【4年生】AC等々力。 | AC等々力ブログ

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ALIVE. One Orange.
川崎市中原区 少年少女サッカーチーム

ナンジーです。

 

 

今日は3世紀ぶりに4年生のTMのメインコーチを勤めさせていただきました。

 

4年生。練習では見ているけれど、

やっぱり試合は試合で別の表情を浮かべるものです。

 

けっこう楽しみにしておりまして、

昨日はぐっすり寝れました。

 

後池ドルフィンズさん、ありがとうございました。

 

【スコア】

15分ハーフ

2-1 だいき しゅうさく

1-0 つばさ

0-2

1‐0 オウンゴール

 

いやあ、面白かったです。

 

1試合目から、最後のPKまで。

 

楽しませてもらいました。

 

喜怒哀楽。

それがAC等々力だし、

それが各個人のエネルギーですし、

それを観てもらってナンボのAC等々力です。

 

無感情なロボットを誰が応援したいと思うのか。

応援されるチームを目指す。

応援されたい人を増やす。

応援してくれる人を拒まない。

誰をも受け入れられる、そんな暖かい人を目指す。

その成長過程を大人が応援して見守る。

それがAC等々力です。

 

だから、少しでも君たちの根源である感情を引き出そうとまずは心がけました。

 

が・・・まずは君たちの成長にびっくり。

ツバサのドリブルのキレと賢さとサボりっぷりにはフットボーラーの匂いを感じましたし、

アオイのハードワーク&ハードワーク。

みーちゃん&ミウの安定感と献身性。

ダイキのスピードと芽生えてきた自信。

レンの賢さと秘めたるパッション。

 

 

後は印象に残っている今日のエピソードとしては、

 

 

タゴサクをシュウサクにしようと目論むも、シュウサクにはなりきれず。
みーちゃんのヘディングチャレンジやら、

ハルヤのGKとしての可能性。

 

各個人のチャレンジと失敗を認めて、分析して、成長を促すのがコーチの役割です。

そこに喜怒哀楽が乗っかります。

それを表現できる場が、AC等々力です。

 

そしてサッカーに関して。

 

今日伝えたのは2つ。

 

①「どこ」はやられちゃいけないのか。

②最後は、技術。

 

①守備に関しては、もう少しハードに懸命にやってほしい。

それこそ感情をむき出しに、ムキになってボールを奪いに行くべきです。

そして、そこに優先順位があるのがサッカーですから、

筋道を立てつつ、スペースをどのように埋めるかが守備の楽しいところです。

 

②攻撃に関しては、「惜しい」の一言。

判断良し。ポジショニング、悪くない。

でも、パスがずれる。タイミングがずれる。そんなシーンが多く見れました。

 

賢い。そして上手になってる。

そしてそして、すごく君たちはサッカーが楽しそうでした。

 

 

でも、その裏にある「悔しい」という感情を、

僕には隠しているようにも見えました。

 

「悔しい」は恥ずかしいことではありませんから。

 

守備も攻撃も、

「惜しい!でも頑張ったね!」

そんなシーンが多かった。

 

そんな「惜しいシーン」に遭遇した時に、

我々大人は、

悔しさとチャレンジ精神と想像性を同時に駆り立てる「言葉」が必要です。

 

社会に「惜しい」は無いと、サッカーを通じて伝えなければなりません。

 

チャレンジして、失敗を重ねて、成功があると、

サッカーを通じて伝えなければなりません。

 

失敗しちゃった!てへぺろ。

では、ダメだよと。段階を経ながら伝えなければなりません。

 

 

まだ4年生。されど4年生。

 

 

子どもを子ども扱いしては、成長が妨げられる時があると感じます。

今日も真剣に話をしたときには、分かってくれる瞬間が多くありました。

 

 

最後の話を聞いている表情はまさに、ですね。

よく聞いてくれました。真剣に。

本当に素晴らしい子たちです。

 

まだ4年生。されど4年生。

 

大人が限界を決めずに、そして子どもに限界を決めさせずに。

これからも暖かく見守っていきましょう。

 

 

 

南條