米領サモアのサッカー代表チームは

2001年にワールドカップ予選史上最悪となる0対31の大敗を喫して以来

1ゴールも決められずにいた

次の予選が迫る中

型破りな性格のためアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが監督に就任し

チームの立て直しを図るが…


『マイティ・ソー』シリーズのタイカ・ワイティティ監督が

世界最弱のサッカーチームがワールドカップ予選で起こした奇跡のような実話をもとに映画化

2014年に「ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦」としてドキュメンタリー映画化もされたエピソードを

ワイティティ監督独自の世界観とユーモアを交えて描き出す


米領サモアのサッカーチームに起きた、ちょっとした奇跡の映画化

そもそも、サモアと米領サモアって何か違うの?って話だけど

まあ別々の国で

サモア独立国は車が日本と同じ左側通行だけど

米領サモアはアメリカと同じ右側通行です


映画を観ていて、いつものワイティティ(監督)節炸裂だなと思うのですが

実際のトーマス・ロンゲンとかを見ていると

あながち映画の全てが脚色されたものでもないかも…?と思えてきます


トーマス・ロンゲン役をマイケル・ファスベンダーが演っていて

本当にこの人はどんな役でもこなすなぁと心底感心せずにはいられません


『クール・ランニング』等、映画史に残るような作品ではないけれど

肩の力を抜いて、目一杯楽しませてくれます


評論家が褒めるような小難しい作品よりも

僕は断然こちらの方を支持しますね!

[私の評価 ☆☆☆(5つが最高)]