ネタバレを恐れるあまり、スターウォーズ関連のニュースを意図的に読まないようにしていたため更新がだいぶ滞ってしまいましたが、昨日2017年12月15日午後5時、東京・木場の109シネマズにおいてIMAX2Dバージョンの『スターウォーズ エピソード8:最後のジェダイ』を鑑賞して参りました。こちらのブログにマイナスな印象を事前にチクチクあげたり、周囲に「いやあ期待値低いっすわ」とか言ってはいたものの、公開が近付くにつれ滾るものを抑えられず、当日はノリノリで全身ナイン・ナンのコスプレして劇場に行ってしまいました。いやあ、有楽町の日劇とかと違って木場ってそういう感じのファンいないんすねえ、自分だけでちょっと恥ずかしかったなあ。

まあ、そんなどうでも良いことはさておき、肝心の映画の内容ですが・・・。当初このブログでこのネタを始めた時は、実際の映画では「がっかり」なんて起きないで欲しいという願いを暗に込めていたのですが、物事は得てして悪い方に転がるもの。僕にとってはがっかり通り越して怒りを覚えるほどの内容でしたので、この場を借りてはっきり苦言を申し上げたい所存です。文句を言いたい箇所はどっさりありますので何回かに分けて投稿しますが、今回は『最後のジェダイ』の最も大きな問題点、プロットの穴について取り上げます。空飛ぶレイアとか、太ったメカニック女とかは後日。最初にお断りして起きますが、現時点で筆者は一度鑑賞したのみの記憶だけに頼って書いております。錯誤等ございましたらご容赦を。プロットの穴と言っても小さいものから大きなものまで多数ありましたので、思い出せるものから順番に挙げます。

 

1 「ルーク・スカイウォーカーの地図」設定を忘れたこと※

読んで字のごとくです。エピソード7って敵も味方もみんなしてこれ探してましたよね?考えてみてください。ルークが隠遁していたあの星に、ジェダイ寺院の燃え残りがあるってことはですよ、カイロ・レンはあの星で少なくない期間修行してたってことになるじゃないですか。前作なに血眼になって探してたの?ロアサンテッカとか斬り殺したりして。住んでた場所覚えてないの?こんな大事なこと製作陣誰も気づかなかったの?勘弁してくれよ。

 

※二回目観て気付いたのですが、これ、間違っていました。カイロ・レンがルークと修行した場所は惑星オクトーではないようです。カイロ・レンがルークに寝込みを襲われた(と思った)部屋が、オクトーのレイが泊まっていた部屋と似たような狭さだったことから勘違いしてしまいました。

 

2 カイロ・レンがダークサイドに堕ちる理由がさっぱり

スノークをあっさり殺すのはいいんですよ。意外だったし。ただお聞きしますけど、カイロ・レンてなんでスノークに魅了されたんですかね。スノークはルークの隠れてた星のことは知らないわけだから、カイロ・レンがまだベン・ソロの頃、レイアと暮らしている頃のことなんでしょう。レイアとハン・ソロの息子なんて、共和国で周囲の人間にさぞかし大事にされていたでしょうね。たとえ父親が遊び歩いて、母親が仕事でいつも不在にしていたとしても。彼はなんのために力が欲しかったんでしょう。おそらく脚本家は深く考えていないと思います。とってつけて用済みになったら殺してしまったスノークといい、カイロ・レンといい、悪の動機が薄弱すぎます。

 

3 ライトセイバーの色

話の順番が前後して申し訳ないですが、ルーク対カイロ・レンの場面。ルークが持ってるライトセイバーの色に注目です。ファンなら当然のことですが、ジェダイとしてのルーク個人のライトセイバーの光刃は緑色です。ところがこの場面でルークが持っているセイバーの色は青。そう、レイちゃんが持って来たアナキンのやつですね。何が言いたいかお察しいただけたと思いますが、その青い光刃のライトセイバーは、レイがそのまま持ち去って、この場面の直前、スノークの間でのカイロ・レンとレイの共闘バトルの末、破壊されてしまったものです。お前ついさっきおんなじの使ったよな?7でフィンが持ってるの見てすぐ「それは俺のだ」って反応してたからライトセイバーには敏感なはずだし、ルークのライトセイバー緑って殺されそうになった時出してたから知ってるはず。だからあの青いの持ってるってことはイリュージョンだってなんで気づかないってことです。ルークもルークでなんで青で登場したのか意味わかんないですよね。それになんでマズ・カナタがベスピンで失われたはずのあのライトセイバー持ってたのか結局説明しないまま逃げる気ですよね。

 

4 ポーに真の作戦を伏せる理由がない

起き抜けにポーをスタンガンで撃ったことから、レイアはあの紫色の髪のおばさんの作戦を知っていたわけです。帝国に戦艦追わせておいて船を捨て、内緒で乗員を小分けにして逃すでしたっけ?なんでみんな、特にポーに教えてあげないの?誰かにバラしちゃうから?乗員全員知ってて然るべきな作戦じゃね?速やかに退避するためにもさ。そもそもそんな信用できない人間に、エピソード7では地図(笑)取りに行かせたの?ストーリーに意外性を持たせたかったのかもしれないけど、あの紫のババア感じが悪すぎて、いい人って分かってからもいまいち感情移入できませんでした。怖気付いて反抗するパイロット達を制圧(実際はしていない)する演出とか、寒々しいっす。

 

5 レイについていけない

レイちゃんが知らないのも無理ない点もありますが、あのカイロ・レンって男はエピソード7で少なくとも一つの村でただの虐殺を行い、無抵抗の老人を切り殺しています。さらにレイの目前でハン・ソロを騙し討ちに近い汚い殺し方をしました。例え、師に裏切られた過去があったとしても、それだけで味方に戻って欲しいと願い「ベン・ソロが最後の希望だわ」なんてのたまうレイちゃんに、観客はついていけるはずもありません。

 

6 レイの両親について

ベンの兄妹だとか、そういうのじゃなくてよかったんですが、結局思わせぶりにしといて何も思いつかなかったんだなと。考えてから始めろよ話をよ。

 

なんか無限に書いていられそうなので今回はここまで。まだ続きます。