劇団☆新感線の「バサラオ」ライブビューイングを観てきました

そんな複雑な心境が、彼をあのような行動に導いたのでは?と思うのです

ちょっと気になったのは
あの名優、古田新太さんが
僕も含めて、並の役者ならなんとも思わないのですが
ここ最近の新感線といえば
主人公を中心に複数の個性的な仲間が集い、敵をやっつけるという勧善懲悪もの
しかし、今回の「バサラオ」は
主演の生田斗真さんをはじめ、中村倫也さん、西野七瀬さん、粟根まことさん、りょうさん、古田新太さんといった面々が
ひとクセもふたクセもあるメイクをしています
実際、芝居が始まっても
全員くえない面々ばかり!
まあ、生田さんは悪役だということはわかるけど
最終的にラスボスが誰で、誰と誰が組んでラスボスに立ち向かうのか
全く予想がつかない
実に久々に…否、新感線に於いては初めて
全く先の読めない作品に出会って
ものすごく興奮させてもらいました

ここから先、話の流れに言及するところがあるので
本作の結末を知りたくないという方は、ここで失礼させていただきます
そういえば、新感線の公演が始まる時は…
新宿シアタートップスで、古田新太さんが痩せていて
座長いのうえひでのりさんがまだ舞台に立っていた頃…
今から30年以上も前から
開演前に流れている曲は変わりませんねえ
Judas Priest 「HEAVY DUTY」
さて、オーラスは
生田斗真さん演じるヒュウガと、中村倫也さん演じるカイリの対決ということになります
一応カイリは、ヒュウガを討つ理由は語りますが
なんとも釈然としないものがあります
ただ、僕が解釈するに
カイリは、ヒュウガという存在を恐れると共に
実は深く愛してもいた…
まあ、一人のボンクラの解釈ではありますが

ちょっと気になったのは
あの名優、古田新太さんが
30年以上観続けてきて初めて、セリフをかんだこと
それも2回も!僕も含めて、並の役者ならなんとも思わないのですが
古田さんがセリフをトチるのを観るなんて
初めてだったものですから