スター性、スターの条件、 | ダン・コージのブログ

スター性、スターの条件、



五月六日(月)34年ぶりの東京ドームボクシング興行が開催された。日本が生んだボクシング界のスーパースター怪物モンスターと呼ばれる井上尚弥。                             

   
過去にも素晴らしい世界チャンピオンが何度も誕生してはhometown日本での大試合で、大声援、そして期待がそのままプレッシャーとしてのしかかり、散って行った。



日本人の国民性は神輿を担ぎ上げる、が多々あります。酷い場合は実力がないのにスターとして見せる。作り上げる。弱い相手としか試合をしない。連勝記録は全部薄く試合内容はとても見てられない(芸能界のスター作りがそうであった)。



スーパースターの条件とは?、井上尚弥が悪童ネリを完璧KOした。ネリは確かに強い。世界中の誰もが認める。この試合にベストコンディションで挑んで来た。第1R、井上尚弥はボクサー人生で初のdownを奪われた。
一瞬,誰もが悪夢を見た。大舞台でのプレッシャーはヤッパリはね返せないのか?


しかし井上尚弥は過去のスターボクサーたちとは違っていた。


downの後、冷静だった。舞い上がってはいなかった。
そして井上尚弥のバージョンが上がった。窮地に立たされた井上尚弥のギアーが上がったのだ。観客を感動の渦に巻き込む。窮地でギアーが上がる。これこそスーパースターの条件。窮地に立たされてギアが上がる。無意識の中で潜在能力を呼び起こす。



ここで毎日どんなトレーニングをして来たかがわかる。自分を超えるトレーニング、破壊と再生のトレーニングだ。



俳優の演技でも同じです。スターになる俳優は無意識から潜在能力を呼び起こす。大事な場面で目覚める。本物の実力とは大舞台で窮地に立たされた時、人々を魅了する。プレッシャーを味方にかえる。



日々の生き方が、俳優の人生が最後にはでてくる。
貴方は日々どんな生き方をしていますか?



〜続く🎬😎🎭