2日目は、今回の一番の目的だったボランティア活動です。
東日本大震災があってから、自分の中でなんとしてでも時間を作ってい行きたいと思っていたことを、姪っ子とともに体験してきました。
「自分たちにできることをできる人ができる時に」という想いで、チャリティレッスンをしたり、「希望の絆」DVDを作ったりしてきましたが、現地の人が求めていることをお手伝いしたいと思っていました。
同窓生のT君がゴールデンウィークに時間と体力があるのなら、「絶対に泥の一つでもすくって、瓦礫の1つでも拾ったほうがいい」と言ってくれた言葉がずっと胸に引っかかって、フィットネスインストラクターというより、人として「何かしたい!」と思って活動に参加してきました。
正直、本当に行ってよかったです。 高校生の姪っ子との活動だったので、最初の2時間は、8月1日に閉められた避難所(宮城野体育館)の片づけ、と掃除を行いました。床に張り巡らされたシートは重く、汗だくでの作業でしたが、15人ほどでスムースに終了。
体育館での作業だったため、体育館のスタッフの方との出会いが、共通の知人がいたりして、びっくり![]()
避難所でのおおよそ5か月間近い被災者の方の様子など貴重なお話も伺えました。
次に行ったのが、小学校が大きな被害を受けて、また300人くらいの遺体が浜に打ちあがっていたとニュースにもなった若林区の荒浜地区での畑の掘り起こしと瓦礫撤去。
全国から集まってきたボランティアの方たちがたくさん、外国の方もいらっしゃいました。
夏休みということもあり大学生の人も多かった。
また50回以上も活動に参加している、リタイアされた男性の方も多かったように思います。
家族連れの方、会社から交代で活動に参加されている方、1人で参加されている方などお話しているとみなさん、それぞれの思いがあってここに来ていたようです。
被災地での写真撮影は、禁止だったので、荒浜地区に向かうバスの車内と現地で被災された方とお話をする中で、撮らせていただいた「キャベツの芽」と「サニーレタスの芽」を掲載します。
Eさんという方の畑の掘り起こしと瓦礫撤去の作業をしながら、活動に参加した皆さんは、黙々と作業を続け、おおよそ4時間ほどの作業でかなり畑が見違えるようになっていきました。
Eさんは、昼食(各自持参です)をとっている私たちに、きゅうりとなすの漬物をふるまってくださいました。
「何にもないんだけど・・・」と言いながら。
早々におにぎりを食べ終えた私は、「野菜の芽」をたくさん見つけて、Eさんに質問してみました。
「何ができるんですか?」
「これは、キャベツ、これはサニーレタス、ブロッコリーにカリフラワーに・・・」嬉しそうに話すEさんでしたが、
2000万円以上の農機具や作業場の被害を受けて、何もなくなったこと、
家の2Fに何とか逃げて助かったこと、
1Fはすべて水に浸かったこと、
家の周りは大きなタンクや農機具が散乱してもう数年は復興できないと呆然としたこと、
1日自宅にいると気が滅入るので8時間ほど作業をしたら近くのアパートに戻り、
奥様はずっと避難所の賄いの活動をされていたことなどしみじみとお話をしてくださいました。
「もう、復興は難しいとあきらめた気持ちで瓦礫の撤去や片づけをしていたら、アスパラガスがひょこっと畑でできていたのを見つけて、涙が出るほどうれしかった~生まれてこんな嬉しいことはなかった~」と・・・
私は、何も答えられずただ「うん、うん」と頷くばかりでしたが、気がついたら若い大学生たちが、Eさんと私の話に 耳を傾けていました。
活動を通してこういうことが大切だと思った瞬間です。
「生きる!」ということを目の当たりに学んだ瞬間です。
時間がある限り、被災された方々の「生きる」想いに耳を傾けること大切だと思いました。
15歳の多感な姪っ子が得た経験は、かなり大きかったようです。
この1日で顔つきがずいぶん変わっていましたから・・・
さまざまな野菜の芽の1つ1つが東北の人たちの「復興の芽」 のような気がします。
51回目のボランティア活動をされているリーダーの方とも活動を通して気づいたこと、感じたこと・・・たくさんお話を聞きました。
インターネットやブログなどで知ることもいいけど、こうやって直接お話を聞くこと、言葉を交わすことがとても大切であり、必要なことだとつくづく感じました。
そして、現地の方は、皆さん口をそろえて言いました。 みんな現地に来て見てほしい・・・と。 被災地で少しでもお土産など買ってお金を落としてほしい・・・と。
東北の方々の懐の深さと人に対するやさしさ、自然を受け入れる強さをしみじみ感じました。
ブログにはどう書いても、私の気持ちをうまく言葉にすることはできない気がします。
ただ、行くべきして行ったんだと・・・ きっとまた私は「行くな!」って感じたし、「行く!」と決めました。
1日の活動を終えて、汗臭いままホテルに帰る途中で食べたスタバの抹茶クリームフラペチーノがめちゃめちゃおいしかったんだけど・・・仙台駅周辺の華やかな空間に軽い眩暈がした私でした。


