とうとうドイツでの研修も最終日となりました。
今回、とっても楽しみにしていた研修の1つが「スポーツ幼稚園の視察」
フライブルクにある運動を積極的に取り入れた幼稚園を見学してきました。
この幼稚園は、ドイツの中でも特殊な幼稚園です。
子供をホリスティックに成長させることを目的とし、一生身体を動かすことを楽しめるようにとのカリキュラムが組まれた幼稚園です。
40年前にバーデンビュルデンブルグのパイロット事業としてスタートした幼稚園は、子供たちをのびのびとありのままに受け入れた教育をずっと遂行しています。
もともと、子供は動くのが大好き。五感を通して、自分の身体、人の身体にもいつも興味を持っているものです。
身体動作能力だけでなく、社会的ルールや人との触れ合いも動きを通して学んでいくのです。
さらに感情のコントロールや教師との触れ合いを通して、他者に対する配慮も学んでいきます。
できることをGOALにするより、動きを通してそのプロセスの中で生まれる様々な体験や葛藤が子どもたちの発育にとって有効であるということです。

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ちょうど私たちが見学していた時は、「動きのランドスケープ」といって子供たちがマット運動や吊り輪、トランポリンなど自由に身体を動かしていました。日本の体操教室のような規律性の高いクラスではなく、子供たちが自由な発想で、成長過程に合わせた動きを行っていました。わざと年齢差のある子供たち同士で展開されているクラスです。
年齢で区分けしてしまう幼稚園、もしくは身体能力で区分けしてしまう体操教室とは異質です。
こんな発想、私もしていきたい。。。

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石や岩や、大木や自然に近い状態を作り出した 園庭では、ここでも子供たちが自由に動き回っていました
  
 複数の先生が、しっかりと目を配っています
  
 クラスごとの教室には、
メインの部屋、工作などワークをする部屋、キッチン、トイレ・・・がすべて整っています。
そしてクラスごとに個性あふれるレイアウトが施されているのです。
もう、教室を覗くたびにワクワク
  
   
 ここでの幼稚園の学びは、とっても基本的なこと。
動くことの面白さ、楽しさ、学びの基本。
日本の子供たちにも、こういったスポーツの楽しさの前に
動くことへの興味をもっと導いていけたら?と思います。
そして、それは子供だけでなく、大人になった人や高齢者も含めて・・・
 
今回のドイツ研修のすべては、これからの世界を担う子供たちへのメッセージがいっぱい詰まった研修だったように思います。
自分自身が、それを目指したこともあるんだけど・・・
不思議なくらい、スポーツ幼稚園の見学を通して、すべてがつながって、自分がやりたいと思っていたことをより明確にしてくれる素敵な学びとなったことを心から嬉しく思います。
このツアーをコーディネートしてくださった、西川力氏、オリバー・ハインツ先生に心から感謝です
できれば、ハインツ先生と西川氏でセミナーを企画できたらいいなぁ~
来年も素敵なヨーロッパ研修ツアー企画したいと思います。
 
http://www.youtube.com/watch?v=FCi3c-pi1wQ