1970年代、小さな町工場を経営する坪井宣政と妻・陽子の娘である佳美は
生まれつき心臓疾患を抱えており、幼い頃に余命10年を宣告されてしまう
どこの医療機関でも治すことができないという厳しい現実を突きつけられた宣政は、娘のために自ら人工心臓を作ることを決意
知識も経験もない状態からの医療器具開発は限りなく不可能に近かったが
宣政と陽子は娘を救いたい一心で勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金繰りをして何年も開発に奔走する
しかし佳美の命のリミットは刻一刻と近づいていた…

映画館で予告編を見た時から、難しい内容だろうなあと思っていました


しかし、いざ本編を観てみたら…


うーん、意外にいいぞコレ!👍️

予告では、主に父親を演じる大泉洋さんしかフィーチャーされていませんが

実際の本編は、タイトルどおり家族の物語になっているし(長女役の川栄李奈さん、好演!)

松村北斗さん、満島真之介さん、そして

まさか有村架純さんまで“泣き”に絡んでくるとは思わなかったなあ


唯一、悪役的な役まわりは

光石研さんくらいかなぁ

その光石さんも、彼があの役を演ると

そんじょそこらのわかりやすく安っぽい悪役にはならないところがいいですね


やはり、月川翔監督は信用出来るなあ!


いろんな映画サイトに

果たして人工心臓は出来るのか!?という部分に関わるところまで明記されているので

もし本作に興味を抱いたなら

これ以上何も調べずに映画館に出かけた方がいいかもね

[私の評価 ☆☆☆☆(5つが最高)]