今年度の4月より長年お世話になっている公益社団法人日本フィットネス協会(JAFA)の業務執行理事という大役をいただいてから、不思議とフィットネスインストラクターの現場の声や状況を目に耳にするようになりました。
41歳の時、フィットネスの仕事は、楽しくて大好きだけど、次世代のインストラクターの方々にバトンを渡していくと決めてから、フィットネスの外側の仕事にも取り組むようになりました。
長年、手をつけたかった、ポストリハ⇒リハフィットネスへ
低体力の方や運動嫌いの方にどうやって運動の機会を作っていこうか
身体の機能が落ちた人やさまざまな問題を抱えた方々にどうやってグループ運動を提供していこうか
ずっと模索が続く中で、歩んできた15年です。
私自身は、41歳の時の小さな決心が、今となっては勇気を出してよかったな~と思っています。
その間、フィットネスクラブを取り巻く環境もどんどん変わってきました。
いったい、これからフィットネスはどうなっていくのでしょうか
フィットネスの海に漕ぎ出す船頭たるインストラクターは、どこに向かっていくのでしょうか
フィットネスの海は、すでに瀬戸内海のレベルではなく、太平洋から大西洋へと限りなく広がっていく時代です。
リハビリの中にフィットネス
介護の中にフィットネス
ビジネスの中にフィットネス
学校教育の中にフィットネス
家庭の中にフィットネス
と、ありとあらゆる場面に必要なフィットネスのはずです。
ということは、いろんな船の漕ぎ手が必要です。
フィットネスクラブを中心とした業界が瀬戸内海だとしたら・・・
これからのフィットネスは、枠を超えて限りなく広がるさまざまな分野に必要とされていくはず。
フィットネスインストラクターの方々は、航海する海を広げられているのでしょうか
すでに、フィットネスインストラクターが、ずっと同じ海ばかり航海している間に、異業種の運動指導者の方々が積極的に航海活動を始めています。
昨日までのひめトレの研修コースも、シナプソロジーなどの養成コースも私が主宰するNPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会も真の健康づくり、日常的な健康づくりを伝えようとする人たちが、熱く積極的に動き始めているのです。
フィットネスが、エアロビクスインストラクターを中心に支えられてきた時代からさまざまな業種の方々と手を組み、協働しながら健康づくりを進めていく時代になってきました。
エアロビクスは、手漕ぎのボートのようなものです。
長年、ひたすら漕ぎ続けていると疲れてきます。くたびれてきます。
スクリューをつけたり、大型船に乗り換えたり、大勢で漕ぐカヌーにしてみたり・・・
疲れきるまえに、バーンアウトする前に
自分の行く先、行き方を考える必要が出てきました。
フィットネスクラブという大型船に乗って安心できた時代は、もう過去のこと
老朽化した大型船では、航海ができません。
最終航海が近づいている大型船もあるかもしれません。
新しい大型船に乗り換えたら、オートマチックになって漕ぎ手が必要でなくて、船頭は丘に上がるしかないかもしれません。
それでも海が好き
ということであれば、
大勢の人々の前で海上パフォーマンスをずっと繰り広げる船乗りでいるのか
限られた人を特別の海に導いていく船頭となるのか
もっと大きな船で、たくさんの乗組員(クルー)とともにそれぞれの役割を担い、協力しながら大海原に導いていく1乗組員でいるのか
今日は、30年近くつながりをいただいている50代半ばの熟女たちとのランチで、熱く、激しく話が盛り上がりました。
お店の人も驚くようなお二人の弾丸トークに、私もいろいろと考えさせられました。
ここ数日、いろんなインストラクターから「これからの先のこと」について、相談が続いていました。
瀬戸内海だけを見ていたら不安になります。
海がどんどん干上がっていくような感覚だと思います。
海は、広いなぁ~、大きいなぁ~
行ってみたいな、よその国~
実は、フィットネスインストラクターが活動できる、活躍できる、求められている海が大きく、大きく広がっています。
8月28日(日)からだの学舎Re-fitにて開催される「いきのびフェスタ」には、フィットネスを超えた領域で求められる運動プログラムや不安を打ち消すための「メンタルパワーパートナー」の体験ができます。
さらに、これからの指導者に求められることと、お仕事のご依頼も含めたお話を㈱ルネサンスの望月美佐緒さんがしてくれます。
興味のある方は、お早目にお申込みください。
詳細はこちら
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同世代の50代半ばのフィットネスインストラクターは、現在それぞれの海を航海中
益々パワフルな50代インストラクター
年を重ねたからこそ、見える景色がより広く、より高く、より深くなっているのでした。
不安は、自分が作りだしています。
足元しか見なかったら、本当に怖くなります。
自分が、どこを目指しているのか、少し頭を上げて、背伸びをして遠くの景色を見るようにしてみると・・・
案外と新しい世界に興味が湧いてくるものです
。
人はもともと、遠望願望があるものです。
それぞれの行く先見つけるかどうかは、自分次第。
そして私は、
航海を始めた船の灯台のような存在になりたいと思っています。

