ここのところ指導者養成が何かと続いています。
セミナーや講演と違って、指導者養成というのは時間的にも関わりが長く、指導者の成長を見守りながらの深い時間となります。
その養成の中で最終段階になって、徹底的に学ぶのが、クライアント(お客様、参加者)へのフィードバック(アドバイスなど)
フィードバックという言葉の語源は、軍事用語からきています。
目標を定めて、今いるところから目標まで砲弾があとどれくらいで届くか?ということを伝えることをいうのです。それが転じて・・・一般的に行った結果に対しての評価、ダメだし、アドバイスなどを指すようになりました。
 
例えば、スチレッチでもヨガでもピラティスでも何かエクササイズを伝えるとします。
目標が、エクササイズを無理なく、効果的にできることがゴールだとします。
クライアントが、なんとかエクササイズの形はできたものの、肩に力が入って呼吸もままならなかったとしましょう。
ここで、
Aインストラクターは、「肩に力を入れないでください」「息を止めないでください」とフィードバックしたとします。
Bインストラクターは、「肩の力を抜きましょう」「息を吐きましょう」とフィードバックしたとします。
みなさんだったら、どちらのインストラクターに教えてもらいたいですか?
そう、Bインストラクターの方が、ポジティブトークですね。「~しないで」というフィードバックは、脳的には「~して」と認識してしまいがち。つまり、「肩に力を入れて」「息を止めて」と理解してしまいやすいのです。だから、素直に伝わりやすいポジティブトークが、フィードバックの基本になります。
でも、このフィードバックは、いま行うこと、つまり「現在」しか伝えていません。
自分のことをよく理解できている人、目標が明確な人には有効です。結果を出せるスポーツ選手、アスリート選手にはいいかもしれません。
 
でもでも・・・
これから運動を始めようとする方や運動に苦手意識を持っている方にはどうでしょう?
やることだけを伝えられても・・・はてなマーク
そこで、
Cインストラクターは、「エクササイズの形は、できていますよ」と事実を伝えます。つまり、クライアントが行ったことですから「過去」をきちんと承認するのです。
そのうえで、クライアントの目標をイメージしながらゴールに最先端で到達できるためのフィードバックが必要になります。「肩の力を抜いてみましょう」と伝えることは、今することの課題です。つまり「現在」です。「そうすれば、呼吸も楽になりますよ」「動きと呼吸がつながるとスムースに身体が動きます」と伝えていくと、今後どうなるのかという期待になり、これが「未来」となっていきます。
このように
「過去」・・・事実の承認
「現在」・・・最優先の課題
「未来」・・・期待と希望
時系列でつながりのあるフィードバックは、腑に落ちやすく、モチベーション(やる気)が上がってきます。
Cインストラクターのようにフィードバックによって、人のやる気や可能性を引き出せる指導者になりたいですね。
 
ということで、指導者養成をするときにも講師には高いフィードバック能力が求められます。指導者のお手本にならなければいけないのですから・・・
すでに運動指導者の皆さんで、もしくはこれから運動指導者を目指している方で、指導能力を上げたいと思っている人は、養成コースを選ぶときに講師の方々のフィードバック能力をみるといいかもしれませんねニコニコ
 
エクササイズ提供だけの研修やセミナーが多い昨今です。
指導力のある人にとっては、その方が短時間で習得できてありがたいのですが・・・
指導者とは、エクササイズを提供するだけの人ではなく、クラアントの目的を理解し、クライアントが自らの力で、目的まで到達するためのサポートを行い、可能性を引き出すことが仕事のはずです。
 
何を学ぶかより、どのように学ぶかという体験が大切です。
「機能改善体操(3軽エクササイズ®)「機能改善ヨガ」「椅子ヨガ」「シナプソロジー®」「ひめトレ®」「アクアキネシス®」さまざまなエクササイズ習得を通して、「指導とは」を学んでいきます。
大阪、関西での活動にとどまらず、東京、中部(愛知・岐阜)、北陸、中国と活動が広がっています。
ぜひ、一度HPを覗いてみてくださいね。
大阪で、関西で運動指導者を目指したい
地方でも運動指導を学びたい
運動指導スキルを高めたい
これからの時代にあった指導者になりたい
そんなことを考えている人のために協会は全力でサポートします。
 
 
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