11月23日(土)母の命日。亡くなって9年になる。
松尾芭蕉の奥の細道の
『月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり』
そんなフレーズが、頭に浮かんだ。
月日は、過去から未来へと
行く年、来る年
時間が旅人のように過ぎ去っていく。

気がつけば、母と直接話ができなくなって9年。
でも、亡くなってから母に問うことが多くなった9年でもある。
私の周りを過ぎ去っていく人は、11月~12月に多い。
野山が赤く燃える頃、人生最後の灯のように輝き
やがて、静かに葉を地面に落とす。
しっとり湿った土に葉が落ちるとき、それはそれは、静かだ。
母の人生の最後の瞬間を看取ることができなかった後悔が残るものの
母が望んだ幕引きだったようにも思う。
母の死とともに、母は私の人生を共に歩みだすパートナーになった。

少し早めにお参りしたお墓に、お花が添えられた瞬間
母親の笑顔が思い出された。
かなりのガハハ笑顔だ。
昔は、墓前でお願いばかりしていた。
最近は、ただ手を合わせることになっている。
ただ、ただ母との会話、それは自分との会話でもある。
こうして、月日が流れていくのだなぁ~
私もあと何回こうやって命日の度に思いを巡らすのだろうか・・・

年末に京都の光明寺にお参りに行こう!