
異常な猛暑に見舞われたフランスの上空に、不気味な雲が現れる
それは南米に壊滅的な被害をもたらした酸性雨を降らせる危険な雲で、人間や動物のみならず車や建造物までも溶かしてしまう恐ろしいものだった
北部の地方都市に住む中年男性ミシャルと元妻エリースは
寄宿学校に預けていた娘セルマをどうにか救出したものの、酸性雨はあらゆるものを焼き尽くすように溶かし、大勢の命を奪っていく
フランス全土が大混乱に陥るなか、一家は安全な避難場所を求めてあてどなく歩き続ける
しかし彼らの行く手にはすさまじい群衆パニックと、高濃度酸性雨のさらなる恐怖が待ち受けていた…
死の酸性雨が降り注ぐ世界で極限状態に追い込まれた人々の決死の脱出劇を描いたフランス製サバイバルスリラー
良くも悪くも予想どおりの作品
個人的には、僕なんかの予想は軽く超えて欲しかったなあ、という思いです
もうね、「フランス映画っぽいなぁ」という感じ
僕は頭が悪いので、もっとB級っぽいノリの方が好きです
ストーリーは全然違うけど、雨で人間が溶けちゃうという映画なら
個人的には40年前の『魔鬼雨』という映画の方が好きだなぁ
娘のセルマが、もういかにもB級どころか
C級、Z級なノリで終始イライラさせられっ放し!
こういう感じのストーリーを気に入る人がいるかもしれないけど、僕は大、大、大キライでした!
[私の評価 ☆☆(5つが最高)]