これまで仕事も恋愛も順調だった西澤架は

長年交際していた恋人にフラれたことをきっかけに、マッチングアプリで婚活を始める

そこで出会った控えめで気の利く坂庭真実と付き合い始めたものの、1年経っても結婚に踏み切れずにいた

ある日、真実がストーカーに狙われていることを知った架は、彼女を守るためようやく婚約を決意するが、真実は突然姿を消してしまう

真実の行方を求めて彼女の両親や友人、同僚、過去の恋人を訪ね歩くうちに

架は知りたくなかった彼女の過去と嘘を知る…


直木賞作家・辻村深月が現代に生きる人々のリアルな恋愛観と価値観を描いた同名ベストセラー小説を

藤ヶ谷太輔と奈緒の共演で映画化した恋愛ミステリー


なんてことない話なんだけど、最後まできっちりと見せ切ってしまう…


これ、監督は誰だ?と思っていたら

『ブルーピリオド』の萩原健太郎監督だったんだね!

ものすご〜くナットク!!


架(かける)役の藤ヶ谷太輔さん、真実役の奈緒さん

共に好演♪

特にラスト二人の一連の演技は、実は非常に細かくて
フツーのTVのラブストーリーのそれとは、ひと味もふた味も違います

きっと男も女も、身につまされること必至!

もし何も感じないとしたら、よっぽどその人はどうかしてると思いますね


それにしても、架の女友達の二人

いい女ぶってるけど、一番タチが悪いよなあ…

[私の評価 ☆☆☆☆(5つが最高)]


全然関係ありませんが

この映画でも吉岡睦雄さんの姿を見られるとは思いませんでした

(真美のお見合い相手役の一人)