた後の実が紫色になるのですが、気品高く、聡明な感じが紫式部という名になっていると聞いて、私のこれからに最も必要なことではないかと・・・ガーン

どんなことにもポジティブに学び、理解をしていく人としての幅の広さを身に付けたいものです。

 

サクセスフルエイジングの3要件が、紫式部と交錯しますおねがい

1つ:「病気や障害 がない」ということ。 

2つ:「なるべく高 い身体能力や認知機能を維持する」という こと。 

3つ:「人生の積極的な関 与、すなわち社会貢献も含め生きがいを 持って社会に積極的に参加する」

 

女性の老い方

幸いにも私の周りには、すてきなシニアの方がいっぱいいらっしゃいます。

人生のお手本が、目の前にいるということは、ありがたいことです。

みなさん、自由に老後を満喫しながらも、自立した生活、自律した人間関係を営んでいる方が多く、コスモス畑を見ていると1つ1つの花が、そんな方々のお顔に見えてきます。

 

 

ささやかな風に揺られている様子は、おしゃべりに花が咲いている様子。

これから咲こうとする花、すでに盛りを過ぎて少し朽ちてきた花、今まさに真っ盛りで得意げな花。

1つ1つの花が可愛く、空に向かって伸びていく様子が頼もしい限りです。

 

 

コスモスって、茎が太く、しっかり大地に根を張っているというより、不安定な揺らぎの中に強さを感じる花です。

 

 

私が大好きな花ですが、「乙女の真心」「調和」「謙虚」「純真」「純潔」なんていう花言葉を知って、老いていく時にいつも携えておきたい言葉だなぁーと思うのでした。

 

 

歳を重ねるほどに

何事にも「謙虚」であること

人との関わりや社会の変化には「調和」できること

そして失いたくない「好奇心」や「興味」のためにも、いつもピュア(純真な心)に日々を暮したいと思うのでした。

 

思うは簡単、動くとなれば・・・

人生のキャリアプランを考えたり、この先の人生を想像することは、私にとって楽しいブレインワークです。妄想族系の私にとっては、至福の時間照れ

 

心配事やどうしょうもないことを考え出したらキリがありませんが、誰にも公平に訪れるのが、「命が尽きること」、「死」ということであれば、ゴールに向かうまでのプロセスは、自分の選択によって変わっていくはず。

 

 

脚本家の大石静氏ではありませんが、自分の人生の脚本は、自分で描いていきたいと思うのです。

私自身は、60歳になった時から死ぬまでのストーリーを考えることはすでに始めていますが、今は少しずつ機関車が動き出すように石炭を窯に入れて蒸気がポッポ〜〜〜と噴出するのを、つまり人生の四季”冬”に向かうための沸点に近づいている最中のような気がします。

 

動き出すには、それなりに時間がかかるものです😂

 

キャリアコンサルティングとして

女優としての活動は20代半ばで諦めてしまった私ですが、その後は”尾陰由美子”という人生をひたすら演じてきた自分があります。本当の素の自分と演じている自分の差が40年のうちにどんどん近づいて、今では演じているのか❓それが素なのか❓もうわかりません爆笑

ギャップがあるうちは、自分を楽しめました。

 自分という生き物が面白かったのです😆

 

 

だからこれからの人生は、自分以外の方の人生にお邪魔して、キャリアプランニングやキャリアアップのお手伝いをしていきたいなぁ〜と思ったのでした。

キャリアコンサルタントとしての活動をぼちぼち始めていきます。

余計なお節介おばさんのようでもあり、応援団団長のようなキャリアコンサルタント目指します。

 

これから先のこと、私と一緒にワクワク妄想したり、おしゃべりしたり、プランニングしたいと思う方は、背中を押してほしいと思う方は、いつでも声をかけてくださいね💕

 

 

 

 

【MStudio nayaスケジュールのご案内】

 

《月曜日》10:30~11:30(10:15よりオープン)

     10月7日、21日

《水曜日》13:30~14:30(13:15よりオープン)

     10月9日、23日

《木曜日》13:30~14:30(13:15よりオープン)

     10月17日

**参加費用**

1レッスン      3,300円

チケット(5回分)  13,750円