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透析装置の購入、現場の意見より価格を重視
人工透析に関する装置を購入する際に、「性能」や「現場のスタッフの意見」より、「価格」を重視する医療機関が多いとの調査結果を、矢野経済研究所が6日発表した。
同研究所では、国内の透析施設から145施設を抽出し、2011年10月から12月にかけて調査を行った、
調査結果によると、透析関連装置5品目(逆浸透装置、粉末剤溶解装置、多人数用透析液供給装置、個人用透析装置、透析用監視装置)導入後の経過期間は、いずれの装置でも「7年以上」が最も多く、使用期間の長期化傾向が示唆された。
一方、装置を購入する際に重視していること(複数回答)は、「コストメリット(価格が安い)」の76.6%が最多で、「性能」(64.1%)や「現場スタッフの意見」(49.7%)を上回った。以下は、「他院での採用実績」(20.0%)、「学会などでの評価」(15.9%)、「営業マンの対応」(13.1%)などの順だった。
同研究所では、装置導入から7年以上が経過している医療機関が多く、今後に買い替えが進む可能性があると指摘。しかし、性能や現場の意見よりもコストを重視する施設が多いことから、「医療機器の買い替えや新規導入などの設備投資が難しい状況になることも考えられる」としている。
CBnewsより
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