2021年のノーベル物理学賞に米国籍ですが、日本人の真鍋淑郎さん(90)が選ばれました。

まだコンピューターが一般的ではない時代に渡米。

「理法則をもとに地球全体の気候をコンピューター上で再現して予測する数値モデルを開発、国際社会の目を温暖化に向けさせました。」とのこと。

 

90歳で受賞というのもすごいですが、90歳でプリンストン大学の上席研究員というのもすごい。

しかも、この方、米国籍だからかもしれませんが、日本の候補者リストにも入っていませんでした。

 

真鍋淑郎・米プリンストン大学上席研究員に物理学賞。

 

専門分野のことはわかりませんが、長い年月を必要とする基礎研究は日本人だからできること、でもあるかもしれませんね。まず、日本は小中高と実験で試験管や、ビーカー、フラスコ、シリンダーなど当たり前に使って実験することができます。最近では、公立の高校でも、電子顕微鏡や高精度の検査危機を使って生徒の向上心を掻き立てるような教育が行われているとか。また、日本人の気質として、結果がすぐあらわれなくても気長にじっくり研究できる土壌があるということでしょうか。

また、京大や東大出身者に限らず、これまでのノーベル賞受賞者が様々なバックグラウンドを持って研究されている方々が受賞しているというのも、日本全体の研究レベルの高さが上がってきているといえるのかもしれません。

 

ノーベル賞の選考には様々な項目があり、その中に、人柄や人望などがあるようです。ですから、いくら良い研究をしていても、人望がない、人から信頼、尊敬されていない人は選ばれないということです。よくあるのは、部下の研究を横取りしてあたかも自分の手柄のようにする研究者や、他の人の研究の邪魔をしたり、批判したりするような人。周りの人からの評価が悪くければ、受賞に至らないということもあるようです。

 

おもしろかったのは、受賞後に取材陣が真鍋教授の家を訪れてインタビューした時の映像。受賞インタビューを受ける教授の横で、奥さんが、「家のことは一切私が仕切って、夫を支えてきた」とがっつり言っていたこと。その後、教授も「奥様のおかげで..」と様を付けて話していたのが印象的。

奥様はだいぶお若く見えましたが、ものすごくパワフルで、怖い感じの人でした爆  笑

 

ちなみに、文学賞の候補に今年も村上春樹さんが入っています。

びっくりしたのは、候補者が増えていたこと。

そんなに日本文学のレベルが高いのか..