
呪いや祟りから都を守る陰陽師の学び舎であり行政機関でもある「陰陽寮」が政治の中心となっていた平安時代
青年・安倍晴明は天才と呼ばれるほどの呪術の才能をもっていたが
陰陽師になる意欲も興味もない、人嫌いの変わり者だった
ある日、彼は貴族の源博雅から、皇族の徽子女王を襲う怪奇現象の解明を頼まれる
衝突しながらもともに真相を追う晴明と博雅は
ある若者が変死したことをきっかけに、平安京をも巻き込む凶悪な陰謀に巻き込まれていく…
平安時代に実在した陰陽師・安倍晴明の活躍を描いたベストセラー小説「陰陽師」シリーズを原作に
晴明が陰陽師になる前の物語を、原作者・夢枕獏の全面協力のもと完全オリジナルストーリーで映画化
過去に野村萬斎の晴明と伊藤英明の博雅のコンビの映画があったが、あれは面白かった!
今回は、全体的にキャストが若返ったということで
まあ大失敗はないだろうけど、大して期待もしていませんでした
だけど、結構面白いじゃん♪
山崎賢人&染谷将太コンビもいい感じだ
賢人くんは、安心安定の出来
博雅と奈緒さん演じる徽子女王のエピソードも
ついウルッときてしまった
佐藤嗣麻子監督、わりと好きな方だったんだけど
『アンフェア』シリーズに関わるようになってからは
“らしさ”がなくなって、なんだかつまらなくなっちゃったと思っていた
しかし、本作を観て
きちんと“らしさ”が戻ってきて安心したよ♪
ダンナの山崎貴監督ともども、いい流れになってるね
[私の評価 ☆☆☆★(5つが最高)]